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すべて「たたかう」でクリアできるほど、人生は甘くなかったです。疲れたらこまめに回復、しんどいときは弱音を吐くことが大切でした。そして、本当にヤバいときは「にげる」を選択したほうが良かったと思います。一度倒れてしまうと、簡単に復活できない。人生の作戦は「いのちだいじに」が基本です。
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自分が疲れているとき、他人に優しくするのは難しいです。なので、まずは自分に優しくしたほうがいいです。ゆっくりお風呂に入る、唐揚げとか美味しいものを食べる、趣味に没頭する、早めに寝るなど。すると、翌朝には自然と優しくなれます。他人への優しさは、自分への優しさの「おすそわけ」ですよ。
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こちらが話しているときに割り込んでくる人は苦手だし、話を全否定で強制終了する人はマジで無理です。会話は基本「ターン制」。「ずっと俺のターン!」的な人との会話は、心身ともに疲弊するし、大切な時間を無駄に消耗すると思っています。
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人間関係で疲れない方法、何となくわかってきました。「執着しない」「期待しない」「皆から好かれるなんて無理」。この3つを覚えておくと、無駄に消耗することが少なくなります。他人の行動や感情はコントロールできません。なので、「ほどよく無関心」でいることが割と大切だと思っています。
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自分が上手くいったときに褒めてくれる人は大切ですが、上手くいかなかったときに支えてくれた人は、もっと大切にしたほうがいいです。経験上、かけがえのない存在になります。
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最も有益だった陸上自衛隊の教え
「まず結論から話せ!次の瞬間、お前が死んだら誰が結論を報告するんだ!」
おかげさまで結論から話せるようになりました。
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暇な時間が多いと、不安や後悔が思考に侵入しやすくなります。そんな時は、お気に入りに没頭してください。ワクワクできる映画やゲーム、ときめきをくれる推しなど。思考のスキマをお気に入りで埋め尽くす。そうすると、不安や後悔が薄まり、割と楽になれます。没頭は「ネガティブの特効薬」なんです。
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「若い時の苦労は買ってでもせよ」と言われますが、買い物と同じように「苦労の質」は選んだほうがいいと思います。質の悪い苦労は、得るものが少なく、時間と労力の壮大な無駄づかいになります。特に他人から「あなたのため」と押し売りされる苦労は、品質の悪いものが多いので、気をつけてください。
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メンタル凹みがちな人は、自分が弱いのではなく、受けているストレスが強すぎることも考えたほうがいいです。鋼メンタルの持ち主でも、強いストレスを受け続けると壊れます。「私が弱いから…」などと、自分ばかりを責めてはダメです。疲れているだけかもしれません。まずはゆっくり休んでください。
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不機嫌はまわりの人に感染しやすいです。なので、機嫌が悪い人には、できるだけ近づかないようにしましょう。そして、自分が不機嫌なとき、大切な人から離れたほうがいいです。大事な関係を壊さないためにも…
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「逃げてもいい」「無理しなくていい」という「優しい言葉」をオーバードーズすると、人生詰んでしまいます。これらの優しい言葉は、しっかりと戦って疲れてしまった人にかけるものです。目の前の嫌なことから逃げるためのものではありません。優しい言葉は、用法・用量を守って正しくお使いください。
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人生もRPGと同じで、レベルを上げていかないと次第に生きづらくなります。ただ、こういう話をすると「私には無理…」と投げ出してしまう人がいます。そういう人は「仮想敵」が強すぎです。いきなり魔王とかと戦う必要はありません。まずは「勝てる戦い」から始めて、経験値と自信を積むのが大事です。
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生きる意味を考えすぎると、迷子になって落ち込んでしまいます。なので、迷子になりそうなときは、少し先まで生きる理由を考えるといいです。「お昼は唐揚げを食べよう」とか「来週は映画を見るぞ」、「夏は鎌倉に行きたいな」など。その小さな理由が「人生の足元を照らす灯火」になると思っています。
