どうそく(@madanaizo)さんの人気ツイート(リツイート順)

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昔授業で「文章の最後に〝〜と、思う今日この頃です〟と書くな。どんなにいいことを書いても、最後にコレがあると文章が一般論に落ちるんだ」と教えられたけど、「ツイートの最後に〝〜と、個人的には思う〟と書け。そうすれば揉めない」はこの逆よね。要は文章をツマラナクすることで揉め事避けろ、と
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今月からネトフリで配信された映像エッセイ「映画という文化 -レンズ越しの景色-」。第一話が『ジョーズ』をきっかけで映画の面白さに目覚めた女性映画ブロガー(サーシャ・ストーン)の回想だったけど…この手の映画を見ながらこう↓思ってた女性は昔から大勢いたんでしょうな。なんかタイムリー。
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「〇好きじゃなくて、〇好きな自分が好きなだけだろう?」 「それの何が悪い。私は〇を好きな自分が好きだし、〇と真面目に向き合ってる時だけ存在する自分の魂の形が好きなのだ」 という話が好きで、俺も映画や本に真面目に向き合ってる時だけは、自分が結構好きな気がする。真面目いいよ。真面目
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宮崎駿の発言で好きなのが「ディズニーが嫌い」なのよね。要は「娯楽作品は入り口は広いけど、見てる内に階段を登らされて、出口では清められた気分になってるのが本当。でもディズニーは入り口と出口が同じ高さじゃないか」という。その意味で監督は「映画は娯楽でいいんだよ」という考えは嫌いらしい
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吉村知事。先週地元に来る予定だったのよ。結局コロナで流れたけどさ。で、うちの母ちゃんが凄く見たがってたから「彼のどこがいいの?」と聞いたら「いつもハキハキ受け答えしてていい」「清潔感がある」「仕事を頑張ってる」「ハンサム」と返されたな。一つも「具体的に何をした」というのはなかった
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「辛い時は逃げてもいいよ」という言葉が、「お前は逃げてないで、ちったぁ自分の問題に向き合えよ」的な奴にウケて、逆に「逃げるな」という言葉が、「流石にお前は逃げた方がいいんじゃないか…?」的な奴に刺さってるのを見ると、なんというか「現実」っていう感じがする。「人生」という感じがする
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「『ゴジラの逆襲』は宴会場面が長い!」と昔から批判されてきたけど「コロナ禍だから飲み屋に行くな。人と集まって飯を食うな」「なんなら灯火管制もしてやろうか」みたいな状況を体験した後だと、なんとなくあの「長さ」の意味が分かる。あれは戦争が終わった後の「日常のありがたさ」の象徴なんだね
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小津が戦場体験を「実際に人を刀で斬る現場を見たんだけどね、斬られた方が一瞬「うっ」と動きが止まって、それで倒れるのよ。チャンバラ映画と一緒。チャンバラ映画も案外馬鹿にできんね」とか語ってるを読むと「おい…」となる。このあっけらかんさが凄いよなぁ。この感じは今映画では再現できないよ
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水木しげるは初ゴジを見た時「ぼくよりも幸福な人がゴジラにいじめられるのが面白かった」そうな。反戦・反水爆映画とも言われる作品を見て、戦地で地獄を見たはずの水木から(「水爆反対!」とか単に「特撮凄い!」ではない)こういう感想が出る事に、記録映画にないフィクションの面白さがあると思う
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太宰メソッド。一度やるとクセになるので、マジで学校で「〝世間が許さないよ〟ではなく、ちゃんと〝俺が気に食わんのだ〟と言いなさい」とやった方がいいと思う。言葉のメソッドは「使ってるつもりで、実は使われてた」みたいなオチになるのが大半だぞ。キチンと「貴方の感想」を言えるようになれ。
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そういうのを考えると「早見沙織が『ローマの休日』の声優をする」というのはありがたい話ですよ。「早見がやるなら、白黒映画だけど見てみようかな」となる人達が少なからずいる=「見る」まで行ってもらえるワケで。こういう「ちゃんと見る」までもっていかせる企画が更に増えてくんないかな、と思う
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ギリシャの哲学者が「なぜモノは落ちるか?」と聞かれて「全てのモノは大地から生まれた。モノは生まれた場所へ帰ろうとしてるのだ」と答えた話が好きなんだよね。これは間違った答えだけど、なんか一瞬「成程な」となる。万有引力という正しい答えをしってる我々より、遥かに考え抜かれた答えだと思う
