Hiroshi Watanabe(@Hiroshi99857672)さんの人気ツイート(いいね順)

1
スタンフォードは40歳超の学生も多いが、45歳の学生に「年齢関係なく挑戦できる社会って素敵」と話したら、「挑戦『できる』じゃない。しないといけない。人の寿命は益々伸びる。死ぬまでにかかるコストが昔より遙かに高い。常に新しい学びを取り入れ第一線で働き続けなきゃ野垂れ死ぬ」と返された。
2
最近聞いた研究で一番興味深かったのはこれ。 「生後約3年間の、物心つく前の子供に対する『世間話的な余計なお喋り』の量や頻度と、その子供が成長した後の語彙や読解力の試験の成績の良し悪しとには、強い相関がある。 しかもこのことは、親の所得の大小や親の学歴の良し悪しに左右されない。」
3
ストレスに悩まされる人にぜひ実践してほしいのだけど、ミシガン大学等の最近の研究によると、1日20分、公園等の自然を感じられる場所に「ただ居るだけ」で、人のストレスは大幅低下する。 そこで運動する必要すらない。何しててもよい。ただ突っ立ってたり座ってたりするだけでも良い。超簡単。
4
渡米すると大概、米国人が常にポジティブなことに感銘を受け、「皆前向きで素敵!」となりがちなのだが、米国人の友人曰く、米国はポジティブさへの同調圧力が異常に強く、結構な数の人が周りに合わせて強引に前向きなふりをしているので、裏では相当にストレスが溜まると言っていて興味深かった。
5
日本企業は国内に閉じがちという話を米国の起業家の友人にしたら、「日本は1億人もいるだろ?人種や文化も共通だろ?地理的にも小さいだろ?1億人の均質的な市場だ。米国にはない。世界でも稀だ。言語による参入障壁も高い。美味しすぎる。日本に集中するのは当然だろ。俺でもそうする」と言われた。
6
昔教授宅で夕食を頂いた時に「何で米国は鉄道が発達しないんですかね?」と素朴に聞いたら、一呼吸おいて「しないんじゃない。させないんだ。鉄道は貧しい人が使う。便利な鉄道網があると郊外の裕福な街にも貧しい人がこれるようになる。これを嫌がる人がいるんだ」等と言っていて、米国は闇が深い。
7
授業で出たハーバード等の研究が面白い。 「『生徒の成績が向上したらボーナスを支給する』という教師への報酬制度を、 『まずボーナスを支給し、生徒の成績が向上しなかったらそれを没収する』 に変更すると、生徒の成績は大幅向上」 人は「得る」より「得たものを失う」に強く突き動かされる。
8
スタンフォードの研究によると、「人は努力すれば能力を伸ばせる」と説得的にしっかり教え込まれた子供は、その後しばらくすると他の子供より成績が大幅に上昇していくらしく、子育てで最優先すべきは英語や習い事などの小手先のスキル習得ではなくまずは「やればできる」との「価値観」の教育。
9
マーケの授業にて。 「世にはホットコーヒー派とアイス派がいるが、全体平均を取ってしまうと、人が好きなのは『ぬるいコーヒー』。 『平均的顧客』をターゲットにすると、見事『誰も求めないもの』の出来上がり。 顧客に選んで貰いたいなら、大集団の平均を取らず、顧客層を具体的に細分化せよ」
10
授業で聞いた中で最も衝撃的だったのはスタンフォードの教授の以下の研究で、これはもっと世に広めるべき。 「週50時間の労働時間を境に人のパフォーマンスは劇的に悪化し、55時間以上を境に以降の労働生産性はゼロ。 実は、週70時間働く場合の仕事のアウトプット量は、週55時間働く場合と同じ。」
11
コロナを受けてのWeb授業中、終始ジムで全力疾走している学生がいた。 教授は彼に「直接上場とIPOの違いは?」等と容赦なく質問。彼は息切れしつつ正確に回答。 次第に皆はチャット欄で彼を応援し始める。 80分授業を全力で駆け抜けた彼。教授含む皆が起立し拍手喝采。 Web授業が生む謎の一体感。
12
「米国人は謝らない」との先入観で米国に来て、「あれ、周りは皆意外と頻繁に謝るぞ??」と不思議だったのだが、直近の米国は謝罪の効用が近年の研究等により評価されつつあるようで、ビジネススクールでも「カジュアルに謝るのが信頼確保のために重要だから謝れ」などと教えられていて意外だった。
13
