ラテン語さん(@latina_sama)さんの人気ツイート(新しい順)

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この時期ついつい食べてしまうみかんにある白い筋は「アルベド」という名前があります。語源はラテン語albedo(アルベードー)「白さ」です。 alb-で始まる語は白に関係していることが多いです。たとえば英語のalbumenは「卵白」で、album「アルバム」も写真を貼り付けていない状態ではまだ白い本です。
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今年は兎年です。こんなラテン語使うか?とは思いますが、日本にはうさぎがいっぱいいる大久野島がありました。
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「栄えの朝日がのぼります。縁起の悪い言葉や心持ちは避けましょう。縁起のいい日には、それにふさわしい言葉を話すべきです」 オウィディウス『祭暦』1月1日についての記述より
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「食え。飲め。遊べ。死後に快楽は無いぞ (Ede, bibe, lude; post mortem nulla voluptas)。」
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古典ギリシャ語には「愛の海を航海する(ἐρωτοπλοέω [erōtoproéō])」という単語があります。ロマンチック!
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栃木から東京に来て、「を」の文字を「重い"お"」と言ったら「何それ?」って言われました。 後から知ったのですが、「を」の文字を「重い"お"」と呼ぶのは北関東の一部などの地域だけらしいです。
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雨のにおいは、オーストラリアの科学者が"petrichor"と名付けました。古典ギリシャ語のpétrā「岩、石」とīkhṓr「体内を流れる液」の要素を組み合わせています。 twitter.com/tetsuo_tk/stat…
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ラテン語をやっている身として少し残念なのは、いろんなYoutuberがやっている「外国で、現地の言葉をしゃべってその土地の人を驚かせる」が出来ないことです。やってみたかった。
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今日も一日
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引用元の文学作品の文脈とはかけ離れた引用がはびこる今日この頃ですが、この『ラテン語名句小辞典』は丁寧に元の文学作品での文脈が解説されていて、おすすめの一冊です。読み方がカタカナで書かれてるのもうれしいポイントです。
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発掘されたところの出身である霊長類学者の「河合」さんの名前(Kawai)に、「河合の」という意味になるようにラテン語の男性単数属格風に語尾に"-i"を足したから偶然こんなこと(Kawaii)に。 朝日新聞デジタル:日本最古の哺乳類化石、学名は「カワイイ」 asahi.com/special/news/a…
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今まで多くの外国人と接してきた私ですが、絶対に「世界の常識」や「海外では当たり前」という言葉は使いません。 世界には様々な文化圏や国があり、1つの国の中でさえも複数の考え方があります(日本のように)。このことを考えれば、「世界の常識」のような言葉はかなり現実離れしていると分かります。
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薬屋さんの看板にあるRっぽい文字は、処方箋を表す記号です。 これはラテン語のrecipe「取れ」の略で、昔はラテン語で薬の調合方法を指示する際、この単語から書き始めていたことに由来します。「~(材料)を取れ。そして以下のように調合しろ」という指示でした。料理の「レシピ」の語源でもあります。
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「戦争というものは全て、始めるのは簡単だが終わらせるのは極めて難しい。戦争の開始と終了が同じ人の権限にあるわけではない。 戦争を始めるのは誰でも、臆病者でも出来るが終わらせるのは勝っている側が止めたいと思う時だけである」サッルスティウス『ユグルタ戦争』より
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英語のisland「島」になぜsがあるか? 元々古英語で「島」はieglandで、中英語でilandになり、その頃フランス語経由で英語に入ったile「島」に影響されて"ile-land"とも綴られ、「ileの語源がラテン語insula「島」だからile-landにsを入れよう」という理由で元(古英語)の語源と関係なくsが入りました。
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古代ローマ人がやっていた「ワインの雪割り」を知っていますか?穴の開いた金属製の漉し器に雪を詰めてそこにワインを注ぐとワインは雪で冷やされ澱も取り除かれて、さらには飲みやすい程度に薄まるという便利なものでした。 ちなみにラテン語で「雪が降る」は"ningit"と、一語で言えます。
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フランス語を始めた時まで知らなかったのですが、Adieu !(アデュー)「さようなら」は長期間、または二度と会えない相手に対して言うあいさつです(成り立ちは「神のお恵みがありますように(Je vous recommande à Dieu)」)。 そのような相手でなければ、一般的にはAu revoir !を使います。
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「(大多数の人がそうしてしまうけど)自分が理解できない物を悪く言わないように...」 クインティリアーヌス『弁論家の教育』より
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ASICSの社名は、ラテン語Anima Sana In Corpore Sano(健全な身体に健全な魂)の頭文字で、これはユウェナーリスによる「健全なる精神が健全なる肉体に宿れと祈るべきである(Orandum est ut sit mens sana in corpore sano)」という文が元になっています。 意外な所にラテン語は隠れているものです。
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ルイ14世は「朕は国家なり(L'État, c'est moi.)」と言ったと伝えられますが、当時の公的な記録にはありません。逆の趣旨で、死ぬ間際に後のルイ15世となるひ孫に「私は去ってしまうが、国家は永久に存続するだろう (Je m'en vais, mais l'État demeurera toujours.)」と言った記録は残っています。
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実はドイツ語由来だけどドイツ語が元だとあまり知られていない言葉に、「エネルギッシュ(energisch)」があります。 英語だと、"energetic"(エナジェティック)になります。
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CDを焼くときに使う"nero"というソフトの名前の由来は、ローマに大火事を起こしたと噂された皇帝ネロです。 neroはドイツのソフトで、ドイツ語で「ローマ」は"Rom"と言うので、"nero Burning ROM"は「CD-ROMを焼くneroというソフト」と「ローマを焼く皇帝ネロ」をかけているのです。
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「レストラン」の語源は「体力を回復させる」という意味のフランス語"restaurant"で、食べ物につく形容詞です。 なので、外食の中で一番「レストラン」の語源に近いメニューは「スタミナ定食」です。
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慶應義塾大学東門に書かれているラテン語は、『学問のすゝめ』の中で引用されている「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」の訳です。驚くのはラテン語のクオリティがかなり高いことです。誰が訳したかご存じの方いらっしゃいますか?
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では「透明」は英語で何というかというと、transparentです。これはラテン語のtrans「越えて」とpareo「見える、明らかである」という要素から成り立っています。 「半透明」はtranslucentと言い、元のラテン語transluceoは「透けて見える、(何かを通して)光って見える」で、"luc"の元は「光」です。 twitter.com/latina_sama/st…