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ローランのための古典ギリシャ語集
μοῖρα (moîra) 運命
Θάνατος (Thánatos) 死、死神
μῦθος (mûthos) 物語
δίδυμοι (dídumoi) 双子
δούλοι (doúloi) 奴隷たち
ἱστορία (historíā) 物語
παρθένος (parthénos) 乙女
τέλος (télos) 終わり
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菌の名前はラテン語由来のものが多いです。
ビフィズス菌はラテン語「二つに分かれた(bifidus)」が元で、バチルス菌は「小さな杖(bacillus)」です。ボツリヌス菌は「ソーセージの(botulinus)」という意味で、これは昔、ヨーロッパでソーセージやハムを食べた人の間でこの食中毒がおこったためです。
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レクイエムは「安息を」という意味のラテン語ですが、今は鎮魂歌という意味でよく使われています。
これは、死者の鎮魂のミサの入祭唱の冒頭がRequiem aeternam dona eis Domine「神よ、彼らに永遠の安息を与え給え」というフレーズで始まっていて、この最初の語が「鎮魂歌」を指すようになりました。
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英語のdoctor「医者」の語源はラテン語のdoctor「教師」なので、医者の人に「先生」と呼びかけるのは偶然にもドクターの語源を言ってることになります。
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たまにシミュレーションが「シュミレーション」と言われてるのを聞きますが、ラテン語をやればもう間違うことはありません。
シミュレーションの語源はラテン語simulo「真似する」で、英語similar「似ている」と語源的つながりがあります。
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デヴィ夫人の「デヴィ」は夫人が以前暮らしていたインドネシアの人名で、語源はサンスクリットの「女神(dévī, देवी)」です。ラテン語のdeus「神」やdea「女神」と同じ語源です。 twitter.com/livedoornews/s…
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イタリアでは、17が不吉な数とされています。
17はローマ数字で"XVII"と書くのですが、並べ替えると"VIXI"「(ラテン語で)私は生きていた」となり、つまり今は死んでいることを意味するのです。さすがラテン語の本場の国。
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アリーナは元々「剣闘士競技の試合場」という意味(ラテン語でarēna)でした。またarēna自体の元の意味は"砂"で、試合場の床に砂が撒かれていました。負傷した剣闘士から血が出ても砂があれば地面を掃除しやすいからです。
今後コンサートでアリーナ席に当たったら、剣闘士のことを思い出してください。
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ニホンオオカミの学名Canis lupus hodophilaxは「イヌ属」+「オオカミ」+「道を守る者」という意味です。
これは、自身のテリトリーに入った人間の後ろを監視する様に付いて来る習性があったためです。
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日本や英語圏などでは「ミッフィー」と呼ばれますが、ミッフィーが生まれたオランダでは「ナインチェ(Nijntje)」という名前です。これはオランダ語のkonijn「うさぎ」から派生したkonijntje「うさぎちゃん」の後半を元にしています。
日本でも、このキャラの絵本では「うさこちゃん」という名前です。 twitter.com/miffy_japan/st…
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