どうそく(@madanaizo)さんの人気ツイート(古い順)

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だから撃たれて死んだ後の描写は上手いって言うね。ほら、みんな、大好き『モスラ』のネルソン射殺後の描写とか。
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昔、ある評論家が「僕は怪獣映画が好きだ。”着ぐるみを着た男が模型の中で暴れる”という、大変狂った映像が見られるから」と言ってて「あんまりだ」と思ったが…昨夜『やくざ刑罰史 私刑!』を見たら「赤のペンキ塗れの男が、作り物の目玉を手に暴れてて面白い!」と感じてしまった。あんま変わらんな…
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特撮映画とかよく「”見立て”だよ」と言われるが、正確には少し違うと思う。観客は明らかにソレを「ミニチュアの町、戦車、着ぐるみの怪獣」と分かった上で見る。だが、分かっているにも関わらず、内容に呑めりこむにつれてソレが一瞬本物に感じる…その作り物に心を動かされることに歓びを感じるのだ。
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ブラピかディカプリオか忘れたけど、幼い時にちょっと女性に笑いかけると、その人がふにゃふにゃ~となるのが自分でもわかったから、普段は笑顔を見せないようにた、みたいなこと言ってて。なんか『トップガン』見てるとこの感覚少し分かる。あ、スターの笑顔は相手を虜にする武器にもなる。危ないって
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「金がない」という現実は、人からモノを考える能力を奪うからヤバいのよ。どんどん「アレか、コレか」的な極端な考え方しか出来なくなる。以前読んだ犯罪の本に「殺人を犯すヤツは要するに極端&単純なんだよ。何かあるとすぐ”死のう!”か”殺そう!”になるんだ」とあって笑ったけど、今は全然笑えない
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あと昔、どっかの大会社の社長が「僕は本は読まないよ!知りたいことがあったら、直接著者へ会いに行けばいいから!」と言ってて、当時凄く衝撃を受けたな。「著者に直接会って話が聞けたら、もう本は必要ない。本は著者の代用品」とか、それまで考えもしなかったよ。本物の金持ちだから出来る発想だと
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↓本は儲けが少ないのに、インフルエンサー達がやたらと本を出そうとするの。あれは「本を出した」っていう事実というか、権威が欲しいらしいね。やっぱり一般的には「本を出した=偉い人に違いない」という発想は強いから。それで「そんなに偉い人なら話を聞くか」と、講演にたくさん人が来るから。
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『月姫』に感動した若き日のぼく。 「俺達も『月姫』みたいなゲームを作ろうぜ!俺がシナリオ書くから、お前がプログラム汲むとか、絵を描くとか…とにかく、その他全部やってな!」
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「”最近の邦画は昔の邦画や洋画に比べてツマラナイ?”昔だってツマラナイ邦画はあったし、面白くない洋画は日本に入ってこないだけだ」云々 分かるけどさ。正直今こういう言説は「最近の日本映画はなんかヘン…」と感じた人達の不満を(悪い意味で)意味で消す効果しかないではないか、という気がする
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さっき「ほとんどの邦画に貧乏性が染みついてて、画面から伝わってくる貧乏臭さをつまらないと感じる感覚も正しい」という呟きをRTしたけど、最近の邦画は明らかに「金がないんだなぁ…」と感じる瞬間は増えたよ。そういう不満を「昔の邦画も…洋画も…」みたいな言葉で消すのは、逆にマズイ気がする。
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あといくら「面白い」って言っても、映画なんて「この映画にこのレベルのリアルさや、気遣いを求めてはダメ!」と、自分が映画に求めるものを低く=忖度すれば、どれも楽しめるよ。でもそういう時に『トップガン』とか見ると気づいちゃうじゃないか。「俺は無理をしていた」と twitter.com/madanaizo/stat…
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どんな話をしても「結局は人それぞれさ」と言う奴がいるが、「人それぞれ」は話の出発点であって、ゴールじゃない(議論の途中で「人それぞれ」と言うと話が全部終わる)。違いがあるとはいえ同じ人間なんだ。「この点はやっぱり俺が正しい」「ここはお前に見習う点がある」と確認するのが大人だろう。
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佐野史郎。昭和のゴジラ映画はどんなに子供向けの作品でも、俳優が下手でも「ゴジラだ!」と言えば、なんかただことで無い感じが出た。でも平成以降は俳優が「リアルに見せよう」と真面目にやってる分、逆に「本当はゴジラを信じてないな」と感じられて、映画が弱くなる…と言ってて、これは中々鋭いな
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逆に言えば、昭和期はテキトーに演技してる俳優にとっても…本多に失礼だな…ゴジラ(に象徴される何か)は当たり前のものとしてそこにあった、だから「リアルな演技をしよう」と不必要に気張る必要なかったということになる。こう考えると、ゴジラ=戦死者亡霊説みたいなのも、そうバカにできん…?
