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飯田橋にあるフランス関係の書籍を主に扱う欧明社さんが、今年の2月末で閉店されます。私もよくお世話になりました。現在洋書のバーゲンセールを行っています。omeisha.com/?pid=166114139
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また、こちらの蜂蜜酒は現在神保町の書泉グランデ1階で開催されている「ヒストリ屋-中世ヨーロッパ大騎士博-」でも販売されています!他にも様々な蜂蜜酒や中世ヨーロッパのグッズがありましたので、興味のある方はぜひ! twitter.com/latina_sama/st…
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この特別企画「イスラーム王朝とムスリムの世界」では、このようにアラビア書道の展示もあります。ぜひ実際に足を運んでみてください! twitter.com/latina_sama/st…
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「シルエット」はフランスにて、不人気のためわずか8ヶ月で失脚した財務総監エティエンヌ・ド・シルエット(Etienne de Silhouette)の名前が元です。
この名からà la Silhouette「仕事は早いが粗雑な」という表現が生まれ、輪郭のみ明らかになってる横顔の影絵がsilhouetteと呼ばれるようになりました。
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テーブル・イズ・ウェイティングという東京ディズニーシーのショーのデザートの場面でシャルル・トレネの『優しきフランス(Douce France)』がかかるのですが、douceには他に「甘い」という意味もありデザートの場面にぴったりなのです。
フランス語が分かる人にしか分からない言葉遊びが隠れています。
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FGOにも登場する、トロイア戦争でのトロイア側の戦士「ヘクトール」は中世ヨーロッパでは騎士道の手本とされましたが、英語"hector"は「いじめる」という意味になっています。
なぜかというとヘクトールの名前を元にした、17世紀にロンドンの街を荒らし回った"the Hectors"という集団がいたからです。
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「アンソロジー(作品集、詞華集)」の語源は、古典ギリシャ語の「お花集め(ἀνθολογία, anthologíā)」です。作品集に載った作品は、いわば摘まれた一つ一つの花なのです。ロマンチック。
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英語のdebt「借金」には"b"があるのに、「デット」と"b"を読まない理由はラテン語にあります。
中世の英語では"dette"という綴りでbは入ってないのですが、その後「detteの綴りは語源のラテン語debitum(負債)に近づけるべきだ」という理由でbを入れました。"doubt"「疑う」にbがあるのも同じ理由です。
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ディズニー映画などで有名になった「ヴィラン(悪役, villain)」という言葉の語源は、中世ラテン語villanus「村人」です。
語源から次第にイメージが悪くなり、「村人、田舎者」→「身分の低い田舎者」→「悪党、悪役」となりました。
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「フェチ」の元をたどると、ポルトガル語のfeitiço「呪物」に行きます。大昔、ポルトガルの航海者たちが行った先での未開民族によって崇拝されている物を指して用いた言葉です。
ポルトガル語feitiço自体の語源は、ラテン語facticius「作られた」です。
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英語のpenとpencilは語源が違います。penの元はラテン語penna「羽ペン」(←羽)で、pencilの元はラテン語penicillus「絵筆」(←小さな尻尾)です。
また、マットとマットレスも語源が違います。
英語のmatの語源は後期ラテン語matta「マット」、mattressの元はアラビア語maṭraḥ「場所」です。
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中世ヨーロッパ好きの皆さんに朗報なのですが、中世ヨーロッパで飲まれていた蜂蜜酒を再現した蜂蜜酒が売られています。商品名は、ズバリ"Medieval"「中世の」です。ぜひお試しください。 miel-mie.com/SHOP/MD-mediev…
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今日の「池上彰のニュースそうだったのか!!」で、池上さんが「英語のsalary「給料」の語源はラテン語で塩を指す「サラリウム」で、古代ローマの兵士の給料は塩だった」と説明していましたが、実際は"salarium"は「塩代」という意味で、兵士の給料は「塩代」という名目で貨幣で支払われていたのです。
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「雪だるま」はなんで「だるま」なのかなって思ってたんですが、江戸時代では本当に雪でだるまを作っていたそうです。dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid…