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自民、五輪前の国会召集を拒否 野党、憲法規定で要求へ:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASP7G…
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翌日になって思い当たったんですが、なんでこんなことを書きたくなったかというと、私の大学宛てに私を解雇せよというご意見がたくさん来たようで、私もキャンセルカルチャーによる失職の危機を感じたわけです。しかしまさか、被害防止に尽力している法学者がこんなことで本当に失職するはずはないと⇒ twitter.com/YyYySinger/sta…
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そして「機構の統制の及ばないところで起きる人権侵害については、『業界の事業者』をどう扱うという観点からの民事法的な方策よりも、当該の人権侵害行為そのものを刑事罰によって規制する方式(より強い規制方式)を求めたい」とも、複数の理事が数回、発言しています。
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⇒この地下化が起きると、AV人権倫理機構の自主規制が(完全ではないにせよ相当程度には奏功してきた自主規制による統制が)届かない領域が増え、救済できない人権侵害が増える可能性が高まる。衛生面での配慮ルールなども及ばなくなる。この流れを防止したいと願っています。(とりあえず了)
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私自身は、この規制内容になるのならば、自発的かつ適法に活動している出演者&事業者にヒアリングが必要だったと思います。
18-19歳の出演契約を認めない特則ルールや、悪質な強要行為を(現行刑法との重複を承知で敢えてメッセージ的に)明文規定で刑事罰で禁止する、⇒ kanaloco.jp/news/social/ar…
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⇒AV人権倫が会議出席をしたことで「当事者の声は聴き取り済み」という扱いになってしまったのだとすると、私が迂闊だったと思います。現役女優さんたちから私が「何もわかってないくせに、迷惑」との趣旨で怒りの発言を受けたのは、今にして思えば当然だった‥と。
この悔恨は率直に言わないと‥。
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この反発は、出るべくして出たという印象があります……
自己決定の成立余地を認めない全員被害者論はやはり無理があり、自己決定に基づいている人々をむしろ蔑ろにする結果になるので、
意思確認手続きを念入りにする適正ルールは不可欠かと。
(迷いなし!の方々には煩雑でご迷惑とは思うのですが) twitter.com/kanameyukiko/s…
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適正AVが、AVは良いものだと社会に向けてお墨付きを与え、若年者を誘い込む仕掛けになっているという言説がごく一部にあるようですが、これはまったくの誤解です。
タバコと似た発想で、不利益告知ルールを自主的に遵守して、応募者に「引き返す自由」を随所で保障しているのが「適正AV」なので、⇒
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また、残虐な悪質行為についてはストレートに警察マターとすることにすれば、(ツイッター上で何人かが指摘なさったような)利権を得るための規制策では、という誤解も払しょくできます。
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半モヒカンを批判されたシャルレーヌ王妃、「私の決めることです」と一蹴 huffingtonpost.jp/entry/princess…
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⇒これも事業者への契約取消しという対処法では矛先がズレており甘すぎて無意味と思われるので、行為主体が事業者であれ個人同人であれ、言われたような悪質残酷な行為強制は、刑事罰対象とすべき。ここで「アウトでないAVはありえない(AVはすべて違法化せよ)」という議論は、別筋でやるべきです。
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私自身は、無意識の選択を仕向けるタイプの世論操作は民主主義に反するという憲法の根幹からの憂慮と、日独の戦時の文化芸術統制が、今でいうインフルエンサーの統制だった、という話をして、
外国からそういう操作を受けたときの防御のための研究に徹するべき、との見解を述べました。
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法学者の端くれとしては、ただバカを見ただけでは終わらないように、なんとか乗り切る道を示したいと思っていますが、その大変さを思うと、その大変さを理解している方がいることに思わず号泣しそうになりました。
(泣いている暇があったら仕事します、はい) twitter.com/usaminoriya/st…
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その理由は、「定義をすると、その定義以外のことは合法ということになり、合法なAVというカテゴリーを存在させてしまうことになる」というものでした。
私たちの見解は、「骨子案におおむね賛成だが今より厳しくしないでほしい」「コアな問題については刑事罰でより明確な対処を」というものでした。
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⇒一方、AV全般について、その特殊性から、出演希望者の意思確認と取消権を通常の契約よりも高度なものにすべきだ、という話は、この話とは別筋になります。
(仮に「カラオケなるものは倫理的に許容できないため、それ自体をすべて違法化すべきだ」という議論があれば、そういう議題とすべきです…)
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⇒この点を申し訳なく思う、と述べることさえ、SNS上では、揶揄か糾弾の集中攻撃を受け、ある新聞社のプラットフォーム的な論説投稿サイトでは、「あまりにも業界寄り、経緯に関する恨みがましい書き方も見苦しい」との趣旨の、叱りつけるような掲載価値なし宣告を受けました。⇒
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「適正AV」の自主規制枠に入らない個人・同人のAVについては、「個人・同人はそうした悪質行為をやっている」と決めつけているわけではなく、調査が不可能なので「ない」と述べる資格が機構にはないので、言われている悪質事例が現在あるとすると、その領域の一角ではないかと推測される、という話で⇒
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⇒このように、言われている悪質残酷な虐待事例についてはそれ自体を刑事罰対象とする、というふうに別筋に整理してから、「AVの特殊性に照らして、実質の強要が起きないよう、契約ルールを出演者保護に寄せたハードルの高いものとする」という観点からの議論をやっていくべきです。⇒
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2022年3月31日の内閣府会議について言えば、AV人権倫理事としての出席者は私1名でした。会議日の前々日あたりに「1分間の発言を」ということで出席要請を受けました。事前に読み上げ原稿を作り1分にまとめようとしましたが実際には80秒ほどの発言となりました。
並行して資料を提供しました。 twitter.com/YK27401193/sta…
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「AV 人権倫理機構の提唱する新法で、“適正”に制作したとしても、AV 女優志願者からの「ギャラだけもらって、やっぱやーめた」キャンセルを数回くらったら、プロダクションを維持できなくなるのでは」
これは本当に心配なんです…。維持できなくなった事業者が地下化すると問題が深刻化するので…。 twitter.com/yotsuba11js/st…
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⇒もしも本当にその道に入りたいと思う人は、入り口としてこの「適正AV」を選んでほしい、
実質的な強要や肖像権侵害がまだ根絶できていないと思われるヤミ事業者や個人に引っかからないでほしい、
という仕組みとして、「適正AV」という標章を掲げて社会的発言に努めているのです。
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⇒現在の悪しき成り行きを懸念する発言は、このように四方八方から無茶苦茶な扱いを受け、冷静に取り合ってくれるところはありませんでした。こちらも生身の人間なので、生きているのも嫌になりそうでした。
この懸念表明と「配慮願い」が無視された上に「業界団体として賛成した」という⇒
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多数の論点を網羅的に検討した良記事と思います。
AV新法とは何か?売春の「合法化」批判、セックスワーカーの「自己決定」とは | The HEADLINE theheadline.jp/articles/627
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両論併記とは、こういう状況でこういうふうに知らせることを言うのだな、と思いました。とても良い解説だと思いました。 twitter.com/bbcnewsjapan/s…
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⇒いくら人間的魅力のない法学者の言葉しか語れない人物でも、生きた生身の人間をこの状態に置き続けたら、まずいかもしれないですよ、と、念のため、社会一般に向けて、発言しておきますね…
あ、ツリーの発端となった女優さんのツイートには、正しい理解をいただいて、感謝しています。😊