ラテン語さん(@latina_sama)さんの人気ツイート(いいね順)

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最近知って驚いたのは、クーピーペンシル(COUPY Pencil)のcoupの部分は、フランス語の「一撃」という意味のcoupだったことです。craypas.co.jp/products/picku… twitter.com/latina_sama/st…
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11月になってしまいました。英語Novemberの"novem-"の部分は「9」という意味なのですが、これは古代ローマの一年が英語March「3月」の語源である"Martius"という月から始まっていたことに由来します。 Martiusから数えて9番目の月なので、ラテン語でNovemberと言われました。
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ロックバンド"9mm Parabellum Bullet"は「9mmパラベラム弾」という弾丸の種類の名前からとられてますが、このparabellumはラテン語のことわざ"Si vis pacem, para bellum"「平和を求めるならば、戦いに備えよ」が元になっています。
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スープの名前にもなっているフランス語「コンソメ(consommé)」の語源は、ラテン語で「完璧(consummatus)」です。 固形のスープの素が「コンソメ」と呼ばれることがありますが、フランス語でスープの素はconsomméではなくbouillon(ブイヨン)と言います。
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ちなみに古事記にはイザナギが亡くなったイザナミを黄泉の国から連れて帰ろうとして自ら黄泉の国に行くも最終的には不成功に終わるという話がありますが、これとかなり似た話がギリシャ神話にも、オルフェウスとエウリュディケの物語として存在します。 twitter.com/latina_sama/st…
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使えるラテン語会話 「ツイッターのアカウント持ってる?」 Estne tibi ratio in Pipilatorio? (エストネ・ティビ・ラティオー・イン・ピーピラートーリオー?)
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スタバで一番大きなサイズは「ベンティ」でこれはイタリア語ですが、イタリア語のventiは「一番大きな」という意味ではありません。 この単語の意味は"20"で、ベンティのサイズが20液量オンスとほぼ同じ590ミリリットルであることが元です。
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武道を指す「マーシャルアーツ (martial arts)」の"martial"「武勇の」の語源はローマ神話の戦の神マールス(Mars)です。 よく似た英単語のmarshal「元帥」は語源が違い、ゲルマン祖語*marhaz「馬」+ *skalkaz「使用人」です。そして「マーシャル諸島」のマーシャルは人名由来で"Marshall"と書きます。
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スペアミントの「スペア」は「スペアタイヤ」などのスペア「予備の, spare[speər]」ではなく、「槍(spear[spɪər])」という意味です。 Shakespeare[ʃeɪkspɪər]は「シェイクスピア」なのに、spearmintが「スピアミント」にならないのが不思議です。
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「エスカレートする」の元の英語"escalate"はescalator「エスカレーター」を元にして出来た単語です。 "escalate"から"escalator"が生まれたわけではないのです。 また、"escalate"は初め「エスカレーターで移動する」という意味で、「段階的に大きくなる」という意味は後から生まれたものです。
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テレビ番組でも「夏目漱石は"I love you"を『月が綺麗ですね』と訳した」とよく聞きますが、漱石の著書にも漱石に習った人たちの著書にも、こんなことは書かれていません。 確実な出典が見つかっていない限り、「漱石は"I love you"を『月が綺麗ですね』と訳した」と言わないほうがいいと思います。
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私がフランス語初心者の頃にベルギー人と話した時、「マネケンのgaufreが」って言われて一瞬固まりました。私の中でゴーフルは薄い円形の物というイメージだからです。フランス語でワッフルはgaufre(ゴーフル)というのをその時知りました。 ちなみにワッフル、ゴーフル、ウエハースは語源が同じです。
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ビスケットの語源は、ラテン語で「2度焼かれた (bis coctus)」です。 ちなみにパンナコッタ (イタリア語でpanna cotta、文字通りには「火が通ったクリーム」) の"cotta"の部分もラテン語のcoctusが元なので、ビスケットの「ケット」とパンナコッタの「コッタ」は元が同じなのです。
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明日2月2日は節分です(ここ最近では節分は2月3日だったので、かなり珍しいです)。 ちなみに古代ローマ時代にはレムーリア祭という死霊をなだめるお祭りがあり、その際には家長が夜中に家の中で豆をまき、まき終わったらラテン語で"Manes exite paterni."「父祖の霊よ、家から出よ!」と言いました。
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英語で書かれている古典ギリシャ語の辞書の中でトップクラスに大きい"Greek–English Lexicon"を手がけたHenry George Liddellは、不思議の国のアリスのアリスのモデルになったアリス・リデルの父親です。思いがけないところでつながりがあるものです。
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「ナタリー(Natalie)」という人名の語源はラテン語(dies) natalis 「誕生日」ですが、ナタリーの語源としてのnatalisは特に(dies) natalis Domini「主の誕生日」、つまりクリスマスを指します。
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古代ローマには無い新しいものも、ラテン語でどのように呼ぶかはいろいろ考えられています。古代ローマのラテン語だけでなく、現代ラテン語というジャンルも面白いです。
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スコットランドから群馬県に移築されたロックハート城の紋章に書かれているモットー"OMNE PULCHRUM AMABILE"はラテン語で「美しいものは、その全部が愛おしい」という意味です。お城も素敵ですが、モットーもそれに劣らず素敵です。
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岩波文庫のアエネーイスは七・五調なので、メロディーをつければアエネーイスが鉄道唱歌になります。
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マスクメロン(muskmelon)の「マスク」は「仮面(mask)」ではなく、「ジャコウ(musk)」です。またマスカット(muscat)の 「マス」の部分も同じく「ジャコウ」です。 どちらも中世ラテン語muscus「ジャコウ」が元で、ジャコウのような香りがすることからこのように名付けられました。
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マスクメロン(muskmelon)の「マスク」は「仮面(mask)」ではなく、「ジャコウ(musk)」です。またマスカット(muscat)の 「マス」の部分も同じく「ジャコウ」です。 どちらも中世ラテン語muscus「ジャコウ」が元で、ジャコウのような香りがすることからこのように名付けられました。
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ギリシャ文字のο(オミクロン)は、古典ギリシャ語で「小さいオ」という意味です(ミクロコスモスとかの「ミクロ」や、英語読みの「マイクロ」も同じです)。 一方、ω(オメガ)は「大きいオー」という意味です(メガバイトとかの「メガ」です)。
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雷といえば、以前ブラックサンダーがフルーツグラノーラとコラボした「フルグラサンダー」が売られてたのですが、フルグラはラテン語で「稲妻(fulgura)」でサンダーは英語で「雷鳴(thunder)」なので、偶然にも稲妻と雷鳴のコラボになっていたのです。 twitter.com/latina_sama/st…
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項目や品目を指す「アイテム(item)」の語源は、ラテン語の「そのうえ(item)」です。 項目を並べる際に、最初の行を"imprimis「第一に」A"、そこから続けて"item(そのうえ) B"、"item C"と続けたことが元になっています。