ラテン語さん(@latina_sama)さんの人気ツイート(古い順)

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「クロワッサン」と「クレッシェンド」は語源が同じです。 前者は三日月(フランス語croissant)の形で、後者はイタリア語で「次第に増大すること(crescendo)」です。どちらもラテン語crescere「成長する」に遡れますがなぜ三日月が成長と関係があるかというと、三日月は満ちていく最中の月だからです。
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アルゼンチンのメディア「ラ・ナシオン」が、アルゼンチン出身のマラドーナ氏の訃報を伝えています。 twitter.com/LANACION/statu…
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スペインのレンズの広告です。「安心しろサンチョ。ただの風車だ」と言ってます。 これはサンチョを連れたドン・キホーテが風車を巨人だと見間違えて突っ込んでいったという話が元になってて、もしドン・キホーテがよく見えるVIMAXのレンズを使ってたら巨人と見間違えることはなかったという広告です。
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マスクメロン(muskmelon)の「マスク」は「仮面」ではなく、「ジャコウ(英語でmusk)」です。マスカット(muscat)の 「マス」も同じく「ジャコウ」です。 どちらも中世ラテン語muscus「ジャコウ」が元で、ジャコウのような香りがするのでこう名付けられました。
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iPhoneの内蔵辞書はかなり使えます。設定→一般→辞書に行って辞書を選んでダウンロードしたら、外国語のページでわからない語があっても選択して「調べる」を押せば、自分が選んだ辞書での説明が出てきます。 画像は、ウィズダム英和辞典でcomprehensiveを調べた例です。めちゃくちゃおすすめです!
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「色白の少年が大好き! でも蜂蜜色の肌の金髪の子も好き! 黒髪にも恋い焦がれるし、金色の瞳も見逃せない! でも特に、輝く黒い目の子が最高!」ギリシャ詩集のラテン語訳より
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ミケランジェロが彫ったモーセ像は角が生えてますが、当時使われていた聖書の古いラテン語訳が原因なのです。 原文のヘブライ語は「彼の頭の皮膚が"QRN"」で(ヘブライ語は母音を書きません)、qerenと読めば「角を生やしていた」、qāranなら「輝いていた」ですが、古いラテン語訳は前者の解釈なのです。
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「お前の戦車なんかぶっ壊れればいいんだ! (Utinam tuus currus dēleātur!)」
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Helveticaというフォント名は、ラテン語で「スイスの」という意味です。これはスイスのデザイナーによって作られたフォントだからです。 "Helvetica"はスイスっぽい響きが無いですが、この名前は古代に現在のスイスの地に居住していたガリア人の「ヘルウェティイ族」に由来するからです。
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英語の"children"は二重複数です。 中世ではchild「子供」の複数形は"childre"だったのですが、そこにさらに"oxen"「牛たち」などに使われる複数語尾"-en"を足した結果、"children"という二重複数の形になりました。 ちなみに、同じ意味の日本語「子・ども・たち」も二重複数です。
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最近知って驚いたのが、フランス語の「東西南北(est, ouest, sud, nord)」が英語由来だということです。 これらの語源は古英語ēast, west, sūþ[sūth], norþ[north]で、フランス語として古くからあって日常よく使われる語なのに英語が語源という、かなり珍しい例だと思います。
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ポルトガル語の「ありがとう」はObrigadoと言いますが、これはラテン語obligatus「縛られている」が語源です。 obligatusはobligo「縛る」という動詞の過去分詞で、obligoは他に「恩義を施す」という意味も発生しました。なのでObrigadoの元の意味合いは「恩義に報いる義務を負っている」です。
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1970年代でも、イタリアには文字が書けない人が5%もいました。これは1973年にシチリア島のとある女性が遠く離れた夫に宛てた手紙です。妻は誰かに手紙の代筆を頼むことはせず、夫婦で決めた絵文字で手紙を書いていました。
