どうそく(@madanaizo)さんの人気ツイート(古い順)

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…と思ってたのだが、この発言を聞いた時は「あ、負けた」と思った。で、ダメ人間の最後のよりどころまで奪われちまった。昔、芸能人は「アイツらは芸はいいが、頭は空っぽだ」と偏見を持たれていたらしいが、この偏見もなかなか馬鹿に出来んよ。彼らが頭まで良かったら、それを見る観客はどうなるのだ
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が、しかし。しかしだよ。でも不幸に関しては絶対米津より、俺の方が馴染のある感情のはずなのだ。なるほど、米津には米津なりの不幸があるだろう。だが、それでも明日の生活にも困る俺の方が不幸の”量”は多いはずだ。それが量に換算できるなら、だが。にも拘わらず、彼の「不幸」な歌は俺の胸をうつ。
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僕はコレが音楽の力と思う。音楽の恐ろしさ思う。米津のような天才に限らない。昔の…戦争は勿論、311もコロナ禍も知らず、自分より若くして死んだ作家が、延々と愚痴を書いてる私小説を読んで、「リアルな人生の恐ろしさ」を感じることも多々ある。こういう時ほど芸術の凄みを感じることはないよ
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それは兎も角、現代は「映画人のような幸福な人間に、俺のような不幸な人間が分かってたまるか!という怒りが、自分の映画評の始まり」という、佐藤忠男のような批評家が生まれる余地はないのかも(いるとしたら、運動家の方かな)。米津とか自分で自分の批評までやってしまう twitter.com/madanaizo/stat…
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飲み会でするゲームとかあるでしょ。結婚式の二次会のビンゴでもいいや。ああいうのを「全然興味ないや」とやらずに、だからといって本気で勝ちに行って周囲を白けさせる(遊びだよ!遊び!)こともない。ほどほどに真面目に遊べる人を見ると「大人や…大人…」となってしまう。俺はコレが出来んのだ。
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↓前も引用したんですが、「コミュニケーション能力によってスクールカーストが決まると思われがちだが、実際はカーストの上にいる生徒だけが意見を押し通すことを許容されてて、それを人々がコミュ力と勘違いしてきた」という説もあるワケですよ。この手の話はこのヘンも関係してるんじゃないかと思う
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「コミュニケーションの”構築”より”遮断”の方が自らの生存のために有利、という感覚の蓄積」の中には、どっかで「あ、コミュニケーションって、実は強者にしか許されてないものなんだ」という気付きがあると思うんですよね。そういうあり方自体に対する「NO」みたいな気持ちが、案外あんじゃないかと
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「お前がコミュニケーションを云々言うのは、お前が既に強者だからだ」みたいな感覚はあんじゃないか知らん。で、それは…若干次元が変わるけど…前話題になった「いざ自分一人で何かを語れ、となった時に、何も語るべき話題や内面を持ち合わせていない人は多い」という話ともどっかで繋がってると思う
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「中村光夫によると、作者がむやみに自分の作品の「意図」を発表するのは賢明でないという。作者がそこで果たさなかったもの、果たせなかったものは、彼を次の作品へ駆り立てる原動力にほかならず、それを安易な弁明に放出してしまうのは、その力を枯らす結果になるから(大岡昇平)」 ホントだよ!