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レジェンダリー版。最初の方コレあったね。役者達がシリアスに演じてるからこそ、「信じてないな」となる感覚。そう考えると、vsコングくらいの軽いノリの演技が正解かな。
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昔の映画の「嘘を恥じず、絵空事を堂々とやる姿勢」。今やるとアウトだけど、昔はどう見ても日本人の俳優が、外国人の役を演じることがよくあったじゃないか。『キングコングの逆襲』で宝田が、フーの手下の田島を見て「こいつは日本人じゃない!俺は日本人だから分かる!」と言う場面を見る度感動する
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あと前も書いたけど、「コング」も「ランペイジ」も好きだよ。でも正直、未だに「巨大な猿やゴリラに通常兵器があんまりきかん」のが納得できないところはある。だから俺、キンゴジで好きなのがこの台詞なのよ。「やっぱみんな思うよな」となる。さり気なくのゴジラの強さを強調する効果があるのもイイ
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父が〝付き合い〟で地元のクラシックの演奏会へ行って「よかった。クラシックはさっぱり分からんが、生で聴くチェロはいい音してる。その音をだけで満足した」と言ってて。コレは結構大事だ、と思った。こういう音の物質的な厚み?に触れる機会を人々に提供するために、演奏会は定期的に開かれて欲しい
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あと「曲は知らないし、良さも分からないけど、鳴ってる音だけで満足した」って、すげー純粋に「音楽」って感じ。音楽、本来はこれくらい力があるもんよね。曲の良さが分からなくても、音、演奏だけで充分人を惹きつける。物語は理解できんけど、細部の魅力にひかれて最後まで見た映画、みたいなもんか
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誤字脱字はTwitterの花。混乱した現代社会の反映。
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母は『ライトスタッフ』が好きで、公開時に何度も見たそうだが、内容は一切覚えてないそうだ。「マーキュリー計画が…」と説明しても「そんなんだっけ?」となる。でも『ライトスタッフ』の名前を聞くと「あれは良かった…いい映画…何度も見た」となる。幸福というのはこういうもんではないか、と思う
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「若者が読むべき書物10/見るべき映画10」とかも、本気で若者のことを考えているワケではなく、好き者同士が「お、コイツ。〇入れてるのか。分かってるな」「あ、×入れてる!やっぱ×イイよな」と、「俺達最高!」的にハシャグためのものだからケシカランよ。盛り上がるのはいいが、若者をダシにするな
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家族だって、生活に余裕があるから「父親」だの「母親」だの「息子」だのいう「役割」を演じることが出来るんだ。金がなくなれば…「役割」を演じることが出来なくなれば、室内に「不機嫌そうな中年」「生意気なガキ」という生身の人間がいがみ合ってるの状態になる。それはとても耐えがたいもんなんだ
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実際の数字をみると全然違うのに「戦争は金になる=なんとなく残酷な方が現実っぽいから」と深く考えもしないで言っちゃうタイプの人達(の感傷的なニヒリズム)云々。流石にコレは「君達は現実逃避…というか、現実へ逃避してる」と言っていいのではないか。難しいことが嫌いな人は直ぐ現実へ逃げる…
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前も書いたけど、学生時代。500円もあれば1冊文庫本が買えて、それで半日は潰せた。よく「暇潰しに本を読んだ」というけど、俺は高校の頃「時間を潰すため」に本を読んでた。「早く今日が終われ」とか思いながら読んでたんだ。特に新潮文庫。今でも新潮文庫本に触れると、その頃の虚無な感じを思い出す