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南アフリカで行われた人種隔離政策「アパルトヘイト」のヘイトは、"憎悪"という意味ではないです。 アパルトヘイト(apartheid)は南アフリカ共和国で話されているアフリカーンス語で、apartは「離れている」で、heidは状態を表す名詞を作る接尾辞です。英語childhoodの"hood"と語源的関係があります。
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『海底2万マイル』は海の深さではなく、海中を移動した距離のことです。 仮に2万マイルが深さだった場合、原題のフランス語"20000 lieues"は約8万kmなので地球の直径(12000km)を突き抜けて宇宙に行ってしまいます。 lieue(リュー)という単位は日本人になじみの無いものなので、マイルと訳されました。
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「英英辞典」を読めって言われても高校時代いまいちピンとこなかったんですが、scholarship「奨学金」の項目に「与えられた(given)お金」という説明があって、貸与型の奨学金はscholarshipじゃなくて"student loan"「学生ローン」と言うんだと学びました。英英辞典でこういう微妙な違いが分かります。
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「暦の上ではディセンバー」 もう12月です。英語Decemberの"decem-"の部分はラテン語で10という意味なのですが、これは古代ローマの一年が英語March「3月」の語源の"Martius"という月から始まっていたことに由来します。 Martiusから数えて第10番目の月なので、ラテン語でDecemberと言われました。
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年賀状を書く時期になりましたが、「あけましておめでとう」は"A Happy New Year!"ではなく、"Happy New Year!"の方が自然です。挨拶の場合は、不定冠詞のaは使いません。 ただ、"I wish you a happy New Year"「新年が良い年でありますように」などのような文章では"a"が使われます。
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イギリスのジョンソン首相のオックスフォード大学時代の専攻は、西洋古典(古代ローマと古代ギリシャ)でした。ロンドン市長時代の動画ですが、2分以上もホメロスの『イーリアス』を古典ギリシャ語で暗誦してます。ここまで出来る人はなかなかいません。 twitter.com/argonerd/statu…
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高校生の時、図書館の英語の棚にちょこちょこDHCが出してる本があって「化粧品のDHCがなんで語学の本を出してるんだろう?」って思ってたんですが、DHCはもともと翻訳の会社で「大学翻訳センター(Daigaku Honyaku Center)」の略だったと今日知りました。意外。
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イスラエル料理の中で、ゲーム「魔法使いの約束」が好きな方にマッツァーを紹介します。 このゲームにて、東の魔法使いのシノの呪文が「マッツァー・スディーパス」で、前半がマッツァー、後半(sudipas)がラテン語sapidus「おいしい」の並べ替えだと考えられているからです。cookpad.com/diary/2638068 twitter.com/latina_sama/st…
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香港の民主活動家でハロヲタでもある周庭(アグネスチョウ)さんが、禁錮10ヶ月の判決を受けました。今日は周庭さんの誕生日です。 英語名の「アグネス」の語源は古典ギリシャ語hagnós(ἁγνός)で、意味は「純粋な」「罪のない」です。 twitter.com/chowtingagnes/…
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「ノーブレスオブリージュ」は「位の高い人はその身分にふさわしい振る舞いをしなければいけない」という意味で使われますが、これはフランス語の文"Noblesse oblige."「貴族という身分は義務を負わせる」が元です。これだけで文になっているのです。
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私の地元の栃木県が誇るグルメ、それは #岩下の新生姜 です。ちなみに「岩下の新生姜」はラテン語でIVASITAE NOVVM ZINGIBER(イウァシタエ・ノウム・ジンギベル)です。呪文みたいな響き。
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この間テレビでイタリア人が「サラダの語源はラテン語のsal"塩"なんですよ、味付けは塩だけでいい」って言ってたけど、あの人はジムに行ったら裸になるんだろうか(ジム[gym]の語源は古典ギリシャ語gymnós「裸の」で、古代ギリシャのアスリートが運動場で裸でトレーニングしていたことから)。