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「エゴサ」は以前は自身について検索することだけを指しましたが、最近は内容に関わらず検索することをエゴサと呼ぶことも増えています。
エゴの語源はラテン語の「私が(ego)」なので、egoサーチは「私が検索する」という意味になり、エゴサの新しい意味の方が実は語源に近いのです。 twitter.com/21620_678/stat…
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「ラッキーなことに、イタリア人がこれを見る前に日本は国境を再び閉じました。」というフランス語のツイートが結構な反応になっているのですが、実はフライドポテトがのったピザはちゃんとイタリアにあるのです。 twitter.com/luccassTV/stat…
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おとめ座で一番明るい「スピカ(Spica)」はラテン語で「(麦の)穂」という意味で、おとめが持ってる麦の穂のところにあるためこの名がつきました。
spicaの語源は「尖った点(印欧祖語*spei-)」だと考えられており、これは英語のspike「スパイク」の語源です。スポーツと星にはこんなつながりがあります。
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この「見張り人を誰が監視するのか?」というラテン語はそれ自体は高尚に聞こえますが、ユウェナリスの原文での文脈は「妻が浮気しないように部屋に閉じ込めて見張りをつけても、その見張り番を誰が監視するのか?妻はまず見張り番を相手に浮気を始める」という、あまり高尚とは言えないものなのです。 twitter.com/HiroshiMatsuur…
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イタリア語の「Ciao! (チャオ、こんにちは)」の語源はヴェネツィアの言葉であるヴェネト語の「奴隷(s-ciao)」です。
この語を使って「私はあなたの奴隷(しもべ)です」という意味の相手を敬う表現ができ、これが現在のあいさつ(Ciao!)の元になりました。 treccani.it/vocabolario/ci…
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ラテン語の発音はほぼカタカナ読みなので、日本語母語話者はラテン語の発音うまいと思います。ヨーロッパとかだと、現地語らしく読んでしまうのです。
前にフランス人の前でLuciusを「ルーキウス」と言ったら「"ルシウス"じゃなくて、君は古代の発音でルーキウスって言うんだね!」って驚かれました。
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以下のツイートは1000以上RTされていますが、「ペトリコール」や「ジオスミン」というラテン語はありません。
「ペトリコール」はオーストラリアの科学者が古典ギリシャ語の要素を組み合わせて1964年に、「ジオスミン」はアメリカの科学者が同じく古典ギリシャ語の要素で1965年に作った用語です。 twitter.com/tisensugimura/…
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英語のsilly「バカな」の語源は、古英語sǣliġ「幸福な」です。sǣliġは、ドイツ語selig「幸せな」の仲間でもあります。
幸福を指す単語がこのような意味に変化するのは、日本語の「おめでたい人」にも似ています。
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ラーメンの名前にもなっている「チャルメラ」の名前の元は中華そばの屋台の人が用いた楽器「チャルメラ」ですが、その楽器名の元はポルトガル語charamelaで、charamela自体の語源はラテン語calamus「葦、葦笛」です。
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教会スラヴ語では昔、「目」という語を書くときに特別なキリル文字(Ꙩ)を使ってꙨкоと書いた習慣が一部でありました(普通はоко)。この字を「一つ目のO」と言います。
ちなみにꙨкоの複数形はꙭчиです。かわいい。
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「ノーブレスオブリージュ」は「位の高い人はその身分にふさわしい振る舞いをしなければいけない」という意味で使われますが、これはフランス語の文"Noblesse oblige."「貴族という身分は義務を負わせる」が元です。これだけで文になっているのです。
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『風の谷のナウシカ』の「ナウシカ」は英語版のタイトル(Nausicaä of the Valley of the Wind)を見ればわかる通り、ギリシャ神話に出てくるナウシカアー(Nausikáā)が元だと思われます。
彼女はオデュッセウスが難破の末漂着した地の王女であり、オデュッセウスを援助し、歓待したと伝えられています。