最近、妻と私のPCで、同じホテル同室のWeb表示価格が2万円も違ってて驚いたのだが、Webマーケの授業で以下を聞いたら何となく理由がわかった。 「Macユーザーは他PCユーザーより、 1泊あたり約3千円多く宿泊代を支出し、 40%高い確率で4つ星以上のホテルを選び、 上ランクの部屋を選ぶ傾向が強い」
14
ある偉い方から頂いた助言が興味深かった。 「50代等になると何となく体調が悪い日が多くなる。昔楽しめた様々な事が物理的に出来ない。美味い食事も沢山はとれない。加齢と共に蓄財でお金が増えても、反対に使うお金が生む価値はどんどん下がる。無暗に貯め込まず、価値がなくなる前に躊躇なく使え」
15
心理的安全性に関する授業に出たのだが、高度な事を学ぶと思いきや「5人前後の議論では実はだいたい2人だけが無自覚に7割近く話していてそのせいで他は意見を言えない。その2人はとにかく黙れ。特に偉い奴ほど黙れ」とか単純で、でも色んな場で試すと割とどこでも滅茶苦茶に効果があったのでお勧め。
16
以前米国人の同級生が、「近年の米国は人々が学校や仕事のストレスで潰れていき自殺率はうなぎ上りで、出世に響くから休暇も簡単には取れず休暇中も仕事で、シニア世代と若者の断絶が進み、経済は豊かになっても心は貧しくなる一方だ」等と嘆いていて、どこの極東の島国の話をしているのかと思った。
17
コロナ関係の暗いニュースが続く中で唯一の明るい話題としては、超真面目でいつもビシッとスーツを着込んでるドイツ人の教授が自宅からZoomでWeb授業をした際に、彼が飲み物をこぼして思わず立ち上がったらスーツの下半身がパンツだったことくらいですかね
18
嫌な上司と仕事をしたときに胸がキリキリする感覚を覚えた経験がある人は多いと思うが、実際に研究では被験者の喫煙や肥満等の多様な他のリスク因子を除外しても「上司の良し悪しと部下の心疾患による入院死亡」に明確な相関があるらしく、我々は嫌な上司には文字通り命を奪われかねない。
19
授業に世界有数の高級ホテルチェーンの幹部が講義に来たんだけど、講義の最後に 「今出席しているみなさん、おめでとう。あなたたちは全員、今日から2年間、当ホテルのプラチナメンバーに昇格です」 などといきなり超上級のホテル会員資格を学生全員にタダでばらまき始めて皆が大混乱に陥っている
20
最近最大の発見は千代田区のWeb図書館。 コロナ禍でも自宅から簡単に電子書籍が借りれる。 当然タダ。返却も自動。 絵本や小説だけでなくTOEIC本とかすら取り揃え。 蔵書数一万冊弱で、ビジネス書も増えてて『ティール組織』『LIFE SHIFT』とか人気書も普通にある。 これ、日本中でどんどんやれ。
21
組織論の授業で出た、 「人は、自分が持つ情報を相手も持っていると勝手に思い込むようにできており、人の説明の多くは根本的に情報共有不足」 という点は常に意識したい。 「何で俺の説明が分からないの?アホなの?」と思う場合の多くは、相手がアホなのではない。 単に、自分の説明が不十分。
22
コロナで自宅軟禁になって3週間弱。 暇を持て余した隣人の米兵が庭に出て、斧で木を切り倒したり大掛かりな謎のトレーニング機械を自作し出したり反復横跳びのプロフェッショナル版みたいなものを延々続けたり、彼のエネルギーは尽きることがないし、見てるこちら側としては興味深すぎて休む暇がない
23
スタンフォードで有名なスピーチの授業を受けた際、何か特別な技術を学ぶと思いきや「スピーチやプレゼンは観衆の分析が全てだ。観衆が何を求めているかを徹底的に考え抜け。他の要素は全部二の次だ」とひたすら教わったが、ゼレンスキーの各国用にテーラーメイドされた演説でまさにその真髄を見た。
24
MBA留学に来て、日本人が簡単にこなす金融や経済の科目を米国人達が悪戦苦闘しているのを時々見たが、どこで苦戦しているかよく見ると金融や経済学以前の数学的基礎部分だったことが多々あり、日本の優れた数学教育に感謝すると共に、改めて数学力が金融や経済学の根幹だということを深く実感した。
25
先日インド出身の教授が自分のインド時代の卒業写真を見せてくれて、思い出でも語るのかと思ったら、「ここに笑顔で楽しそうにしてる奴らが写ってるだろ?俺の親友たちだ。全員がコロナにかかった。何人かは死んだ。病院が一つも空いてないんだ。」とか言ってて、医療崩壊が起きるとこのようになる。