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国内から50年以上記録がなく、環境省レッドリストでも絶滅と判定されたキイロネクイハムシの再発見が琵琶湖からで、発見者が加藤先生で、加藤先生と曽田先生の共著で、分子系統解析まで行い、国際誌で発表という流れはまったくつけ入るすきがなく完璧で、湿地帯生物愛好家として興奮します。
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どうしてそこまでしてメダカを放流したかったのか、各地でそのような情熱をお持ちの方が散見されるので、その情熱の根源を解明することは重要です。私がかかわっていたとあるビオトープでもある日突然メダカが。調べてみると付近におすまいのおじいさ twitter.com/nekodaisuki120…
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治水は大事です。当然です。私は河川工学の研究室で学びましたので。ここで言いたいのは、今は治水と生物多様性保全を両立させる技術があるということです。洪水を経験した人の多くは、アサリも海苔もおいしく食べたことがあるはずです。これからは欲張って両方狙っていきましょうということです。 twitter.com/tricentius/sta…
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しかし某海の海苔や貝をなんとかして欲しいという陳情をしたその足で某海に注ぐ川の上流に新たなダムをつくって欲しいという陳情をしたという昨日のニュースは、個人的にはけっこうショック。生態系とか生物多様性とかぜんぜん理解されていないのかな。生物多様性保全は社会の持続的発展につながる。
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例えばステラーカイギュウとかドードーが未だ治療法がまったくないような人類の難病解決の特効薬開発のカギになったかもしれないけど、すでに絶滅させてしまいました。しかしまだ多様な生物は生き残っています。生物多様性を保全することは、未来の特効薬を保全することでもあります。 twitter.com/numagasa/statu…
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農地をつぶして流通団地つくる時にはだいたい調整池をつくりますね。この調整池の構造を多自然型にする、湿地帯ビオトープ化することを義務づけるとか、いわゆる代償措置ですね。小さいことでもコツコツ積み上げていくことかしか思いつかないですけど、せめてこのくらいして欲しいです。
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魚介類を増やす研究をしていると思ったので私は大学で水産学科に進学したのだ。湿地帯に魚介類がたくさんいるのは幸せな世界だと思ったからである。それから20数年、ぜんぜん魚介類増えてないし、むしろ減っている。放流しても禁漁しても増えないのだから転換すべき。生物多様性保全の視点を持つべき。
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「生息できる環境があるなら貴重で残していきたい」というのはうれしいコメントです。現生息地はちょっとびっくりするくらい良い環境が奇跡的に(部分的に)残っているので、これを契機にきちんと場の保全につながると良いなと思っています。 /
news.yahoo.co.jp/articles/33dbf…
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外来種排除原理主義者を増やしてはいけない。これはもう本当に。ネット上でそうした言説がみられるのは事実。一方で、外来種もう無理あきらめろ主義者を増やすのもいけない。ネット上でそうした言説がみられるのも事実。
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生物多様性ピタゴラスイッチ良いですね。
A案 もっと海藻売りたい!→海藻干しに邪魔な鳥駆除→糞の減少→栄養不足→海藻激減
B案 もっと魚売りたい!→魚捕りに邪魔なサメ駆除→青海亀増加→海藻食い荒らし→藻場減少→魚激減
ピタ ゴラ スイッッ チ
※すべてフィクションです。 twitter.com/ulaken/status/…
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いや本当に、生物多様性か人命かとか言ってる場合ではないのですよ。生物多様性をないがしろにしていると人命が危うくなり経済どころではなくなるのです。生物多様性の保全と再生を行いながら経済を振興していく方法を考えるのがこれからの人類なのであります。 twitter.com/nk_ema/status/…
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野生動物への餌付けは、道路などに飛び出してその個体が死ぬリスクを高めますし、人間の生活圏に入り込むようになって人獣共通感染症を(人獣両側に)広げるリスクを高めます。餌付けはやめましょう(生物多様性保全につながる給餌行為はありえますが、科学的知見に基づいて慎重に行うべきものです)。
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すごい事例だ。。 twitter.com/Sankei_news/st…
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カルタヘナ法違反!!とりあえず飼育品種のメダカを野に放つのは環境破壊でもありますので、やめましょう。 /“遺伝子組み換え”メダカを育成・販売 愛好家の男ら逮捕 カルタヘナ法違反で初逮捕 大学研究所から流出 警視庁 | FNNプライムオンライン fnn.jp/articles/-/496…
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いま決定権のある人たちが22世紀どころか10年後もおられないかもしれないというところが問題。その人たちはお金さえ出せば生きている間はウナギも国産アサリも食べ続けられるだろう。昔はたくさんいたものだからいなくなることも想像できないのだろう。だから若い人たちに関心を持って欲しい。
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安易な放流が本当に生物を増やすのか、ということは科学的に検討し続ける必要がありますよね。むしろ減らすこともある、ということ。生物については我々はまだよく理解できていないことが多くあるということをよく理解しておく必要があります。 twitter.com/nhk_hokkaido/s…
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キビナゴを食べ続けられるように、生物多様性の保全をする必要があると、私は申し上げているのです! twitter.com/oikawamaru/sta…
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豊かな食文化というものは生物多様性が健全に保たれてこそ。日本列島はたまたま地域ごとに複雑で豊かな生物多様性に恵まれた立地で、結果として非常に多様性に富んだ食文化が出来てきたけれども、生物多様性を保全しないものだから、急速にその豊かさが失われつつある。とても残念。しかし抗いたい。
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「2016年からガザミを集中放流をしています。去年、放流した数は120万匹にも上る」のに「漁獲量が非常に少ないことなどから、この店でも、週に1匹から2匹しか入らない貴重な海の幸」というのは、どうなんでしょうか・・ガザミは本来内湾の普通種な気が・・ /news.yahoo.co.jp/articles/53785…
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自動充電式ニホンオオカミ型ロボを野に放つとか、あるいは柴犬を品種改良してニホンオオカミ化して野に放つとか(冗談です怒らないでください)。やっぱり無理そうなのでニホンオオカミを滅ぼした日本人が責任をもってニホンオオカミの役割を果たすしかないのではないでしょうか。人のいる世の間は。
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日本の水産行政は全体的に、そもそも水産業が生物多様性が保全・再生されないと成り立たない産業である、という大前提に対する意識が低すぎると思います。もちろんその点をよく理解して奮闘している職員がいることも知っていますが。大元の水産庁様が強くその点を示していかないといけないと思います。
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こうした外来アカウキクサ属は「アゾラ-アイガモ農法」によって全国にばらまかれたのが分布拡大の一要因として知られています。生物を人為的に野外にばらまく行為は、本当に注意しないと副作用が大きく、取り返しがつきません。/
news.yahoo.co.jp/articles/1c910…
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仕方ない仕方ないでは仕方ない。一部の熱狂的な生物オタクのために保全すべきと言っているわけではなくて、生物を食べて生きてきた人がこれからもそうできるように保全すべき、今後も人類が持続するために保全すべきという話であります。落としどころをみんなで考えて社会に実装するんですよ。
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環境保全活動が嫌いという方は一定数いて、その理由の一つはそうした中に疑似科学を基盤にしたものが混ざっていることにあると思っているのですが、一方で、科学的知見に基づいた環境保全活動が世の中を良くした部分は確実にあります。そういう点で、疑似科学には本当に注意していきたいところです。
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とにかく生物多様性保全を含む環境保全活動とは地球のためではなく、我々自身のためにしていること、ということが時々知られていないので、100%の人々に知って欲しいです。