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日本映画。別に質が低いとは思わないが、「面白い」の種類が五つくらいしかないんじゃないか…とは感じる事はある。そこを打ち破るためにも、かつて黒澤がシェイクスピアとかドストエフスキーをやったノリで、海外の古典や、数十年前の漫画を映画化するのはアリと思う。別のタイプの「面白い」が欲しい
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親戚のオジサンがこの「どんな話題も絶対自分の守備範囲に持っていく人」だった。で、このオジサン。翻訳家Aと話す時だけはよく「お前の話はツマラン」と怒ってたな。Aの話は面白かったのに。多分この手の人がいう「ツマラン」は「君と話しても俺が会話の中心になれないから、ツマラン」の意味なんだよ
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ぼかぁね。複雑な人間心理だか、社会問題だかを扱った日本映画でよくある?、主人公が景色を見ながら佇むラスト。ああいうのを「YESでもNOでもない答えを描いたラスト」「口にすれば嘘になる感情を風景描写に託して描いたラスト」と甘やかしちゃイカンと思うよ。金を払ったんだ。お前なりの答えを出せ
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漫画のコマを貼って何か/誰かをディスった気になる人。自分の「嫌い」という感情にすら自信を持てないのか、責任を持ちたくないのか、と思う。感情も使わなかったらどんどん衰えていくんだぞ。何が嫌いかではなく、何がどう嫌いかをネチネチ自分の言葉で語ることで、自分の「嫌い」を取り戻して欲しい
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トム・ヨークが「君の歌詞はネガティブな内容ばかりだ」と言われた時、「歌詞をつけること自体がポジティブな行いだ」と返した話が好きでもう百回くらい引用してるのだが、やっぱりコレは真実と思うのね。何か生み出すこと中には「善」的なものが含まれてると思うの。そしてその「善」は人を自由にする
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太宰メソッド。一度やるとクセになるので、マジで学校で「〝世間が許さないよ〟ではなく、ちゃんと〝俺が気に食わんのだ〟と言いなさい」とやった方がいいと思う。言葉のメソッドは「使ってるつもりで、実は使われてた」みたいなオチになるのが大半だぞ。キチンと「貴方の感想」を言えるようになれ。
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SNSは「世間的には兎も角、少なくともオレは”こう”思う」と言える人が増えたら、だいぶ平和になると思う。なんか逆じゃん。「俺的には本当はどうでもいい問題だが、世間的にはマズいらしいから、俺も一応怒ってるポーズをとろう」みたいなのが多いでしょ。こらこら、思ってもないことを呟くんじゃない
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「貴方の感想ですよね」を問題にしていたら、何のことはない。「貴方の感想」すら言えない人が大半だった。というか、「感想」などなかった。  というのが実際ではないかな。「貴方の感想」は、コレを問題にすれば「自分には”感想くらい”ある。勿論意見も」と錯覚できるから、ウケてる面があるのかも
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美容院のお姉さん。昔は好きな服ではなく、似合う服を着てたが、40過ぎてから「ダメだ。このままじゃいつまでたっても”好きな服”を着れる日が来ない。”好きな服が似合う自分になる!”でいこう」と、好きな服バンバン着るようになった。そうすると不思議と服の方が似合うようになって来たらしい。いい話
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宮崎駿監督。庵野監督が実写映画を撮ったのを「逃げだ!逃げ!」とディスってるんだけど、その時「実写は楽だろ。一日労働するから、それで満足しちゃうんだ」と言ってるのが印象的なんだよな。要は「アイツらは心地よい疲労感と、仕事の出来を取り違えるからダメなんだ」ということだと思うんだよね。
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SNSで自分の話はしない方がいい。ワシの若い頃は凶悪犯罪が起こる度「若者の心の闇が~」と言われたが、今はその「心の闇」が恋しい。今は家の外どころか、心の中まで「公共」の場になっちまったからな。そしてみんな疲労してるワケだ。だから思ったこと全部を投稿するな。マジで「心の闇」が消えるぞ
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↓昔、松ちゃんが「子供をちゃんとやらないと、人は大人になれない」と書いてたのが、今も自分の中に地味に残っててさ。俺はボッチでロクな青春送ってない=子供をちゃんとやってない人間だけど、そういう奴が一発逆転狙って、いきなり「ちゃんとした大人」になろうとしてもダメよ、と言われてるようで
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ちゃんと子供時代に子供やってさ。「あー、友人と酒飲むのも飽きた。女遊びも飽きた。ゲームも飽きた。もう”楽しい”は飽きたよ」と、子供であることに”飽きることが出来た”奴だけが、「子育てもする、仕事もする、ボランティアもする」という「立派な大人」になれんじゃないか。 という感覚が今もある
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結婚してる知人にこう聞いて「まぁ、それはあるな。なんか飽きちゃうんだよ」と返されたこと。何度かあるよ。
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↓前も引用したけど…横道誠氏は「私のような非定型=発達障害者には、本屋大賞取るような本は謎すぎる。定型発達者への共感を前提に作られてるから、読んでて息苦しくなるのだ。だから自分は大衆文学より、実験的な純文学の方が遥かに娯楽になる」と語ってて。コレなんか非常に考えさせられるんですよ
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『この世界の片隅に』にしろ何にしろ。例えば「戦時下の日常を丁寧に描く」「絶望的な状況でも逞しく生きる人間の姿を丁寧に描く」をやる。するとその「丁寧さ」が魅力的過ぎて、逆に「実はいい時代だったんじゃないか。酷い状況でも人は案外やっていけるんじゃないか」となっちゃう人は出て来ると思う