ラテン語さん(@latina_sama)さんの人気ツイート(リツイート順)

426
昨晩もこの話題について書きましたが、「正確に訳した」と言う割に«Toutes ces sales gueules pour jouer à PES mon frère,,, t'as pas honte ?»をなぜToutes ces sales gueules pour jouer un PES bordel! Ils n’ont pas honte?と書いてるのでしょうか。訳す前にそもそもフランス語が聞けてないです。 twitter.com/TsujiHitonari/…
427
英語Godspeedは神的に速いことではなく、「成功しますように」という意味です。 これは中世の英語God spede「神が(あなたを)栄えさせますように」に由来し、現代の英語で速さを意味するspeedも元々は「成功」や「繁栄」という意味でした。
428
ウクライナ侵略が始まってから、SNS上で機械翻訳された文章を多く見るようになりました。 機械翻訳は大まかな意味をとるには便利になることが多いですが、しかしながら元の言葉が伝えたかった微妙なニュアンスが失われてしまうことも多々あり、それが結構重要なところだったりするので注意が必要です。
429
グリム童話が18もの言語で読めるサイトがオススメです。 ただいろんな言語で読めるだけでなく、他の言語のバージョンと並べて比較することもできます。画像は日本語とドイツ語版ですが、並べる2言語は自由にカスタマイズできます。grimmstories.com/language.php?g…
430
学園ヘタリアのプロイセンのネクタイには"Hic sunt leones."と、小さくラテン語で書かれています。 意味は「ここにはライオンがいる」で、昔の地図制作者が、地図上で"未踏の地"を表すために使ったフレーズです。私のAPHの推しはポーランドですが、プロイセンがさりげなくラテン語を使ってくるとは。
431
英語の"nice"ほど何回も意味が変わった言葉は珍しいです。 まず語源はラテン語nescius「知らない」で、英語では最初「愚かな」という意味でした。 そこから「臆病な、内気な」「気難しい」「好みにうるさい」などと意味が変わり、「繊細な」という良いニュアンスが生まれて「素敵な」になりました。
432
トレンドにあるアノニマスがよく使う"We are Legion."は、新約聖書マルコ5:9の「そこでイエスが『名は何というのか』とお尋ねになると『名はレギオン。大勢だから』と言った。」が元です。 レギオン(ラテン語でlegio)とは古代ローマの「軍団」のことで、兵員は約4200-6000のかなり大きなグループです。
433
メガバイトの「メガ」とマハラジャの「マハ」の語源は同じで、印欧祖語*méǵh₂s「大きい」です。 他にもメジャーリーグ(major league)の「メジャー」や、地震のマグニチュード(magnitude)の「マグ」もこの*méǵh₂sが元です(マグニチュードの語源はラテン語のmagnitūdō「大きさ」)。
434
オランダ東インド会社のクリアファイルを使ってライバルに差をつけよう
435
イギリスのジョンソン首相のオックスフォード大学時代の専攻は、西洋古典(古代ローマと古代ギリシャ)でした。ロンドン市長時代の動画ですが、2分以上もホメロスの『イーリアス』を古典ギリシャ語で暗誦してます。ここまで出来る人はなかなかいません。 twitter.com/argonerd/statu…
436
イタリアでは、17が不吉な数とされています。 17はローマ数字でXVIIと書くのですが、並べ替えると"VIXI"「(ラテン語で)私は生きた」となり、つまり今は死んでいることを意味するのです。さすがラテン語の本場の国。
437
「キムワイプ」の「キム」はずっと韓国っぽいなぁと思ってたんですが、最初にこれを製造したアメリカのメーカー「キンバリー・クラーク(Kimberly Clark)」の略だと知りました。めちゃくちゃ意外
438
キエフの国立教育ドラゴマノフ大学で上級講師を務め、古典ギリシャ語やラテン語で書かれた作品の翻訳も多数出されていたOleksandr Kysliukさんが、キエフ州ブーチャでロシア軍の手により生命を奪われました。この侵略が一日も早く終わるようにと願うばかりです。 society.fakty.ua/ru/398406-kaca…
439
英語の"nice"ほど何回も意味が変わった言葉は珍しいです。 まず語源はラテン語nescius「知らない」で、英語では最初「愚かな」という意味でした。 そこから「臆病な、内気な」「気難しい」「好みにうるさい」などと意味が変わり、「繊細な」という良いニュアンスが生まれて「素敵な」になりました。
440
「誰にでも間違いはあるが、愚者だけは頑なに間違いを改めない(Cujusvis hominis est errare; nullius nisi insipientis in errore perseverare.)。」キケロー 『ピリッピカ』第12演説より
441
英語の"children"は二重複数です。 中世ではchild「子供」の複数形は"childre"だったのですが、そこにさらに"oxen"「牛たち」などに使われる複数語尾"-en"を足した結果、"children"という二重複数の形になりました。 ちなみに、同じ意味の日本語「子・ども・たち」も二重複数です。
442
「ネギトロの由来は『ねぎ取る』である」という説はTwitterでも度々バズって複数のテレビ番組でも取り上げられている話題ですが、デマと言っていいほど根拠に乏しい説になります。 「実は○○ではなくて△△」というタイプのデマ語源は広まりやすいので、注意が必要です。 poc39.com/archives/7396 twitter.com/ArturGalata/st…
443
くまのプーさんの原作の本の挿絵を描いたE. H. Shepardによる、バイユーのタペストリー風のくまのプーさんのイラスト。
444
ピーターラビットには、古代エジプトのヒエログリフ訳もあります。読んでみたい。museumbookstore.com/products/the-t…
445
フランスの古い本は、上が他のページとつながったままです。不良品ではなく、読む人がペーパーナイフで上を切り離しながら読み進めていきます。確かに不便ですが、味がある製本で個人的には好きです。
446
英語の"children"は二重複数です。 中世ではchild「子供」の複数形はchildreでしたが、さらにoxen「牛たち」等に使われる複数語尾"-en"を足した結果、childrenという二重複数の形になりました。 また、日本語「子どもたち」も二重複数です。
447
北千住の、マルイが入っているビル「ミルディス」はおそらくフランス語のmille(1000)+dix(10)が元で、1010(せんじゅう)→「千住」を表していると思われます。結構凝ったネーミング。
448
ミケランジェロが彫ったモーセ像は角が生えてますが、当時使われていた聖書の古いラテン語訳が原因なのです。 原文のヘブライ語は「彼の頭の皮膚が"QRN"」で(ヘブライ語は母音を書きません)、qerenと読めば「角を生やしていた」、qāranなら「輝いていた」ですが、古いラテン語訳は前者の解釈なのです。
449
タヌキ属の学名Nyctereutesは、古典ギリシャ語で「夜の狩人(núx "夜"+thēreutḗs "狩人")」という意味になります。夜行性であることを反映したかっこいい学名です。
450
ハリーポッターに登場するドラコ・マルフォイのペットはワシミミズクですが、その学名は"Bubo bubo"です。これは、ラテン語のbubo「ミミズク」が元です。 ちなみに、ヨーロッパワシミミズクの学名はBubo bubo buboです。ブボブボブボ。