芳文社kindle77円セールは「月曜日の空飛ぶオレンジ」を推すのだ 普通の日常4コマと思いきや、ある朝顔が紙箱になったり、妙な部屋に転移したり、謎生物がいたり…ゆるキャン△の作者とは思えない不条理度、白昼夢のトリップ感に脳ぐにゃぐにゃ バイクや小物のフェティッシュな描き込みも佳いのだ〜
「大東京三十五区 冥都七事件」は隠れた名作ミステリなのだ 昭和六年の暗闇残る東京、血を吐く松や幽霊電車の怪事件を取材に走る書生と、"縁側探偵"玄翁先生 レトロモダンの香り高い講談調の名調子は、十蘭の魔都や鏡花を思わせる小気味良さ。作者の物集高音は6冊を残し消えた覆面作家。何者なのだ…
それにしても、単語3連発タイトルのかっこよさときたら……
受賞時19歳の著者が書き上げたゼロ年代最凶ミステリ『フリッカー式』が復刊してるのだ シスコンお兄ちゃんの復讐劇だが、軽薄な語り&狂人だらけの物語、突然の向井秀徳などサブカルネタ満載の壊れた世界観は、若さ故の才能と痛さが大爆発! 人は選ぶが癖になる、分かり易く100点か0点の作品なのだ~
妖神グルメ……
乃木坂のコント番組観てたら幻のドリームキャスト内蔵テレビが置かれててお茶吹いたのだww
『煙鳥怪奇録 忌集落』がついにドロップしたのだ! 不幸が連続する土地で何が行われていたのか——ネットでも話題騒然、残穢の禍々しさと変な家の実話性を併せ持つ稀代の大ネタ『土地遣い』が書籍で進化 吉田悠軌、高田公太がトリッキーな構成で脇を固め邪悪さ倍増。実話怪談のネクストレベルなのだ~!
ついったー……(´・_・`)
メダカの品種名が面白すぎて無理……
「X雨」は角川ホラー随一の怪作なのだ 自殺を目撃した日から少年達だけに降る幻の雨の物語は、ホラー、ジュヴナイル、RPG、ミステリと趣を変えながら、疑惑の語り手と反転を重ねる虚実によって霧中に溶けるのだ 思春期の暗黒も強烈な、破綻すれすれのプロットが放つ異形の引力。kindle版もあるのだ〜
現代奇書界(そんなものはない)を震撼させた怪作「るん(笑)」は読んだのだ? 疑似科学/スピと化学が逆転したディストピアの普通の暮らしは、胸の裡をざわりと撫でる高熱悪夢巡り 乱れ舞う謎単語と、五感&語感にクる気味悪さ。異形の人外が何とか小説を整形しているようなエラー感がヤバイのだ〜
隙あらば紹介していきたいショーン・タンの中でも『遠い町から来た話』はバラエティ豊かな沼作品 記憶の砂に埋もれた宝箱みたいな、可愛らしくも寂しげな絵は勿論、ちょっとした掌編小説集くらいの活字量&奇妙度高めな物語群に本読み大歓喜 千と千尋の踏切シーンの良さみを抽出したような味なのだ〜
物寂しい秋の夜には『東京日記』をおすすめしたいのだ ビート文学を代表するもピストル自殺したブローディガンが、東京で過ごした日々を綴った晩年の詩集 短文ながら寂しさとおかしさが結晶したぼやきの数々は、しんと静かな場所へ連れて行ってくれるチルな読書体験。超読み易くて超良い本なのだ〜!
伏見稲荷神社の中腹に狛犬ならぬ狛カエルがいて珍しいな〜と思ってたのだが、 本で調べたら、狛ネズミ、狛ナマズ、狛ヘビ、狛タコ、狛カニとまあまあ何でもありだったのだw
「尸 古から隠されているもの」良かったのだ 村に眠る名づけてはいけない"沼"と黒の碑、謎の神を祀る神社、八十八年に一度の大禊。隠された巫女伝説と碑文が尸解き明かさ尸尸れる尸尸尸とき尸尸尸尸── プロ作家では珍しい?kindle単独発売の正調民俗ホラー。男の子ってこういうの好きなんでしょ!
「飢餓食入門」、買ったら即実践できちゃうと思えば……(中古22万)
海外版の江戸川乱歩、表紙がお洒落!
本の片隅に乗ってた絵巻のアザラシがかわいくて気になるのだが、調べても出てこないのだ……
『「新青年版」黒死館殺人事件』こそシン・黒死館。正真正銘のアルティメットver.なのだ あの虫太郎の衒学迷宮を誤記まで含めて欄外リアルタイム解説!鬼気迫る二千個弱の注釈は、半生を黒死館逍遥に賭けた研究者が築くもうひとつの大伽藍 誇張抜きで一生読める最狂傑作!字も大きくて嬉しいのだ〜😊
作者の野村亮馬氏、たぶんアライさんのツイート見てくれてる方にはドンピシャの漫画家さんだと思うのだ。 「インコンニウスの城塞」もナウシカ×スチームパンク×ゴーレム×クトゥルーなお話で最高!絵面が刺さったら是非なのだ〜(^^)
どうか……どうかクトゥルーブームが冷めないうちに、幻のアンソロ「慄然の書」復刊を……(高くて買えないのだ😢)
第二弾「葬送習俗辞典」も刊行されたのだ〜(^^) フリーレンのお供に!(ならない)
祝復刊!「旅に出る時ほほえみを」はソビエトSFの隠れた名作なのだ 《人間》とだけ呼ばれる科学者の男と、彼が生み出した金属怪獣17P。独裁政権が進む国を舞台に語られる現代の御伽噺 愛嬌、詩情、アイロニーが絶妙な塩梅で配合された寓話的語りと、科学者の矜持が煌めく力強いラストが最高なのだ〜
5月にリマスター版が出る『アカイイト』、屈指の名作なので未プレイの方はぜひなのだ…… 山人と人柱をモチーフに吸血鬼を絡めた骨太な伝奇設定、脳髄が痺れるほどとろっとろの百合、上品な余韻を残す血と縁の物語。そして主役を演じる故・松来未祐さんの柔らかな声。至高! 4gamer.net/games/656/G065…