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即興劇や練習曲を「エチュード」と言いますがこれはフランス語étudeが元で、étudeは英語のstudy「勉強」と同じ語源です。
元はラテン語studium「勉強、熱意」で、フランス語はstudium→estude→étudeという道をたどっています。
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アイドリッシュセブンのグループ"ŹOOĻ"のŹはポーランド語など、Ļの文字はラトビア語などに使われている文字です。
Źについているのは鋭アクセント、Ļについているのはセディーユと言います。 twitter.com/iD7Mng_Ogami/s…
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「フェチ」の元をたどると、ポルトガル語のfeitiço「呪物」に行きます。大昔、ポルトガルの航海者たちが行った先での未開民族によって崇拝されている物を指して用いた言葉です。
ポルトガル語feitiço自体の語源は、ラテン語facticius「作られた」です。
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ゴシック体で書かれたラテン語ですね。
mimi numinum nivium minimi munium nimium uini muniminum imminui vivi minimum volunt「雪の神々のかなり小さい笑劇役者たちは、彼らが生きている間ワインの保護という過剰な義務が軽減されるのを全く望んでいない」と書かれてます。 twitter.com/englishhistpod…
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ここで紹介したシンド語のチャンドゥ(چَنڊُ)「月」の元はサンスクリットのचन्द्र (チャンドラ)「月」で、このチャンドラはラテン語のcandeo「きらめく」や、光の強さを表す単位「カンデラ」の語源であるラテン語candela「ロウソク」と語源が同じです。さすがインド・ヨーロッパ語族です。 twitter.com/latina_sama/st…
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ニホンオオカミの学名Canis lupus hodophilaxは「イヌ属」+「オオカミ」+「道を守る者」という意味です。
これは、自身のテリトリーに入った人間の後ろを監視する様に付いて来る習性があったためです。
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混乱という意味の「カオス」の語源は古典ギリシャ語kháosです。kháosというのはギリシャ神話において海や大地や天空が存在する前の状態を指す単語で、古典ギリシャ語から英語などに借用された後に「混乱」という意味でも使われはじめました。
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たびたび、「ヴォルテールは『私は君の言うことに反対だ。しかし君がそれを言う権利は命をかけても守ろう』と言った」という記述を見かけますが、実際には言ってません。後の時代の作家が作ったものなのですが、ヴォルテールの言葉としてかなり広まってしまいました。(ソース)projet-voltaire.fr/culture-genera…
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評論家の岡田斗司夫さんという方が、「『ロマンチック(romanceからの派生語)』の原義は『まるで古代ローマ人のように情緒豊かな』だ」と言っていたのを知りました。正しい語源は以下に書いた通りなのですが上のような説がどこかに書かれており、一部の人に信じられているのではと思われます。 twitter.com/latina_sama/st…
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ゆるく結ぶ幅広のネクタイなどを英語でcravat(クラヴァット)と言いますが、この語源の意味は「クロアチア人」です。
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最近話題の「ワクチン」の語源はラテン語のvacca「雌牛」です。
昔天然痘が流行っていた頃、牛の病気である牛痘に感染した人は天然痘にかからないことが知られるようになると、医学者ジェンナーは少年に牛痘を接種し、後に天然痘を接種する実験を行い、少年が天然痘にかからないことを発見しました。
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「パスタ(pasta)」と「ペースト(paste)」は語源が同じで、どちらも粉を練って作ったものです。
そしてどちらも後期ラテン語pastaを通じて古典ギリシャ語pastá(παστά)「大麦の粥」に遡れて、この元はpastós(παστός)「塩を振りかけられた」という形容詞です。 twitter.com/animehetalia_w…
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節電で思い出したのですが、英語で電気を指す"electricity"の語源は古典ギリシャ語のḗlektron「琥珀」です。これは琥珀をこすると静電気が発生するからです。 twitter.com/livedoornews/s…
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けなし方は言語によってそれぞれで、例えばドイツ語のWarmduscherは「弱虫な男」という意味ですが、文字通りの意味は「温シャワー浴び」です。
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うるう年には何故2月にうるう日が入るのか?
これは大昔の古代ローマ暦が関係します。当時は年の初めはMartiusの月で、これは英語のMarchの語源です。当時はうるう月があり、調整は12番目のFebruariusの月(Februaryの語源)と年始のMartiusの月の間でした。なのでうるう年の調整はこの時期になるのです。
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「ボイコット」はチャールズ・ボイコットというアイルランドの土地管理人の名前が元です。彼は不作に悩む小作人たちから出された小作料25%軽減の要求を退け、滞納してる人たちに立ち退き令状を渡そうとした際に非暴力の抵抗運動にあいました。つまりボイコットされた人の名前が元になってるのです。 twitter.com/Yomiuri_Online…
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ニホンオオカミの学名"Canis lupus hodophilax"は、「イヌ」+「オオカミ」+「道を守る者」という意味です。
これは、自身のテリトリーに入った人間の後ろを監視するように付いてくる習性があったためです。
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残酷な天使のテーゼに「ほとばしる熱いパトスで」という歌詞がありますが、これは古典ギリシャ語で「感情(páthos, パトス)」という意味です。
この語が語源になっている英単語はsympathy「同情」、telepathy「テレパシー」、empathy「感情移入」、antipathy「反感」、apathy「無感動」などがあります。 twitter.com/latina_sama/st…
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そういえば『ノートルダムの鐘』でカジモドという名は「出来損ない」という意味と言われてましたが正しくはQuasimodoという日(白衣の主日)に拾われたからです。
この日の名前の元はQuasi modo geniti infantes「つい先ほど生まれたばかりの赤子のように」という、この日のミサの入祭唱の始めの句です。 twitter.com/eigatrivia/sta…