ラテン語さん(@latina_sama)さんの人気ツイート(いいね順)

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実はドイツ語由来だけどドイツ語が元であるとあまり知られていない言葉に「エネルギッシュ(energisch)」があります。 英語では、同じ意味の言葉は"energetic"(エナジェティック)になります。
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これは古事記の英訳本ですが、イザナギとイザナミの国生みの部分が全部ラテン語で訳されています。 実はこの翻訳が出た19世紀のイギリスの社会は大変厳格で、性的とみなされかねない表現は憚られました。 しかしながら訳者はこの部分を削らず、英語の代わりにラテン語で訳しました。
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「ネグリジェ」と英語のneglect「無視する」は語源が同じです。 どちらも元はラテン語neglego「無視する」で、ネグリジェ(négligé)は部屋着なので、張り切って着飾ることを無視できるからです。
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ピーターラビットには、古代エジプトのヒエログリフ訳もあります。読んでみたい。museumbookstore.com/products/the-t…
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「デトックス(detox)」のtoxの部分は「毒」という意味ですが、語源は古典ギリシャ語のtóxon「弓」です。 つまりdetoxの"tox"の部分の原義は「矢に塗られた毒」なのです。
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サイゼリヤが好きすぎて、Webメディアでこんな記事を書きました。 外国語にどっぷり浸かってる私がサイゼリヤのメニュー表からボコボコ湧いてきたトリビアを書いてます。ぜひ読んでみてください。rinascimento.co.jp/saizeriya-100t…
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英語話者にとって「しちみとうがらし」は発音しにくいので、英語圏では「ななみとうがらし」っていう名前になってます。
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英語圏で「履歴書」を"CV"と書くことがありますが、これはラテン語curriculum vitae(クッリクルム・ウィータエ)「人生を駆ける道」の略です。
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現代ギリシャ語で「サンダル」は、"サヨナラ(σαγιονάρα)"と言います(複数形はσαγιονάρες)。 これはギリシャ人が、日本人女性と米軍の軍人の恋を描いた『サヨナラ』という映画(1957年)でこのタイプの履物を初めて見たからです。
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ツイキャスの「モイ!」という挨拶はフィンランド語で「やあ!(moi)」という意味で、ツイキャスの社長がフィンランドにいた時に印象に残った言葉を使っています。 ちなみに、さようならは「モイモイ(moi moi)」です。
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グリム童話が18もの言語で読めるサイトがオススメです。 ただいろんな言語で読めるだけでなく、他の言語のバージョンと並べて比較することもできます。画像は日本語とドイツ語版ですが、並べる2言語は自由にカスタマイズできます。grimmstories.com/language.php?g…
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今日は「通訳さん」という言葉がトレンドに入りました。ウクライナ語ー日本語の通訳が出来るまでにどれほどの時間がかかり、出来る人材がどれほど貴重なのかを多くの方が実感したと思います。あらためて今日の通訳さんには「分かりやすい通訳ありがとうございます。お疲れさまでした」と言いたいです。 twitter.com/latina_sama/st…
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歌番組で「香水」が流れるたびに「ちなみにオーデコロン(eau de Cologne)はその発祥の地の名前をつけた『ケルンの水』っていう意味で、そのケルンという地名の語源は古代ローマ時代の地名Colonia Agrippina(アグリッピナ植民市)の前半で、なぜか"colonia"(植民市)の方が残ったんです」って言いたくなる
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東京の吉祥寺に行くときは、このドイツパンのお店に寄ります。どのパンも本格的なので本当におすすめです!! また、看板にも描かれている「プレッツェル」の語源はラテン語brachium「前腕」で、プレッツェルの形が腕を組んでいるように見えることが元です。
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英語のdebt「借金」には"b"があるのに、「デット」と"b"を読まない理由はラテン語にあります。 中世の英語では"dette"という綴りでbは入ってないのですが、その後「detteの綴りは語源のラテン語debitum(負債)に近づけるべきだ」という理由でbを入れました。"doubt"「疑う」にbがあるのも同じ理由です。
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東京国立博物館の特別展「ポンペイ」ももちろんおすすめですが、ポンペイ展のチケットがあれば東洋館で行われている特別企画「イスラーム王朝とムスリムの世界」も追加料金無しで見られます。こちらもおすすめです!
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ハリー・ポッターシリーズに出てくる魔法省のエンブレムには、ラテン語で「法の無知は誰も容赦しない (Ignorantia juris neminem excusat)」と書かれています。つまり、その法律を知らなかったからといって罰を免除される理由にはならないということです。
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"Re:"で思い出すのは、アイドリッシュセブンに登場するグループRe:valeです。 valeはラテン語で「さようなら」という意味なので、Re:valeは「件名: さようなら」と解釈できてしまうのです。 twitter.com/latina_sama/st…
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森鴎外が書いた『ヰタ・セクスアリス』という小説の題名はラテン語vita sexualis「性生活」が元ですが、"vita"は古代ローマ時代に「ウィータ」と発音されていたので、これをワ行の"ヰタ"で表した森鴎外は古代のラテン語の発音に詳しいということがわかります。
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英語圏で「履歴書」を"CV"と書くことがありますが、これはラテン語curriculum vitae(クッリクルム・ウィータエ)「人生を駆ける道」の略です。
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古代ローマのラテン語の詩の中で、夫が少年と浮気してるのを見つけた妻が怒って夫に言い放った「後ろのアナなら私にもありますけど!?」っていうフレーズ、すごいパンチライン。
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イギリスのポンドのマークはなぜ"L"かと思った方は多いと思います。 ポンドはラテン語の"libra pondo"「重さにおいて〜リーブラ」が元で、リーブラは重さの単位です。ポンドのLはlibraの頭文字なのです。ポンドを"lb"と略して書くのも、元はlibraの"lb"だからです。
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「トラベル(travel)」は、昔は「つらい旅」というニュアンスがありました。フランス語travail「労働(昔は「苦しみ」という意味で、とらばーゆという求人雑誌の名前にもなってます)」と語源が同じです。 これら両方の語源はラテン語tripalis「3本の杭にはりつけられた」で、3本の杭とは拷問器具です。
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イギリスのエリザベス女王が2011年に出した、ウイリアム王子の結婚への同意文書です。羊皮紙に書かれ、中世の写本で見るような飾り文字もあります。 飾り文字が21世紀でも見られるとは。
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イタリア語の「チャオ」の語源は奴隷と書きましたが、ドイツ南部またはオーストリアでのドイツ語等でのServus.(やあ)という挨拶も元は「奴隷」です。チャオとは違ってラテン語が元で、語源はservus"奴隷"です。あいさつの元はServus humilimus.「(私はあなたの)とても卑しい奴隷(しもべ)です」でした。 twitter.com/latina_sama/st…