Hiroshi Watanabe(@Hiroshi99857672)さんの人気ツイート(いいね順)

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渡米当初は日本車ばかり走る米国を見て「日本のモノづくりは流石だ」等と思ったが、徐々に、家電を買いに行ってもどこに行っても、車以外はほぼ日本製品がないことに気づいたし、周囲では家電などサムスン等が安く高耐久で高性能な地位を確立しており、もはや日本に残された牙城は車くらいなのか。
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激務系職では、特に就職したての頃、自分はショートスリーパーじゃないかと錯覚する時があるが、ほとんどの人はショートスリーパーなどではなくただの慢性的寝不足で、効率が激しく悪化しているか、常に苛立って私生活が台無しになっているか、又は寿命を大幅に削って人生の総リターンを下げている。
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授業に来る成功した起業家達は大学や院在学中に起業した例が多いのだが、こちらでは「試しに起業してみよう」系授業が多数あり、起業で単位が出て卒業に近づくし、専門家の助言やお金も貰え、失敗しても学生として普通に就活でき、大学や院はノーリスク起業場と化している。これ日本でもぜひお願い。
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スタンフォードは日本の高校生向けに「Stanford e-Entrepreneurship」なるWebサマースクールをやってて、英語でこの地の起業について議論し学ぶという、大人対象ならたぶん100万円はする講座がなんとタダなんだけど、一次応募締切が6月20日までだからこれ見た対象者は急げ。 stanford-e-entre.org
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米国の国力の源泉の一つは留学生の大量受入れで、留学生に米国式教育を施し皆が米国文化を国に持ち帰るので米国流が自動で世界標準になるし、コロナ禍すら国境を開け続け留学生をお客様として歓迎し、皆恩義を感じて米国LOVEになるので、勝手に米国の影響力が強まっていく。日本も戦略的に動きたい。
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3/29までのKindle本最大80%オフセール、結構良いビジネス書が対象になっていたのでnoteに雑な解説付きでまとめました。 個人的に今回の掘り出し物は『イノベーターのジレンマの経済学的解明』です。重いテーマなのにエッセイ感覚で夜お酒を片手に気軽に楽しく読めます。 note.com/hiroshi9985767…
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昔、ここの近辺の企業に勤める日本の友人何人かとの飲み会で給料の話になり、こっそり教えてくれたのだけど、その金額がおそらく日本企業の同等の職の3-5倍はあるんじゃないかという高額で、これでは優秀な人材の国外流出はもはや避けようがないなと思った。
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MBAの米国人達は超社交的集団だが、授業での「コロナのロックダウン明けに一番嫌な事は?」との質問への匿名回答には パーティーを断る理由がなくなる 人と会わなければいけない 外出 等が並んだ。 世の中どこでも、一見社交的に見える集団には、無理して社交的「ぶっている」者が多数紛れている
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米国上位大学は親が卒業生だと子は大っぴらに受験で優遇されるのだが、ここの教授の話では、最近ついにその廃止の動きが始まっており、他方で親が大卒でない者を激しく優遇するため、大多数にとっては合格率が数%のただただ入学困難な大学に、非大卒親世帯には簡単にという歪な方向に進みつつある。
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共働き世帯の多くはコロナで保育園が閉まると全然仕事にならず絶望的状況になるのだが、そうでない人の中には「家でちょっと横目で子供見ながら働けよ、何でできないの?子供を口実にサボるな」くらいに思う人も割といるようで、人は実際に相手の立場に置かれない限りは状況が容易には想像できない。
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謎に伸びてるので、今回のKindle本セールでの私のお勧め書籍リストでもまた貼っておきますね。 セールは今日5月26日までなので本の買い物予定がある方はお早めに。 twitter.com/Hiroshi9985767…
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こちらに来るまでは「米国では謝ってはいけない」という固定観念を持っていたのだけど、ここの危機管理の授業で教わったのは全く逆で、「相手に何か害が発生したら何よりもまず誠心誠意謝罪を続けろ」であり、この地でNGなのは謝罪ではなく、「その害の責任が自分にあると明言すること」だった。
