ラテン語さん(@latina_sama)さんの人気ツイート(新しい順)

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「プラダを着た悪魔」という映画で、パーティーの場で上司に付き添う部下が、そこで会う人の名前や役職や近況を上司に耳打ちするシーンがありました。 古代ローマでも、主人に付き添って出会う人の名前や役職などを主人に耳打ちした「ノーメンクラートル(nomenclator)」という奴隷が存在していました。
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古典ギリシャ語の辞書にて
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暑いのでサクレレモンを食べました。これを作ってるフタバ食品(@FUTABA_SACRE)は、私の地元の栃木県の会社なのです!サクレレモンはこんな暑い日に絶対おすすめです。 "sacré"はフランス語で「神聖な」という意味で、語源になっているラテン語sacerは英語sacred「神聖な」の語源でもあります。
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「ネギトロの由来は『ねぎり取る』である」という説はTwitterでも度々バズって複数のテレビ番組でも取り上げられている話題ですが、デマと言っていいほど根拠に乏しい説になります。 「実は○○ではなくて△△」というタイプのデマ語源は広まりやすいので、注意が必要です。 poc39.com/archives/7396 twitter.com/tyomateee/stat…
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「酒は飲みたい人が飲みたい時に飲むのがいちばんである。無理やり飲ませるのは、お酒にも飲む人にもよくない。」2000年前の詩より
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アメリカの通販で買ったら、届いた段ボールにこんな注意書きが。日本語で書いてくれて(しかも伸ばし棒まで!)、うれしくなりました。
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「キムワイプ」の「キム」はずっと韓国っぽいなぁと思ってたんですが、最初にこれを製造したアメリカのメーカー「キンバリー・クラーク(Kimberly Clark)」の略だと知りました。めちゃくちゃ意外
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『風の谷のナウシカ』の「ナウシカ」は英語版のタイトル(Nausicaä of the Valley of the Wind)を見ればわかる通り、ギリシャ神話に出てくるナウシカアー(Nausikáā)が元だと思われます。 彼女はオデュッセウスが難破の末漂着した地の王女であり、オデュッセウスを援助し、歓待したと伝えられています。
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天の川は英語で"Milky Way"ですが、「銀河」を意味する英語"galaxy"の語源も古典ギリシャ語の「ミルク(gála)」なのです。 また、糖類の一種の「ガラクトース」の「ガラ」も同じ語源です。
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教会スラヴ語では昔、「目」という語を書くときに特別なキリル文字(Ꙩ)を使ってꙨкоと書いた習慣が一部でありました(普通はоко)。この字を「一つ目のO」と言います。 ちなみにꙨкоの双数形はꙭчиです。かわいい。
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東京外国語大学の言語学習教材がすごくおすすめです!学べる言語は27もあり、全部無料です。 しかも英語だけでもアメリカ、イギリス、オーストラリア、インド、シンガポール英語など地域別に分かれています。一生使える教材です。 coelang.tufs.ac.jp//mt/
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「目からウロコ」という表現は聖書にあります。 新約聖書の使徒行伝9章では道を誤ろうとしていたサウロが目が見えなくなった際にキリスト教徒に祈られ、そこで「たちまち目から鱗のようなものが落ち、再び目が見えるように」なり、その後洗礼を受けました。
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アルジェリアの「ジェリア」とナイジェリアの「ジェリア」は全然違います。 アルジェリアの語源はアラビア語al-Jazāʾir (الجزائر「島々」)で、alの部分は定冠詞(英語の"the"にあたるもの)です。ナイジェリアの語源は、国内を流れる「ニジェール川(Niger)」の名前です。
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カルピスの名前は「カルシウム」と、蘇を熟成させた「サルピス(サンスクリット語で"熟酥"[सर्पिस् sarpis])」が合わさったものです。日常の意外なとこにサンスクリットは隠れているものです。
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「彼(オルフェウス)は立ち止まり、地上に出ようとするまさにその時に、なんたることか約束を忘れ、心の弱さに屈して、振り返って妻であるエウリュディケを見てしまった (restitit, Eurydicenque suam iam luce sub ipsa immemor heu! victusque animi respexit)」 ウェルギリウス『農耕詩』第4歌より
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北千住の、マルイが入っているビル「ミルディス」はおそらくフランス語のmille(1000)+dix(10)が元で、1010(せんじゅう)→「千住」を表していると思われます。結構凝ったネーミングです。
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「言葉は一度言ってしまったら飛んでいき、もう取り消せない (semel emissum volat irrevocabile verbum)」ホラーティウス『書簡詩』より
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なんともマニアックな落書き。モンティ・パイソンの『ライフ・オブ・ブライアン』という映画で、ブライアンが「ローマ人ども、うちに帰れ」と書こうとしてROMANES EUNT DOMUSと誤ったラテン語を書き、ローマ兵に見つかったものの内容でなく文法の間違いでこっぴどく怒られるシーンが元になっています。 twitter.com/GanterPablo/st…
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「ジャガーノート (juggernaut)」は英語で「抵抗不可能な破壊力を持ったもの」という意味で、由来はインドのヴィシュヌ神の化身の一つであるクリシュナと同一視される神「ジャガンナート」です。 この神の像を載せた巨大な山車に、わざと轢かれる信者が大勢いたと伝えられています。
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英語のdebt「借金」には"b"があるのに、「デット」と"b"を読まない理由はラテン語にあります。 中世の英語では"dette"という綴りでbは入ってないのですが、その後「detteの綴りは語源のラテン語debitum(負債)に近づけるべきだ」という理由でbを入れました。"doubt"「疑う」にbがあるのも同じ理由です。
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「クーピーペンシル」の「クー」と、「クーデター (coup d'État, "国家への一撃")」の「クー」は同じです。 craypas.co.jp/products/picku…
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「ウルトラマリン」という顔料の語源は、中世ラテン語ultramarinus「海を越えた」です。 ウルトラマリンの原料であるラピスラズリはヨーロッパの近くではアフガニスタンのあたりでしか産出せず、それが海路でヨーロッパに運ばれたからです。
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「愚かな人から"頭がいい"と思われたがっている人は、本当に頭がいい人からは"愚かな人"だと思われている (qui stultis videri eruditi volunt, stulti eruditis videntur)」クインティリアーヌス『弁論家の教育』より
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「文部科学省がまた無理難題を言ってきた」 『新和英大辞典』より
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ビスケットの語源は、ラテン語で「2度焼かれた (bis coctus)」です。 ちなみにパンナコッタ (イタリア語でpanna cotta、文字通りには「火が通ったクリーム」) の"cotta"の部分もラテン語のcoctusが元なので、ビスケットの「ケット」とパンナコッタの「コッタ」は元が同じなのです。