第二次世界大戦中のイタリアのレジスタンスに参加していた女性、くっっっそカッコいいからみんな見て欲しいのだ。
第二次世界大戦の「エース・パイロット」と言えばエーリッヒ・ハルトマンなのだ。彼の空中戦での撃墜機数は300を超え(戦史上最多)、ソ連からは「黒い悪魔」と恐れられたんだけど、彼のような「エース」の存在は仲間の戦果にも影響を与えていたことを明らかにした研究があるのだ。 (1/15)
つまり、他のエースの影響がポジティブだったのは主にエースのパイロットで、普通のパイロットはエース達に頑張って追い付こうとリスキーな戦い方をした結果、戦死してしまっていた可能性が示唆されているのだ…。悲し過ぎるのだ…。 (14/15)
「歴史学は細かい事実解明を積み上げて歴史的真実に迫る学問である。大きく魅力的な『仮説』を提示できれば矛盾や間違いがあっても良いということにはならない。神は細部に宿るのである」 一次史料と二次史料の違いの解説も含めとても良い記事なのだ。さすが専門家なのだ! gendai.ismedia.jp/articles/-/651…
香港のデモではTelegramという中国政府による検閲の恐れがあまりないメッセージアプリを使って連携を取っているらしいんだけど、大規模なDDos攻撃を受けている模様。IPアドレスはもちろん中国からで、香港でデモがあるといつもDDoS攻撃があると創業者がツイート。やっぱ中国はやる事がえげつないのだ…
Telegram公式は2段階認証があるからハッキングの恐れはないとしながらも、「もしあなたの携帯電話のキャリア会社や “あなたの政府” が信用できないなら」新たなパスワードを追加するようアドバイスしているのだ。明らかに香港のユーザーに向けたメッセージなのだ。 telegra.ph/Can-someone-br…
ワシントンポストとかでも報じられているけど、香港警察は警官隊との衝突で怪我をして入院したデモ参加者も病院まで乗り込み逮捕している模様。さらに香港大学の学生寮にまで捜査が及んでいるとの情報も。改正案の審議は延期されているけど、弾圧は強まる一方みたいなのだ…。 washingtonpost.com/world/hong-kon…
フェネック辞めたのだ… twitter.com/livedoornews/s…
個々の兵士の戦いの「モチベーション」はどこからやってくるのか?実はこれは社会科学で長く続く論争の1つなんだけど、第二次世界大戦のナチス・ドイツの兵士を対象に「プロパガンダ」の視点から切り込んだ研究が最近出版されたのだ。 (1/13)
まずわかったのは、ラジオの受信状況が良い地域出身の兵士ほどSSやナチ党に加入する確率が高かったということなのだ。これは以前紹介した研究と一貫した結果で、ラジオから流れるプロパガンダによって人々はナチスのイデオロギーに染まっていたことを示唆しているのだ twitter.com/bot99795157/st… (7/13)
そういえばうちの大学では今年度から修論が電子提出に切り替わったのだ。今までは1分でも修論の事務所提出が遅れると受け取り拒否だったから、 ・閉まった事務所の扉をゾンビのように叩く学生 ・事務所前で泣き崩れ発狂する学生 ・事務所前でとりあえず土下座する学生 を見ることはもうないのだ…。
Google翻訳の英→中で「香港が中国の一部になるのは悲しい」が「うれしい」と翻訳される現象、Redditでも検証してる人がスレを立ててたけど、ハッキングとかじゃなくて多分大量に翻訳修正のポストをするという力業の結果だと思うのだ。まさに現代の真理省なのだ…。 reddit.com/r/MachineLearn…
多分今回の香港のデモは歴史に残ると思うけど、リアルタイムで「権威主義体制がどう機能するか」を観察できるまたと無い機会なのだ。Big Brother…じゃなくて、Big Dragon is Watching Youの世界が今ここにあるのだ。ひぇ〜!!
