「野又穫 Continuum 想像の語彙」凄すぎたのだ…… アンビルド、空想建築好きに突き刺さる、世界の関節が外れてしまったような、AIがエラーを起こしながら文明をなぞっているような、奇妙で寂しい建築物の数々。そして人を呑む圧倒的な巨視感(まず絵がでかい!) 影響源にはイーノの名も。図録必買!
ラノベ奇書あつめたブックガイド作ろうとしてるのだが、完成する前に発狂しそうなのだ……
アライさんも定期的に小説を読む気が起こらなくなる周期があって(評論は読める)、 そういうときは様子のおかしい図鑑とか画文集眺めてるとそのうち何かが回復するのだ……(画像はおすすめ作品)
黒死館でも氷沼家でも十角館でも斜め屋敷でも、ふだんはゴミの分別したり、お洗濯もの分けたり、排水溝の汚れに手こずったりしながら生活してるのだろうか……
『「新青年版」黒死館殺人事件』こそシン・黒死館。正真正銘のアルティメットver.なのだ あの虫太郎の衒学迷宮を誤記まで含めて欄外リアルタイム解説!鬼気迫る二千個弱の注釈は、半生を黒死館逍遥に賭けた研究者が築くもうひとつの大伽藍 誇張抜きで一生読める最狂傑作!字も大きくて嬉しいのだ〜😊
本当は魔術師になりたかった貴方!最強魔導書『モダンマジック』がついに発売なのだ 現代に、本気で魔術を学ぼうとする方必読の世界的ベストセラー大著。参考書さながらの平易な解説&段階的なワークで儀式魔術のノウハウを網羅 本も業者も玉石混合の魔術界隈で唯一信じていい1冊!1万円はマジで安い!
#もっと高く評価してほしい映画 『も〜っと!おジャ魔女どれみ カエル石のひみつ』 笑う月の夜は山に入ってはならない― 里に残る悲恋伝説、数え歌の秘密、面。柳田風の民俗ミステリを軸に、親子関係の困難とひと夏の冒険を多層的に描き切った究極の26分! 冒頭から能面が真ッ二つに割れるなどする!
『村の奇譚 里の遺風』は静かなる民俗学名著なのだ 目的不明の石室の秘密、贋金を作る山奥の村、サンカの現在、軒先に猿の手を吊るす地域、数千の墓が並ぶ町 考察のロマンと失われゆくものの哀しさを兼ね添えた極上エッセイは、小説を軽く凌駕する面白さ!足を使って集めた迫力の奇譚集。資料にも〜
出遅れちゃったが『ブラックロッド(全)』届いたのだ〜(^^) パッケージ情報一切なし、漆黒のひとつ目ハードカバー!ルビ&フォント芸はそのままに、ブライトライツ・ホーリーランドが改題されててびっくり! アライさん世代はギブスンより喰らった孤高の仏教サイバーパンクが悲願の復刊。ぜひ!
最近知っていちばん衝撃を受けたのは円山応挙の氷図屏風。な、無いが有るのだ……
ちなみにアライさんが今いちばん楽しみにしてるホラーは、秋にようやく各機種で日本語版が出る『恐怖の世界』ってゲーム。 伊藤潤二とクトゥルーに影響を受けたときめき白黒アドベンチャー!
『稀人』小説版はそっと再評価すべき佳作なのだ 自殺現場のカメラ映像にのみ映る存在しない扉。異界の東京地下。人外美少女Fとの邂逅。人の血しか飲まぬFに惹かれ、現実と理性が融けていく―― 正気が手遅れな怪奇幻想特有のどろ~り陶酔感。民俗学/クトゥルー/キールをカクテルした無貌の恐怖。絶品!
「せっかくのゴールデンウィーク、正気でも捨てようかな☆」って方に三大奇書がおすすめ!むかし作った紹介文再掲しとくのでぜひ~ ドグラマグラ読破の秘技・チャカポコスキップは一部方面からけっこう怒られたので自己責任でw
最大の特徴として、紙以外の本や、特殊装丁の図版が大充実してるのだ! 毒薬入れになってる本、人皮装丁本、魚の皮に記されたコーラン、アンリ2世の暗号解読機…… こんなんずらっと見せられたらどうにかなっちゃう!
