Dr.ゆうすけ(@usksuzuki)さんの人気ツイート(リツイート順)

51
急な衝撃で不安な気持ちが増幅した人がいるかもしれません。 心を落ち着けるために ・息を吸いながら2つ数える ・息を止めて1つ数える ・息を吐きながら6つ数える ・息を止めて1つ数える この呼吸のサイクルを5〜10分繰り返すと、すこし気分が楽になるとおもいます。
52
【謝罪について】 謝罪の目的は、許してもらうことではなく、「関係を改善すること」だとあるひとに教えられた。 相手に与えた損害を認めてその痛みを真剣に慮ること。さらにその局面から、どのような態度でどのように行動すれば、お互いにとってよりよい状況になるのかを対話の上で考え尽くすこと。
53
「弱さを見せられるつよさ」というのがある。 とても誠実で、勇気が必要な行為。 もしもそれを拒絶されてしまったとしても、あなたの見せた「弱さ」や、「弱いじぶん」を否定することはない。 相手にそれを受け容れるだけの器がなかっただけ。 ただ、見せる相手が間違っていただけ。
54
うつとか適応障害と診断される人の中に、単純な過労やストレスだけではない、ものすごく根深い生きづらさや自己否定感を抱えられているケースがある。 そういう人たちの「適応障害」は、単なるきっかけに過ぎず、休んで一時的に体力気力が回復しても、また同じ症状を繰り返してしまうことがよくある。
55
心がしんどくて休んでいるときは、「あそぶこと」が大事だよ、と伝える。 「あそび」とは余白のことであり、「あそぶこと」の本質は「自発的に、失敗の過程を楽しむこと」である。 効率を追い、失敗を避け、無駄をとことん切り詰めると、息苦しくなって余裕がなくなり、結果「効率」が悪くなるのね。
56
死にたいとか、空っぽとか、消えたいとか、どんなネガティブな内容でも、それをよいとか悪いとか「判断」されずに受け入れてもらえることで、安心し、はじめて本当はどうしてほしいか、どうなりたいか、どうすべきかを振り返って考えられる。 ジャッジをしない。 じぶんの分かる話に矮小化しない。
57
マイクロマネジメント(細かすぎる指示やチェック、過干渉)がなぜ人の心を蝕むか。 仮にそれが善意からの行いであり、かつ方向性が正しかったとしても、受け手に一切の余白が与えられないため、押しつけられた感覚を持ってしまう。 相手の可能性を無視した「善の行動」は、尊厳を奪いうるもの。
58
孤独感っていうのは、一人でいるときよりもむしろ、「心を通わせていない他者」とともにいるときに際立つものだとおもう。 表面的に言葉を交わしていても 「ああ、本当のことがなにひとつ言えていないな」 「心が通じ合っていないな」 と感じるときに、寂しさをより深く感じたりするよね。
59
SNSに流れてくる特定のニュースや主張に、ものすごく怒っちゃうことがあるんだけど、これには2つ理由がある。 ひとつは、それがじぶん自身の傷つきの記憶を再生産する呼び水になってるから。 もうひとつは、「自他の境界線」が曖昧なために、他人の痛みをじぶんの痛みとして引き受けてしまうから。
60
なんとなく「生きたくない」感じのひとが、お気に入りのバンドを見つけて一人でライブに行って、泣くほど癒されたって話をきいた。 たぶん、その「好き」は他の誰のためでもない、じぶんだけに向けられた感情で、それに浸ることは、普段誰かの感情を優先しているひとにとってものすごく尊いんだろう。
61
知ってほしい。 "義務教育の「義務」は、子どもの学ぶ権利を保障するおとなの側の義務の意味であって、子どもが学校に行く義務ではありません。 子どもの学ぶ権利を親として援助する義務であり、登校を強制することが子どもの心を傷つけるような場合に、むりやり学校へ行かせる義務ではありません。" twitter.com/koko_kaku/stat…
62
じぶんの感情や考えを、安心して打ち明けることができる他者が、そのひとにとっての「安全基地」になる。 「安全基地」に受容されることでもって、じぶんの人生を主体性をもって探求できるようになる。 探求には拠点が必要だから。 大切にされるということを知ってはじめて、じぶんを大切にできる。