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データ系の授業で学んだのは 「入手できる情報量が増えるにつれ、人の意思決定の質は上昇。 ところが『一定量』を越えると、決定の質は逆に悪化。 この『一定量』は我々の想像よりはるかに極小」 他者に情報を活用してほしいなら、情報量は意識的にごく少量に厳選する。 140字のツイートのごとく。
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日本の友人知人を見ると、最近の周囲の30歳前後はいざ結婚となると結局最後は自身と同様の職や似た収入の人を相手に選ぶ傾向が強まっており、結婚後も全力で共働きを続けるので、組み合わせによっては30歳前後で世帯年収が4~5千万円等になる例すら結構あり、世帯収入格差の拡大の流れを肌で感じる。
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ここのビジネススクールには毎年、お金には全然関心がなくNPO等に就職する学生が一定数いるのだが、卒業生データを見ると、そうしたNPO等での新卒初任給は他業種より随分低いとはいえ平均年1200万円くらいらしく、年収1000万円で世間的に高所得とされる国から来た身としては複雑な気分になる。
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交渉術の授業で面白かったのは、自分の依頼を通す「Low Ball」という技法。 「朝7時から勉強手伝って!」との依頼、普通は「朝7時って...」と断られる。 ところが、内容が全く同じ依頼でも、 「勉強手伝って!」 ↓ 「いいよ」 ↓ 「朝7時ね!」 という流れで頼むと、依頼が通る可能性は激増。
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ここの授業で特に良かったのは、心理学の教授の「過去は変えられる」との話で、人の記憶の中の過去は客観的事実ではなく現在の自分の心境に合うよう都合良く改変されているらしく、今の気の持ちようを変えると過去も別の切り取られ方をされて全く別モノに変わるので、過去に悩むなら現在を変えよう。
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30年超かけて膨大な数の起業家や経営幹部と接してきた本校教授曰く、少しでも成功した起業家で自らを不幸だという者は皆無だが、雇われの身の社会的成功者は、たとえ有力企業で出世を重ね年収が億をはるかに超えても「自分は幸せでない」という者が多いそうで、雇われはどうすれば幸せになれるのか。
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コロナ感染者はカリフォルニアだけで1日1万人弱もいるのだが、本校の当局によると、米では重傷者や死亡者の97%がワクチン未接種者らしく、秋学期は全員対面でコロナ前同様に戻るとのことで、ワクチン接種者の間ではコロナ禍は終了したような扱いがされており、日本と様相が随分違っていて興味深い。
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昔ある有名な起業家が「スタートアップ周りでは自分で事業を回したことがない弁護士やら金融関係者が『メンター』などと名乗ってビジネスのアドバイスをくれるが、一部の人を除き、その内容はほぼこっちでとっくに検討され尽くしたことなので多くは時間の無駄です」と言っていて、私は心が痛かった。
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最近授業で面白かった話は、 「スピーチの天才とされる、 ジョブズも、当初TVで『今にも吐きそう、トイレの場所教えて』と懇願し、 ビル・クリントンも、昔は話がつまらなすぎて聴衆皆居眠りし、 キング牧師も、大学のスピーチの授業はC評価。 『話す力』は才能でなく、後天的に身に付けるもの」
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周囲の米国人達がいう「米国人の特徴」が以下なんだけど、もはや日本人との違いが全然わからない。 ・議論を避け当たり障りのない話題を選ぶ ・はっきりした意見表明は好まない ・とにかく他人と同調する ・会話に建前が多い ・時間にシビア ・仕事中毒
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日本人の英語下手は教育のせいにされがちだが、周りの英語達者な外国人達には公教育で英語が上達した様子はなく、単に英語圏の生活が長いか、英米ドラマ等が大好きで本気で独習したか、恋人が英米人などであり、実は日本の英語教育をどういじろうが、それでは英語力は大して変わらないかもしれない。
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プレゼンの授業で意外だった学びは、 「スライドのコピーはプレゼン前に配るな」 スライド集を渡されると、なぜか人は 「この後どんな内容かな?」と話そっちのけで先の頁を眺め出すか、 「後で読めば振り返れるな」と安心し、別作業を開始。 聴衆に聞いて貰いたいなら、配布はプレゼン終了後に。
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5/26終了のKindle本実質50%割引セールで割と良書が出ていたのでまた解説付きでまとめた。 『不確実性超入門』などお勧め。人がいかに本来的に不確実な事柄の不確実性を信じようとせず、誤った法則性や納得しやすい原因を勝手に見出して変な意思決定を行うかが学べて面白い。 note.com/hiroshi9985767…