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元陸上自衛隊衛生学校心理教官の下園先生と「本当に役に立つメンタルスキル」についてお話しました。お互いの「うつからの回復のきっかけ」なども語っています。たくさんの方に読んでもらえると嬉しいです。
news.yahoo.co.jp/articles/c5a6e…
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働きやすさの要素っていろいろありますが、「ほどよくコミュニケーションできる環境」が一番だと思います。上司や同僚の顔色を見ながら仕事すると疲れます。一方、話ばかりで仕事が進まないのもストレスです。コミュニケーションに余計な時間と労力を使わないことが本当の働きやすさだと思っています。
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疲れがたまってくると「好きなことをする体力がない…」と思い、趣味や推し活から離れがちになります。ただ、一度離れてしまうと、元の情熱を取り戻すのは難しくなります。なので、疲れていても、少しでいいからお気に入りの時間を作ったほうがいいです。情熱の火は、絶やさなければ何度でも蘇ります。
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寝る前の15分間は記憶が定着しやすいそうです。嫌なことを考えながら布団に入ると、忘れられなくなってしまいます。なので、嫌なことがあった時ほど、すぐにフテ寝せずに、少しだけでも好きなことをして、落ち着いてから寝てみてください。嫌な記憶がグルグル巡ることが減り、気持ちよく起きれますよ。
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本当にイライラしてるときは「怒りを抑える呼吸法」とか「6秒我慢する」なんて、ほぼ効きません。怒りの再生能力は凄まじいです。さらに、梅雨でイライラは悪化します。なので、できるだけ「怒りの根源」から離れ、涼しいところで過ごしてください。感情のコントロールは「間合いと環境」が大切です。
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仕事の難しさって、学校の勉強みたいにひとつの正解があるわけでもなく、お客さんや上司とかで正解がコロコロ変わってしまうところだと思います。なので、いい意味で「適当」になったほうが上手くいくこともあります。あまり完璧を求めすぎると、ゴールが見えなくなって途中で疲れ果ててしまいますよ。
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人生は選択の連続です。経験上、暑いときや空腹のとき、寝不足のときの選択は、思考力が低下しているので、後悔することが多かったです。なので、「暑いときは涼しくする」「おなかが空いたら食べる」「眠いときは寝る」という当たり前のことを大事にしてください。最良の選択ができる土台になります。
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30歳くらいまでは「ガンガン働いて出世する」とか「美容にも気を使ってモテたい」「常に勉強して知的な大人を目指す」などと、とりとめのないことを本気で思ってたけど、40歳が近づくにつれて「焼鳥食べながらビール飲みたい」以外の熱い想いがなくなりました。「不惑の年」とはよく言ったものですね。
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人間関係では、1~2割程度の人は敵になるそうです。そんな人への「いつか、きっとわかり合える」的な努力は、やめたほうがいいと思います。壮大な時間と労力を無駄にするし、優しさを削られてしまいます。そのままの自分を受け入れてくれる人を、もっと大事にしてくださいね。
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人生には若い頃にしか発生しないイベントや獲得できない経験が割と多いです。そして、そのイベントや経験を本当は欲しているのに、我慢したり、いらないフリをして見逃すと、人生単位で後悔することになります。自分の気持ちに嘘をつかないことこそ、後悔しない人生を送るためのコツだと思っています。
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嫌なことがあったときは「日常」から離れることをおすすめします。いつもと同じ空間にいると、嫌な記憶が何度でも蘇ってきます。なので、緑の多い公園やスーパー銭湯など、ぼんやりできるところで「いつもと違う1日」を過ごしてみてください。ちょっとした非日常が、嫌な記憶を上書きしてくれますよ。
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ここ最近、働きすぎて再認識したけど、やはり仕事はカラダに良くないです。お酒と同じく、嗜む程度に働きたい。