63
天気が悪くて気圧がやばい日は「重力5倍デー」なので、今日やれそうなことの期待値を5分の1から10分の1くらいに設定しなおすといいね。やれやれ。
64
つらい感情を「感じないようにする」という対策をとってる人が多いのだけど、なかなかうまくいきにくい。 感情はビーストなので、無視したり抑えつけられるとより強く暴れてしまう。 どんな感情にも役割がある。まずその役割を知ることが、ビースティな彼らとうまくつきあうのに必要な一歩だと思う。
65
水島先生は、"「他人の成功」とは基本的にショッキングな出来事である"と言っていて、その理由は、じぶんの土台が不安定にさせやすいから。 「他人のことを喜べないさもしい人間」なのではなく、単に衝撃によってじぶんの土台が揺らいで不安になっているだけで、タンスの角に小指をぶつけたのと一緒。
66
嫌なことがあったときにすぐに頭がフリーズしてしまう、とか記憶があいまいになったりすることがあるのだけど これは「圧倒的な恐怖」に対して、戦うことも逃げることも出来なかった経験したひとがそれでも生き残るために体得したものであったりする 動物が命の危険にあったときに仮死状態になるアレ
67
じぶんの人生を生きなおしているひとたちを見渡すと、だいたい「友だち」の数が減っていることが多い。 本質的な豊かさや暖かさを与えてくれる人間関係は実はそんなに多くはないことに気づくし、そういう大切な関係をそんなに数多く維持することはできないんだよね。 まずは太字の登場人物を大切に。
68
「やる気が出ない」「思ったように動けない」とき、人は自分のことを責めてしまいがちになる。 でも、「動けない」ということには何かしらの自己防衛的な意味があることがほとんどなので、ただ自分を責めるのではなくて、自分が何をおそれて何を必要としているのかを考えるきっかけにしてほしいよね。
69
じぶんの「毒」の部分を隠して愛されたとしても、存在レベルでの不安は消えない。 「いてもいいんだ」って心からおもえないし、癒されないんだよね。 その毒は誰かにとっての薬になるかもしれない。 そういうミラクルみたいなことがある。 他者と生きることの醍醐味ってそういうことなんじゃないか。
70
「相談したい」の目的はたぶん大きく2つあって ①ぐちゃぐちゃしたものをただ吐き出して心の圧を解放しラクになりたい(リラクゼーション) ②事態をより良い方向に向かわせるため思考を整理したり打開策を探りたい(ソリューション) 相手がいまどちらを求めているかを聴く側が判別できると親切。
71
愛情に恵まれなかったひとほど、すごく印象的な笑顔を放つ。 それを「モンロースマイル」といったりするのだけど、それは根源的な安心が得られにくい環境の中で生きる術として磨き上げてきた尊いものなんだよね。
72
「適応力が高い」というのは能力として素晴らしいことなんだけど危険もある。 自分に本当はフィットしていないものに対しても適応しようとし続けてしまって、心身の不調が起こるまでになってしまう。 ミスマッチはミスマッチとして判別できたほうが絶対いいと思うし、それが判別できるのは別の能力。
73
ごく限られた一部の恵まれた環境に居続けた善良な方々が主張する「普通」というものが、いかに残酷に色々なものを切り捨てていることか。 「普通」を笠に着た人の主張の圧力は凄まじいものがあるな。
74
じぶんのことを「本当は仕事ができないやつだ」と信じ込んでいるひとがわりといる。 右も左も分からないときに無駄に怖い職場で無下に怒られまくった経験からきてるパターンが多い。 でも、安心のない場でパフォーマンス出ないのはみんな一緒。 地雷原やサソリのいるとこで仕事どころじゃないよね。
75
そういうひとは、技術うんぬんの話の前に 「じぶんはこの会話を心から楽しめなかった」 という事実のほうを重くみるべきであって、それはあなたの応対のせいではなく、単に会話相手と感性や知性が合わないだけだったりするのよね。