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これ、実際に例があります。アメリカのホーンテッドマンションのアナウンスに"Welcome, foolish mortals, to the Haunted Mansion"とあり、"mortals"「死すべき者たち(語源はラテン語mortalis"死すべき運命の")」という表現は神話に出てくる不死の神々とは違って、いずれ死ぬべき人間を指します。 twitter.com/gt_o1/status/1…
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ちなみにディズニーランドパリは“Nous sommes ravis de vous accueillir, humbles mortels, dans ce mystérieux manoir…”「(死ぬべき運命の)人間ども、君たちをこの謎の館に迎え入れられて嬉しく思うぞ」というセリフで、ここでも不死の神々とは違う死すべき人間(mortel)という表現が使われています。
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(Dヲタの方々へ)Noteでディズニーリゾートにあるラテン語の解説もやってるのでぜひ!あと、魅力に溢れたラテン語の面白さも広めているので、よろしければフォローもお願いします。私はミラコにあるイタリアの地図のラテン語の説明文を読むためにラテンを始めたほどのDヲタです。note.com/latina_san/n/n…
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5000近くRTされてますが、帝王切開はドイツ語Kaiserschnittの誤訳ではないです。Kaiserに切開という意味は無く、ドイツ語辞典でも帝王という意味しか載ってません。
「一般的に知られる〇〇は、実は誤訳」というツイートは人を惹きつけやすく、その指摘が間違いでもRTされやすいという問題があります。 twitter.com/whiteflicker/s…
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サイゼリヤが好きすぎて、こんな記事書きました。外国語にどっぷり浸かってる私が読んだサイゼリヤのメニュー表からボコボコ湧いてきたトリビアを100も書いてます。ぜひ読んでみてください!rinascimento.co.jp/saizeriya-100t…
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virusは英語ではヴァイラスって読むのになんで日本語では「ウイルス」なんだ?って思う人もいるかもですが、日本語は元のラテン語virus(ウィールス)の発音を反映した結果なのです。
古代ローマ時代にはUやWの文字は無く、ウの音にはVが使われていました。古代にならってブルガリもBVLGARIと書いてます。
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英単語を入力するだけで、それをヨーロッパの各言語に翻訳して地図上に表示してくれるサイトがめちゃくちゃ便利すぎるので、言語好きな人みんなに知ってほしいです!
試しに"language"「言語」でやってみました。theguardian.com/news/datablog/…
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「エゴサーチ」は以前は自分自身について調べるという意味だけだったけど、近頃は検索内容は問わずにただ単に「検索する」という意味でも使われます。
でも、エゴサーチのエゴはラテン語で「私が(ego)」っていう意味だから、「エゴサーチ」の新しい意味の方が語源に近いのです。
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実はドイツ語由来だけどドイツ語が元であるとあまり知られていない言葉に「エネルギッシュ(energisch)」があります。
英語では、同じ意味の言葉は"energetic"(エナジェティック)になります。
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「フェチ」の元をたどると、ポルトガル語のfeitiço「呪物」に行きます。大昔、ポルトガルの航海者たちが行った先での未開民族によって崇拝されている物を指して用いた言葉です。
ポルトガル語feitiço自体の語源は、ラテン語facticius「作られた」です。
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東京外大の言語モジュール、すごくおすすめです!学習できる外国語は27もあり、全部無料です。
しかも英語だけでもアメリカ、イギリス、オーストラリア、インド英語など地域別に分かれています。一生使える教材です。coelang.tufs.ac.jp/mt/
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また、このサイトには無いラテン語を学びたい方にはこちらの本から始めるのをお勧めします。そしてラテン語がどれほど魅力的かは、私がラテン語や古代ローマの面白さをツイートしていますのでそちらもチェックしていただければ幸いです。twitter.com/latina_sama/st…
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「国勢調査」は英語でcensusと言い、これは(ローマで課税と徴兵のために5年ごとに行なわれた)人口調査という意味のラテン語censusの綴りをそのまま使っています。日本の国勢調査も、古代ローマと同じく5年ごとです。