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ちなみにディズニーランドパリは“Nous sommes ravis de vous accueillir, humbles mortels, dans ce mystérieux manoir…”「(死ぬべき運命の)人間ども、君たちをこの謎の館に迎え入れられて嬉しく思うぞ」というセリフで、ここでも不死の神々とは違う死すべき人間(mortel)という表現が使われています。
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活版印刷が発明される以前、本は中世ヨーロッパで特に大変貴重な物でした。このため本には泥棒よけのための呪いが書かれることもありました。
写真はラテン語で「この本を持ち去る者は、死ぬべし。鍋で焼かれるべし」と書かれています。 bl.uk/manuscripts/Vi…
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下のツイートで「ざんまい」はサンスクリット由来だと書きましたが、「シャリ」もそうです。
シャリはその粒が仏陀や聖者の遺骨を指す「舎利」に形が似ているからそうよばれており、舎利はサンスクリットのśarīra「体、骨」が元なのです。 twitter.com/latina_sama/st…
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こちらのツイートにつきまして、英語圏で書き方のマニュアルとして広く参照されているChicago Manual of Style 17th Editionでは(5. 203)、「and/but/soを文頭に置くのはご法度」という教えは否定されています。なので、AndやButやSoで文を始めて全然OKです。 twitter.com/KoalaEnglish18…
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イタリアでは、17が不吉な数とされています。
17はローマ数字でXVIIと書き、並べ替えると"VIXI"「(ラテン語で)私は生きた」となり、つまり今は死んでいることを意味するのです。さすがラテン語の本場の国。
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「トラベル(travel)」は、昔は「つらい旅」というニュアンスがありました。travelは、フランス語travail「労働 (求人雑誌「とらばーゆ」の元)」と語源が同じです。
これら両方の語源は、ラテン語trepalium「3本の杭で構成された拷問器具」です。
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ハロウィンで使うパンプキンは皮がオレンジ色のカボチャですが、日本でよく使われる皮が緑色のカボチャは英語でpumpkinではないです。
どちらもsquash(スクウォシュ)の中の一種で、日本のカボチャは英語でkabochaあるいはkabocha squashと言います。
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今でも結構多くの方がローマがカルタゴを侵略した後に塩を撒いたと書いているのを見ますが、実は古代に書かれた文献にそのような記述は無く、近代の人たちによる作り話だと考えられています。 twitter.com/NanJ_Sekaishi/…
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レストランの語源は「体力を回復させる」という意味のフランス語"restaurant"で、食べ物につく形容詞です。
なので、外食の中で一番レストランの語源に近いメニューは「スタミナ定食」です。
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グリム童話が18もの言語で読めるサイトがあり、オススメです。
ただいろんな言語で読めるだけでなく、比較もできます。画像は日本語とドイツ語版の比較ですが、見比べる2言語は自由に変えられます。
grimmstories.com/language.php?g…
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「クーピーペンシル」の「クー」と、「クーデター (coup d'État, "国家への一撃")」の「クー」は同じです。 craypas.co.jp/products/picku…
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virusは英語ではヴァイラスって読むのになんで日本語では「ウイルス」なんだ?って思う人もいるかもですが、日本語は元のラテン語virus(ウィールス)の発音を反映した結果なのです。
古代ローマ時代にはUやWの文字は無く、ウの音にはVが使われていました。古代にならってブルガリもBVLGARIと書いてます。