ア㊙️イさんのお尻(@bot99795157)さんの人気ツイート(いいね順)

統計分析の結果まずわかったのは、トレブリンカ収容所に近いほど、贅沢品の所有率が上がったというわけではなかったのだ。 でも新規住宅建設率や、当時は最新式であった金属製の屋根へのリノベーションは収容所に近いほど増加傾向にあったのだ! (9/21)
こうした「身内による裏切り」はシエラレオネに限らずアフリカの奴隷供給地では幅広く見られていたようなのだ。こんな状況を生き延びるためにはどうすればいいのか?例えそれが村のリーダーや親族であったとしても、とにかく信じなければいいのだ。 (5/24)
こうした国際関係における交渉の研究はトーマス・シェリングの『紛争の戦略』という古典かつハイパー名著があるので、学生の方は夏休みだしぜひお読み下さいのだ!初学者向けではないけど!!
昨日はUCSDで日本政治を研究してるCharles McClean氏の研究発表を聞いてきたんだけど、とても興味深かったのだ。要は「若い政治家は若者向けの政策選好を持つ」という話で、それを2004-17年の1718の地方自治体の首長(市区町村長)選挙の立候補者1万人以上のデータに基づいて実証しているのだ。 (続く)
イタリア各地に点在するマフィアは基本的にいわゆる「ファミリー」の集合体なんだけど、そのファミリーの集まりがどうやって組織化されているかは結構違いがあるのだ。今回は、そうした組織論的な観点からマフィアごとの抗争や暗殺の頻度の違いを分析したユニークな研究を紹介するのだ。 (1/20)
また、論文の後半では事例を引きながら、奴隷船の民族・言語構成と反乱の関係を定性的に分析しているのだ。一つの奴隷船に複数の民族・言語話者がいると協調が取りづらくなり反乱が起きにくいというのは十分にあり得る話だから、今後の定量的な分析に期待なのだ。 (11/12)
また、IRAが干渉している事を間接的に示すもう一つの証拠が著者たちによって挙げられてるのだ。それはIRAの事務所があるロシアのサンクトペテルブルクの「気温」なのだ。なんとサンクトペテルブルクの気温が下がると偽アメリカ人ツイートが減るのだ! (7/12)
非専門家に対して内容を解説する事なく(つまり分析のlimitationに言及する事なく)論文とその結果だけを列挙して何かを主張するのは研究者として全く望ましくないのだ。それは科学的/客観的根拠に基づく説得ではなく、権威による威圧でしか無いのだ。アウトリーチ活動とは全く逆のことをしているのだ。
トレブリンカ絶滅収容所は1943年に閉鎖されたのだ。1944年にはソ連軍によってナチス占領から解放されるんだけど、周囲の村の人々はトレブリンカ跡地に殺到したのだ。何故か?ユダヤ人が隠したかもしれない金品や、取りこぼした金歯を探しに行ったのだ。 (5/21)
これらの分析からわかることは、アウトバーンは1934年時点で確かにナチスの支持を増やしたけど、それは (1) 失業問題を解決したからでは無く (2)自動車所有者の人気を得たからでも無く (3)プロパガンダを通じて (4)ナチスの「有能さ」「強靭さ」を象徴的にアピールできたから と言えるのだ。 (11/12)
でも著者達によれば、実はこうしたクラブはナチスへの勧誘に格好の場を提供していたのだ。クラブの中に1人ナチス党員がいると、クラブ内のネットワークを活かしてどんどん党に勧誘されていくのだ!カルト宗教やア●ウェイの人が全然関係無い集まりに現れる状況に超似てるのだ! (7/15)
「タダ乗りと奴隷:船上での奴隷の反乱」として追加しておいたのだ〜。 ア㊙️イさんのお尻と学ぶ統計学 - Togetter togetter.com/li/1342003
分析で少し気になるのは、船のトン数が考慮されていないところなのだ。奴隷の密度(人数÷トン数)は奴隷の輸送環境に影響を与え、それが反乱にも影響を与える(起きづらくなる)ことは想像に難くないのだ。修正されたデータもあるし、ぜひモデルに入れてみて欲しいのだ。 twitter.com/bot99795157/st… (10/12)
