ラテン語さん(@latina_sama)さんの人気ツイート(古い順)

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「悩み事のせいで、つい食べ過ぎて出来たぜい肉」のことをドイツ語では"Kummerspeck"と言いますが、文字通りの意味は「悲しみベーコン」です。かなしい、、、
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こちら、4万5千以上リツイートされていますが、出典を調べようとしても出典が不明です。このように出典が不明な発言がその人の言葉として広く拡散されるのは恐ろしいです。 twitter.com/ma_ikeru68/sta…
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東京にある印刷博物館では、グーテンベルク聖書(民数記17-18章)のTシャツのお土産があります。来館記念にぜひ。
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「君は全部がきれいで美しく、欠点も何一つない。しかしこのような美しい体、純潔でいられるわけにはいかないだろう......」 ヒラリウスという男性が、男性に宛てた詩です。
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名古屋駅近くの地下街ESCAはラテン語として読めば「食べ物(esca, エスカ)」という意味で、レストランが多いからこの名前をつけたのかなと思ったら"EKINISHI SHOPPING CENTER AVENUE"の略でした。
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「言葉は一度言ってしまったら飛んでいき、もう取り消せない (semel emissum volat irrevocabile verbum)」ホラーティウス『書簡詩』より
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ドイツ語のGiftが「毒」という意味なのは、古典ギリシャ語の影響です。 まずGiftは元々「与えること」という意味でした。古典ギリシャ語のdósisが「与えること、贈り物」の他に「薬の用量」という意味があり (ラテン語dosis"用量"の語源)、この影響で「毒」という意味も生じました。
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8月3日は、はちみつの日です。 「色白の少年が大好き! でも蜂蜜色の肌の金髪の子も好き! 黒髪の子にも恋い焦がれるし、金色の瞳の子も見逃せない! でも特に、輝く黒い目の子が最高!」ギリシャ詩集のラテン語訳より
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「私は真面目な女の子でした。あなたに出会うまでは。(Pudica eram donec tibi occurri.)」Writing Latin (Richard Ashdowne, James Morwood著) ラテン語訳練習問題より 何があったのか
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ラテン語は命を救います。 イギリスでは昔、聖職者は死罪を免れていました。容疑者が聖職者かどうかは聖書の詩篇51をラテン語で読めるかどうかで決めていて、文字が読めなくてもこれを暗唱できる人は多くいました。 これを覚えれば、昔のイギリスにタイムスリップして捕まっても命は助かります。
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英語の仮定法のwere ("If I were a bird"等) は、be動詞の2人称単数と1, 2, 3人称複数の過去形のwereではありません。 仮定法の"were"は大昔の英語の接続法過去の名残で、接続法過去ではどの人称でもwǣreでした(複数はwǣren)。今もこれが残って仮定法過去ではどの人称でも"were"が使われるのです。
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主に関東地方にあるスーパーで、私も栃木に住んでた頃によく利用した「ベイシア(Beisia)」ってどういう意味だろうと調べたらまさかのラテン語の"bene"「良く」と旧社名"ISEYA"が合わさってできた名前でした。気づかなかった......
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「非常に多くの人に"自分は恋なんかしてない"と言ってるやつは、実は恋をしているのだ (Qui nimium multis “non amo” dicit, amat)」 オウィディウス『恋の治療薬』より
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人と話していると、アルプス一万尺のアルプスが日本アルプスだと知らない人が意外と多いことに驚きます。 歌の歌詞に出てくる「こやり(小槍)」は北アルプスの槍ヶ岳(標高3180m)にある岩峰のことで、槍ヶ岳の標高も「一万尺(3030m)」と大体同じくらいです。
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「セスキ炭酸ソーダ」の「セスキ」は、ラテン語のsesqui「1.5倍」が元です。 炭酸ソーダ(英語でsodium carbonate)と重曹(sodium bicarbonate, bi-の意味は"2")の中間に位置するという意味合いで、このように名付けられました。
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ジーニアス英和辞典の「ジーニアス」は「天才」ではなく「守護神」という意味です。 以前は「受験生の守護神」というキャッチフレーズで売られていました。geniusの語源はラテン語genius「守護神、才能」で、「ゲニウス・ロキ(genius loci, 土地の守護霊)」のゲニウスもこれです。
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中世の写本ですが、このダイナミックなレイアウト大好きです。 bl.uk/manuscripts/Vi…
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暑いのでサクレレモンを買いました。これを作ってるフタバ食品(@FUTABA_SACRE)は私の地元の栃木県の会社なのです!夏に絶対おすすめです。 "sacré"はフランス語で「神聖な」という意味で、語源である同じ意味のラテン語sacerは英語sacred「神聖な」の語源でもあります。
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「目からウロコ」という表現は聖書にあります。使徒行伝9章では道を誤ろうとしていたサウロが目が見えなくなった際にキリスト教徒に祈られ、そこで「たちまち目から鱗のようなものが落ち、再び目が見えるように」なり、その後洗礼を受けました。
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guest「ゲスト」, host「ホスト」, hostility「敵意」は全部語源が同じで、どれも印欧祖語*gʰosti-「よそ者」にさかのぼれます。 hospital「病院」やhospitality「おもてなし」のhos-の部分も同じく*gʰosti-が語源です。"hospital"は元々「宿泊所」や「慈善施設」という意味でした。
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「怒りは急ぐ。理性は公正な判断を下すことを望むが、怒りは自ら下した判断が公正に見えることを望む」 小セネカ『怒りについて』より
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古典ギリシャ語の辞書にて。
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2000近くリツイートされていますが、バナナを食べるために必要な時間を指すという「ピサンザプラ(pisang zapra)」というマレー語は無いと、マレーシアのメディアが否定しています。malaymail.com/news/opinion/2… twitter.com/girlmeetsNG/st…
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ショッピングセンターの「イオン(AEON)」の名前の元は古典ギリシャ語のαἰών(aiṓn)「時代、永遠、人生」です。 科学の授業で習う「イオン(ion)」の語源はεἶμι(eîmi)「行く」の現在能動分詞中性単数形ἰόν(ión)が元なので、ショッピングセンターのイオンとは語源が違います。
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意外かもしれませんが、「カルチャー」と「カルト」は同じ語源です。 どちらもラテン語colo「耕す、住む、崇拝する」にさかのぼれで、カルチャー(culture)はcoloから派生したラテン語cultura「耕すこと」が元で、カルトはcoloから派生したラテン語cultus「耕作、居住、崇拝」が元です。