ナチスは反ユダヤ主義のイデオロギーを市民に徹底的に刷り込だのだ。特に子供たちへの影響は大きく、学校のカリキュラムやヒトラー・ユーゲントのような青少年組織で反ユダヤ主義が教え込まれたんだけど、その影響は現代まで続いているという研究があるのだ。 (1/9)
第二次世界大戦で敗北したドイツは連合国によって分割占領された訳だけど、「非ナチ化」はドイツを占領した連合国の最重要課題の1つだったのだ。今回はナチス関係者の処罰が市民の意識にどういう影響を与えたかを分析した研究を紹介するのだ。ちょっとセンシティブな内容なのだ! (1/17)
15日には建物の上で抗議活動をしていた人が転落して亡くなってしまった香港のデモ、条例の審議の延期ではなく廃案+行政トップの辞任+逮捕された学生の釈放を求めさらに激しくなっているみたいなのだ。NYTimesのライブを見る限り、すげーことになってるのだ…。 nytimes.com/2019/06/16/wor…
政治学は例えるなら総合格闘技みたいなもので、文理問わずあらゆる学問の “ワザ”を借りまくって成り立ってるのだ。政治学を学ぶなら「あらゆることについて何事かを知っており、何事かについてあらゆることを知っている人」(丸山眞男)になる “覚悟の準備”をしておいてください!いいですねッ!なのだ。
何か言おうとした時に先回りして自分を論破することがよくあって(頭の中で指導教授の声が聞こえる)、論文を書く時には重要なプロセスなんだけど、それが行き過ぎると一文字も書けなくなる現象、研究をした事がある人なら一度は経験してると思うのだ。頭の中の教授めっちゃ手強くてムカつくのだ!!
ドイツはリメス(「境界」を意味するラテン語)と呼ばれる長城を境に古代ローマ帝国領だった地域とそうでなかった地域に分けられるのだ。今回は、なんとおよそ1800年前のこの国境線が現代ドイツの経済発展にまで影響を及ぼしていることを明らかにした研究を紹介するのだ。 (1/16)
活版印刷術はまさに「革命」と呼ぶにふさわしい技術革新だったのだ。今回は、15世紀から16世紀にかけてヨーロッパで出版された「ビジネス書」と「宗教書」をテキスト解析し、出版物を通じたアイデアの拡散とその帰結を明らかにした研究を紹介するのだ。かなり長いまとめなのだ! (1/26)
例の銀座いせよしの着物ポスターのコピーライター、『実話BUNKAタブー』並みの全方位煽りをカマしてる訳だけど、これが無自覚だったとすればBUNKAタブーの敗北なのだ。天然モノの破壊力を良心的人権派雑誌の実話BUNKAタブーは学べ!なのだ。
宗教改革の「意図せざる帰結」はズバリ「世俗化の進展」だったのだ。今回は、宗教改革によって生じた世俗化を、エリート間の権力バランスの観点から考察し、当時の大学生と建築物のデータによって実証した研究を紹介するのだ。 (1/14)
金融(貸金)業を主な生業としてきたユダヤ人にとって、宗教改革はライバル(金融業を行うプロテスタント)の誕生を意味していたのだ。そのライバル関係がユダヤ人の迫害に影響を与えたことを数百年間のデータとテキスト解析によって明らかにした研究があるのだ。 (1/18)
ドイツ民主共和国(東ドイツ)史上最初の大規模な暴動であった1953年の「東ベルリン暴動」はすぐさま全国規模で拡大するのだ。その拡散に一役買ったと言われているのがアメリカによるラジオ放送なんだけど…実は大して影響は無かったのでは?という研究があるのだ。 (1/13)
東ドイツといえば秘密警察(シュタージ)なのだ。彼らの活動を支えたのは、普通の市民による「協力」だったのだ。最低でも19万人(国民の1%以上)はいたと言われる協力者には報酬が支払われていたんだけど、その額がどう決まっていたのかを分析した研究があるのだ。 (1/12)