『愛書狂の本棚』は奇書カタログの類でも最狂バラエティの大型本なのだ ヴォイニッチやギガス写本はまだ序の口。魚の腹から見つかった本、黒魔術学校の教科書、木の実の豆本、チーズ製の本など、濃すぎるアウトローたちが勢揃い! この手の本って魔術書や博物誌に終始しがちなのだが、これはレベチ!
【イベント出店】 5/21(日) 文学フリマ東京 か-42 既刊 『奇書が読みたいアライさんの変な本ガイド』(フルカラー116頁/1500円) 奇書イさんが紹介した変な本428冊を全文改稿・集成した決定版ガイド!販売以来、増刷&瞬殺を繰り返しているカルト本が再び! 新刊ないので気軽に冷やかしに来てのだ〜w
乃木坂のコント番組観てたら幻のドリームキャスト内蔵テレビが置かれててお茶吹いたのだww
奇書もいいけど奇石もいいのだ。長年プレ値で古書マニア垂涎の的だった『石が書く』が大復活 美しい製本に収められた、ダイナミックな紋様を描く鉱物標本。遊びの分類からタコまで自在に論じてきたカイヨワのマジカルな論説は、魔術や詩の色彩を帯びて鈍く輝く─ 一部の感性を強烈に惹きつける一冊!
紫綬褒章作家、稲葉真弓が死の直前に明かした覆面作家名義・倉田悠子。『黒猫館・続黒猫館』はその隠れた名作なのだ 戦争の昏い影差す昭和16年日本。山中の館で行われる淫蕩の魔宴と哀しき秘密 圧倒的筆力で描かれる麻薬的密室感、高濃度の頽廃趣味にくらっくら。えっちなやつゆえ要注意だが大傑作!
日本が誇るボルヘスマシーン・円城塔からは『文字渦』をご紹介 虫籠の字を戦わせる闘字、本文の呪縛から解き放たれ語り出すルビ、上空に現れた漢字群を凸が撃ち落とすインベーダー 校正者発狂!言語SFに中国偽史が交わる難解な内容だが、妙にトボけた味わいの愉しい短編集。想像力の限界に挑むのだ〜
4年近く本の紹介ツイートさせていただいて痛感してるのだが、小説の宣伝したい方、プロアマ問わず本文のスクショもあった方が絶対いいと思うのだ…… 文体や断片的なシーンの抜粋が、宣伝材料の少ない小説媒体で、映画のトレーラーみたいな役割をちょっとは果たすかと~
異端のパズラーラノベ『二年四組交換日記』に挑むのだ 問題児が集められたクラスで強制的に始められた交換日記 巻頭カラーにはクラス35名の顔、あだ名、派閥リストが付録。日記中のヒントから各々の本名を推測する、名前当てゲームのギミックが仕掛けられた珍品。群像劇としてもちゃんと面白いのだ〜
"桜の樹の下には屍体が埋まっている"ってミームだけ有名な気がするが、 元ネタの梶井基次郎『桜の樹の下には』、3分くらいで読める短編で、白目剥くほどかっこいい狂人マニフェストなので、未読の方はぜひなのだ(^^) aozora.gr.jp/cards/000074/f…
ちなみに、ここ数年で最恐のホラーは普通に『ほねがらみ』だと思うのだ〜。有名すぎて名前を出すのも烏滸がましいが、あまりに凄くて奇の衒いようがない……
面白いフィネガンズウェイク⁈各界震撼の特級奇書『腿太郎伝説(人呼んで、腿伝)』が最狂なのだ! うねうね触手が沸きそうな文体と面白ワードのマシンガン乱射!エロや昭和やナンセンスを呑み込み異様なドライヴ感で進む悪夢の果ては これぞまだ誰も読んだことのない小説──深堀骨が、帰ってきたのだ