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イギリスのジョンソン首相のオックスフォード大学時代の専攻は、西洋古典(古代ローマと古代ギリシャ)でした。ロンドン市長時代の動画ですが、2分以上もホメロスの『イーリアス』を古典ギリシャ語で暗誦してます。ここまで出来る人はなかなかいません。 twitter.com/argonerd/statu…
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年賀状を書く時期になりましたが、「あけましておめでとう」は"A Happy New Year!"ではなく、"Happy New Year!"の方が自然です。挨拶の場合は、不定冠詞のaは使いません。
ただ、"I wish you a happy New Year"「新年が良い年でありますように」などのような文章では"a"が使われます。
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「暦の上ではディセンバー」
もう12月です。英語Decemberの"decem-"の部分はラテン語で10という意味なのですが、これは古代ローマの一年が英語March「3月」の語源の"Martius"という月から始まっていたことに由来します。
Martiusから数えて第10番目の月なので、ラテン語でDecemberと言われました。
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『海底2万マイル』は海の深さではなく、海中を移動した距離のことです。
仮に2万マイルが深さだった場合、原題のフランス語"20000 lieues"は約8万kmなので地球の直径(12000km)を突き抜けて宇宙に行ってしまいます。
lieue(リュー)という単位は日本人になじみの無いものなので、マイルと訳されました。
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南アフリカで行われた人種隔離政策「アパルトヘイト」のヘイトは、"憎悪"という意味ではないです。
アパルトヘイト(apartheid)は南アフリカ共和国で話されているアフリカーンス語で、apartは「離れている」で、heidは状態を表す名詞を作る接尾辞です。英語childhoodの"hood"と語源的関係があります。
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ポルトガル語の「ありがとう」はObrigadoと言いますが、これはラテン語obligatus「縛られている」が語源です。
obligatusはobligo「縛る」という動詞の過去分詞で、obligoは他に「恩義を施す」という意味も発生しました。なのでObrigadoの元の意味合いは「恩義に報いる義務を負っている」です。
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最近知って驚いたのが、フランス語の「東西南北(est, ouest, sud, nord)」が英語由来だということです。
これらの語源は古英語ēast, west, sūþ[sūth], norþ[north]で、フランス語として古くからあって日常よく使われる語なのに英語が語源という、かなり珍しい例だと思います。
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英語の"children"は二重複数です。
中世ではchild「子供」の複数形は"childre"だったのですが、そこにさらに"oxen"「牛たち」などに使われる複数語尾"-en"を足した結果、"children"という二重複数の形になりました。
ちなみに、同じ意味の日本語「子・ども・たち」も二重複数です。
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アルゼンチンのメディア「ラ・ナシオン」が、アルゼンチン出身のマラドーナ氏の訃報を伝えています。 twitter.com/LANACION/statu…
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ピーターラビットには、古代エジプトのヒエログリフ訳もあります。読んでみたい。museumbookstore.com/products/the-t…
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「マルマルモリモリ」という歌がありましたが、ラテン語でmalum malum mōrī mōrī(マルムマルムモーリーモーリー)であれば、「愚者の悪事、愚者の悪事」という意味になります。
ちなみにmālum mālum mōrī mōrī(マールムマールムモーリーモーリー)では、「愚者のリンゴ、愚者のリンゴ」になります。
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「クールジャパン」という言葉は90年代にイギリスで流行ったcool Britanniaというフレーズが元で、これは愛国歌Rule, Britannia!「統べよブリタニア」をもじっています。Britanniaはグレートブリテン島のラテン語名です。
「クールジャパン」には何のもじりも無いので、何とかならないかと思ってます。
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今やってる『いざわ・ふくらの解けば解くほど賢くなるクイズ』という番組で「古代ローマの兵士の給料は塩だったからsalary"給料"の語源は塩だった」と言われてましたが、ここに書いた通り正確には、「塩代」という名目でしたが貨幣で支払われていたのです。 twitter.com/latina_sama/st…