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何度か書いてるけど「米国は戦前に「風と共に去りぬ」を作った」みたいな話より、戦中にも関わらず「ベラルゴシが実験の結果猿に退化してしまう映画」や「狂った科学者がゴリラから人間の女を作ろうとする映画」みたいなアホ映画を量産してた事実に「こんなに豊かな国に日本が勝てるはずないよ」と思う
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日本映画界のトホホな状況を見ると「俺達には〝行き過ぎたme too運動は…〟とか言う贅沢はねぇや。行き過ぎどころか圧倒的に足りねぇ」という気分になるよ、ホント。米国はある程度行き渡ってるからこそ、批判もできるんだな。俺達にはまだ贅沢品だよ。「君達の気持ちは分かるが、しかし〜」なんてのは
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柄本佑、いいこと言うじゃん。 「家では映画、観られないんです…画面も小さくて…どこか映画を下に見て、自分が上に立ってしまう。その“世界”を掌握できてしまうから。 僕は、映画って“見上げる”ものだと思っていて」 「他人同士で限定された時間に“人生を共有する”ということが映画の第一にある」
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「映画館は映画を観る以外のことはしなくていいから好きだ。二時間もスマホ断ち出来る」という人は結構いるんだけど、小説家の王谷晶氏なんかは「映画館は二時間自分をやめることができるからいい」と書いててさ。でも案外こういう人も多いかもねぇ。二時間「自分(私)」をやめるために映画館へ行く人
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SNS論客はどんな本を読んでも、結局最後は「いつも自分がしてる話」にもっていく。要は本をダシにしたワケだ。凄く安易に。そんな時に大学の先生の書いた書評読むと「ちゃんと本のことが書かれてる!書評ごとに違う話をしてる!」と感心する。で、感心した後にSNS見ると、論客達の幼稚さにゲンナリする
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昔、大瀧詠一が「教養というものは、「ガイド本に載ってるからコレを見よう」という形で作品を手に取ることのではなく、眼の前にあるモノにかたっぱしから触れることで得られるものだ」と言っててさ。だから今はブックオフの100円コーナーの棚から、ミソも糞も摂取してるような奴が一番教養あると思う
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今さっき米国人の先生と話してたのね。で、好きな映画の話になった時に、一緒にいた日本人がシンゴジが好きって言ったら、先生が「僕は嫌いだ!僕は怪獣映画を見に行ったのに、政治映画を見せられた!」って。ちょっと感動しちゃったよ。初めて生で「いかにも米国人」って感じのシンゴジの感想を聞けた
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「何故〇は人気が出たのか?」分析を聞く度に、おおすみ正秋が旧ルパン(最初は人気がなかった)放送後、会議で「子供向けじゃないから失敗した」等散々批判されたがが、数年後に人気が出てからある会議へ行ったら「子供向けじゃないから成功した」と同じ理由で褒められ、何かを悟った話を思い出したり
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俺が頭にあるのはsnsやサークルの交流関係のことなので、家で両親から暴行を受けてるとか、クラスで虐められてるという人は、もちろん別だよ。念のため。そういう時は「この人達にもいいとこはあるんだ」とか思わずに、さっさと逃げてくれ。大人に相談してくれ。
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何度も張ってるけど、小松左京先生の「SF小説がやたらと世界を滅ぼそうとするのは、『破局』を設定することによって、はじめて人間が、人類が、そのモラルが、社会機構や文明が、いわばこの世界が「総体」として問題とされるからだ」発言は重要ですよ。この世界を「日本」に置き換えてもいい。
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「ふん、あんなもんにハマる老人どもは今まで〝本当の学び〟をしてこなかったのだ」とイキってる人達が妙に多いけど、なんか、そういう人こそがハマる気がすんですが。「人間が何かにハマることにはそれなりの理由があるはずだ。だからもしかしたら俺も歳を取ったら…」という可能性を一切考慮しない人
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北野武は「俳優が上手く演技出来ない時はどうする?」と聞かれた時「正面から俳優を撮っていた場合は、横から撮るようにする。それでダメなら最後は遠くから撮て、それでOKにする」と答えていた。北野組の撮影は雰囲気がイイ…という話を以前聞いたけど、監督のこういう考え方もソレと関係してるかもな
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先日上野で寄席を見た時に、落語家の一人が「寄席が良いところはですね。何を見ても後に残らないことですよ。これだけ高度な技術を駆使して、お客さんに何も残さないことに価値があるよ。無です。無」と言ってて。その時は「アハハ」と笑ってけど、もしかしたら凄く高級なことを言ってたのかな、と思う