ラテン語さん(@latina_sama)さんの人気ツイート(いいね順)

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最近知って驚いたのが、フランス語の「東西南北(est, ouest, sud, nord)」が英語由来だということです。 これらの語源は古英語ēast, west, sūþ[sūth], norþ[north]で、フランス語として古くからあって日常よく使われる語なのに英語が語源という、かなり珍しい例だと思います。
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クリスマスを"Xmas"と書くことがありますが、このXは「キリスト」の語源であるギリシャ語Χριστός (Khrīstós, クリーストス)「聖油を塗られた者」の頭文字"Χ"に由来します。
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4000以上RTされてますが、「帝王切開」はドイツ語Kaiserschnittの語訳ではなく、文字通りに訳したものです。Kaiserはドイツ語辞典でも「帝王」という意味しか載っていません。 このデマは定期的にTwitter等で広まり、そのたびに私は訂正していますが無くなるのはまだ先のようです。 twitter.com/tamaneiru/stat…
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古代ローマの料理や宴会などについて書かれた"L'arte del convito nella Roma antica"という本によればこれはエスカルゴを調理する器具ですが、たこ焼き器にかなり似ています。 twitter.com/romanhistory1/…
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11月3日は文化の日です。英語で文化を"culture"と言いますが、語源はラテン語のcultura「耕すこと」です。内面を耕していけば、心が養われます。今日はおもいっきり耕していきましょう。
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オモコロチャンネルの最新の動画で、「帝王切開」という日本語はドイツ語からの誤訳だと話されていました。 しかしながら「帝王切開」はドイツ語Kaiserschnittを訳したもので、Kaiserはドイツ語辞典でも「帝王」という意味しか載っておらず、「帝王切開」という訳は誤訳ではありません。
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調味料入れや油入れだと考えられている、古代ローマ時代のガラスの容器です。魚の醤油差しと通ずるものを感じます。 twitter.com/OptimoPrincipi…
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お気に入りのラテン単語は"susurrāmen"「おまじない」です。ススッラーメンと発音するのですが、ラーメンをすする光景が目に浮かんできます。
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他にはアリバイ(alibi)「他の場所で」、ウイルス(virus)「毒」、ビデオ(video)「私は見る」、オーディオ(audio)「私は聞く」、アドホック(ad hoc)「それのために」等があると思います。またラテン語のpropagandaは「広められるべき」という意味で、「プロパガンダ」はラテン語でpraeconiumと言います。 twitter.com/DocSeri/status…
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乃木坂46に生田絵梨花さんという方がいますが、「イクタエリカ」は中世ラテン語で「打たれたヒース(icta erica)」という意味になります。 ラテン語でも意味が通る珍しい名前です。
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「モブキャラ」の「モブ」の部分は英語"mob"「大衆、暴徒」が元ですが、この語源はラテン語mobile vulgus「気まぐれな大衆」の"mobile"です。 なぜかvulgus「大衆」の方ではなく、mobile「気まぐれな」という形容詞の方が残りました。
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アルジェリアの「ジェリア」とナイジェリアの「ジェリア」は全然違います。 アルジェリアの語源はアラビア語al-Jazāʾir (الجزائر「島々」)で、alの部分は定冠詞(英語の"the"にあたるもの)です。ナイジェリアの語源は、国内を流れる「ニジェール川(Niger)」の名前です。
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日本のトップレベルドメインの.jpはJapanの略だとわかりますが、スイスの.chはなんの略かわかりづらくなってます。 実はこれは、「スイス連邦」をラテン語にした"Confoederatio Helvetica"(コーンフォエデラーティオー・ヘルウェーティカ)の頭文字なのです。
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アドベントカレンダーの「アドベント」とadventure「冒険」が似ているのは、元が同じだからです。 英語"the Advent"「(キリストの)降臨」の元はラテン語adventus「到来」で、adventusはadvenio「到来する」の派生語です。英語adventureの元は、ラテン語adventura「これから到来する物たち」です。
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クアアイナ(ハンバーガー屋さん)の説明書き、外国語好きにささるものでした。
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「セスキ炭酸ソーダ」の「セスキ」は、ラテン語のsesqui「1.5倍」が元です。 炭酸ソーダ(英語でsodium carbonate)と重曹(sodium bicarbonate, bi-の意味は"2")の中間に位置するという意味合いで、このように名付けられました。
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方丈記のラテン語訳もあります。そこでは鴨長明がTheomaeus Camoensis(テオマエウス・カモエンシス)と書かれています。 最初の「行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」のラテン訳は(直訳すると)「流れる川たちは流れを止めず、さらにそれらの以前の水はもう存在しない」となっています。
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英語のpenとpencilは語源が違います。penの元はラテン語penna「羽ペン」(←羽)で、pencilの元はラテン語penicillus「絵筆」(←小さな尻尾)です。 また、マットとマットレスも語源が違います。英語のmatの語源は後期ラテン語matta「マット」、mattressの元はアラビア語maṭraḥ「場所」です。
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今日のラテン語 「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!」 Ne dederis cuiquam vitae necisque potestatem!
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カルピスの名前は「カルシウム」と、蘇を熟成させた「サルピス(サンスクリット語で"熟酥"[सर्पिस् sarpis])」が合わさったものです。日常の意外なとこにサンスクリットは隠れているものです。 twitter.com/McDonaldsJapan…
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「天職」を指す英語"calling"は元が「(神の)呼び声」だとは想像しやすいですが、同じくvocation「天職、職業」も元はラテン語の「呼ぶ (voco)」です。 また、ドイツ語で「職業、天職」を指す"Beruf"の元も「呼びかける(rufen)」で、これも共通しています。
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「アテネ・フランセ」というフランス語学校がありますが、なんで「アテネ」?と思う人は多いはずです。 フランス語のアテネ(athénée)は「学院」という意味で、これはハドリアヌス帝が創設したギリシャの修辞学や文学の研究施設アテーナエウムが元です(語源はギリシャ語「アテナ神殿(Athḗnaion)」)。
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友人に「この前ゾンカ語の単語集読んでたらmigo(雪男)っていう単語があって、、、」って言ったらすかさず「じゃあクトゥルフ神話のミ=ゴってもしかして、、、」って返されて、趣味が合うっていいなぁと思いました。
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狩りをする側が踊り始めて、獲物も一緒に踊らせてその隙に捕獲するバンビーノの「ダンソン」というネタがありますが、これはフランス語で「踊ろう」という意味の"Dansons !(ダンソン)"だと考えられます。
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大阪のヘルメスソースのラベルに描かれているのはギリシャ神話の伝令の神ヘルメースの杖で「ケーリュケイオン(ラテン語ではcaduceus)」と言い、2匹のヘビが巻き付き翼が生えています。 ヘルメースは商人の守護神でもあるので、商人の町とも言われる大阪にはピッタリな神様です。