それで、報道機関が被害者の身元公表についてどう考えてるか気になったんだけど、最近読売新聞の社説で書かれていたみたいなのだ。でも「権力(警察)へのチェック機能」みたいな一般論から無理やり意義を説いてるから全然意味がわからないのだ…。どなたか被害者の実名報道の意義を教えて下さいなのだ…
文科省を見てると、緩やかに、しかし確実に 👵「昔はね、日本にも “大学院” っていうのがあったんだよ」 👦「えーっ!?何それ!!」 👵「士農工商犬院生って呼ばれていてね、それはそれは蔑まれていたんだよ」 という世界線に収束しつつあるように見えるのだ。
そもそも信頼が何故重要なのか?経済への影響に注目すると、信用が無い相手とは契約も取引もリスキーで、そのリスクを回避する為にはコストがかかるし、取引自体を行わないこともあり得るのだ。不信に覆われた社会では経済活動は活発になり得ず、結果として低成長に見舞われると考えられるのだ (22/24)
ユダヤ人から収奪した金品は列車によって移送される事になっていたんだけど、実は大規模な「中抜き」があったのだ。収容所の衛兵達は彼らから奪った金品を握りしめ、周囲の村々に酒を買いに、あるいは買春をしに繰り出したのだ。 (4/21)
この研究は、”人々の豊かな繋がり”それ自体が何か良い結果を生む訳ではない、ということを示唆しているのだ。そりゃそうなのだ。ネットワークを利用して何かに動員しようとする人間が絶対出てくるのだ!どんな集まりでも関係無く起こることだと思うのだ。 (14/15)
奴隷はそもそもどんな手段を通じて賄われていたのか?残念ながらこの問いに答える体系的なデータセットは無いんだけど、あるドイツ人宣教師が1840年にシエラレオネのフリータウンで取引された奴隷の詳細な記録を残しているのだ。 (2/24)
映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』で描かれたコロンバイン高校銃乱射事件はアメリカにおけるスクールシューティングの代表的な事例としてよく知られているけど、最近行われた研究では、学校での銃乱射事件の発生がアメリカ大統領選挙にも影響を与え得る事が示唆されてるのだ。 (1/10)
マフィアは違法なビジネスだけでなく、合法な企業活動にも投資することで利益を得ているのだ。2007年の世界金融危機を題材に、そうしたマフィアによる民間企業への投資が時には地域経済の安定化をもたらしていることを明らかにした研究があるのだ。 (1/21)
分析の結果、後にマフィアのボスになる人物は下っ端に留まる人物と比較して、マフィア加入「前」から ・犯罪者としてのキャリアが長い ・より重大な犯罪を犯す ・犯罪を犯す頻度が高い ・強盗/窃盗を犯す確率は低い ・ホワイトカラー犯罪を犯す確率が高い という傾向にあることがわかったのだ。 (4/10)
最近ホントに「ドイツ語を勉強していれば…」と思うことが多いのだ。ドイツは歴史的な数量データがたくさんあるはずなんだけど、言語の壁が厚すぎるのだ…。ドイツ史専攻の院生さん!!統計分析は全部お尻さんがやるから誰か共著書きませんかなのだ〜〜!!
論文はここから読めるのだ。 scholar.harvard.edu/files/dell/fil… この研究で使われた分析手法は「不連続回帰デザイン(Regression Discontinuity Design)」というのだ。統計学では他にも偶然を利用した手法があって、因果関係を確かめるにはとっても有効なのだ。長々と付き合ってくれてありがとうなのだ! (16/16)
「死の黄金郷:ホロコーストの『遺産』」として追加しておいたのだ〜。 ア㊙️イさんのお尻と学ぶ統計学 - Togetter togetter.com/li/1342003