どうそく(@madanaizo)さんの人気ツイート(古い順)

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「アーティストが成熟して、石や山の美しさに気付いてしまい「美術はもういい」となるパターンは多い」という話を聞くと、やっぱ同じ山や川を何度も書いてる芸術家は、凡人と見えてるものが違うんだろうな、と思う。彼らにはソレに比べたら芸術など「屁」だ、という「山の美しさ」が見えてるワケでしょ
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今は「見る、読む」より「書く、作る」方が高級な行為だ。読む奴より、書く奴の方が偉いんだ。という考えが主流でしょ。でも俺は「見る、読む」の方が偉い。「山」の模造品が作れる奴より、「山の美しさ」が見える奴の方が凄い。そういう感性を鍛えるために芸術はある、という考えがあってもいいと思う
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「この世には理由のない優しさも存在するのに、一部の男達はソレが理解出来なくて、「優しくしてきた=俺のが好きなんだ!」と思ってしまう」という話。何となく「マニアは”意味のない会話”に耐えられない」的なのを連想しなくもない。世間一般では会話の内容より、会話したという事実の方が大事なのに
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「陰謀論を見抜けない(バカな)人の特徴は~」と言うけど、実際は「フェイクもしれないが、なんかコレを機に上手いことを言いたい。自分の嫌いな人達が嫌がるところが見たい」という人が大半だったワケで。全然「頭の良さ」と関係ないじゃないか、と思う。「何か一言言いたい」という欲望の問題だろ。
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「昔はB'zを馬鹿にしてたが、最近動画サイトでギタープレイヤー達が”ここが凄い、ヤバい”と言ってるのを見て、態度を改めてた…」という呟きを見て、そういうものか、と思った。コレも宇多丸氏の言う「世間には僕を含めて、まず意味から説明されないとそのジャンルに入れない人が結構いる」の一種かな
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しかし、道行く人がみんな月を見上げてる、というのはなかなかいいな。男も女も、子供も老人も、みんな同じ格好してる。これは一種の月の力ですよ。ほんと。
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今さっき米国人の先生と話してたのね。で、好きな映画の話になった時に、一緒にいた日本人がシンゴジが好きって言ったら、先生が「僕は嫌いだ!僕は怪獣映画を見に行ったのに、政治映画を見せられた!」って。ちょっと感動しちゃったよ。初めて生で「いかにも米国人」って感じのシンゴジの感想を聞けた
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一緒にいた人が明らかにムッとしてたのがよかったな。「俺はその程度の理解しかしてない奴とは話をしない」という顔をしてた。色々言われるが、人は好きな映画を「その程度の理解」で貶されるのは嫌なんだよ。そう考えるとやっぱりSNSは悪くないな。批判するにしても、もちっと気合い入った奴がいるし
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オッサンが子供を厳しいのは、「俺は死ぬほど苦労してるのに、お前らはビービー泣きわめくだけで要求が通るから気に入らないんだよ」という心理もあるんだな、とオッサンになって気付いた。殴んないけど。
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もう百回くらい書いてるけど、Twitter。自分の頭の悪さどころか、センスや性格の悪さまで可視化させてくれる場所にみんな、よく耐えられるな。自分の呟きを通して「俺は所詮この程度の男か…」と分かっちまう。その点は「成績は悪いが、性格はいいから」というゴマカシの効く学校の方がまだ救いがある
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↓中島らもが落語に関して面白いこと書いててさ。「古典落語はネタが二百本くらいしかない。だから客は寄席に足を運ぶ内に、必ず”コレ、前も聴いた!”となる。するとどうなるか?全ての客が自然に「評論家」になってしまうのだ」っていう。俺はこの評論家に「なってしまう」という表現が重要と思うのだ
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私が前々から感じていたことが言語化されてた。創作者はだから偉いのだ。 「何も考えずに何もしてないやつが、メチャクチャ考えてメチャクチャ頑張ったやつに、浅はかな文句を投げることができちゃうのが映画感想の罪深さだ。こんなのろくでなしのやることだと、たまに思う」 pencroft.hatenablog.com/entry/2022/11/…
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前から「映画学校で”映画の<粗筋>を書け”と言ったら、<設定>だけ書いてくる者が増えた」という話が気になってたのだが、『すずめ』の盛り上がりを見ると「やっぱエンターテインメントの定式は姿を変えたのかな」と改めて思う。既に様々な解釈や評論が行われてるが、その多くは設定に関するものだし
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今のSNSは「私は傷ついた!俺も傷ついた!」という叫びに溢れてる。若い人なんかは「よく分からんが、〝傷つく〟というのは元の自分に戻れなくなる程、恐ろしい経験なんだな…俺は絶対〝傷つかない、傷つけない生き方〟をするぞ!」とか思うんじゃないかな。どうも「傷つく」が過大評価?されてる気が
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山下達郎が毎回似たような曲を出すことを、大瀧詠一が「偉い!それはファンに対する君の偉大な愛情だ!」と称賛してるのが好きなんだよね。そう、ファンは「大体同じで、少しだけ違う曲」を毎回聴きたいの。で、毎回「大体同じ」を実現するためには大変な努力と、努力を可能にするファンへの愛情がいる
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春日武彦の「長年精神科医やって悟ったのは、人間の精神のアキレス腱は所詮「こだわり、プライド、被害者意識」の三つに過ぎない、というシンプルな事実」発言は、定期的に思い出すな。結局文学も哲学もこの「シンプルな事実」を高級な言葉(自我…疎外…)で隠すために阿呆に求められただけではないか
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ネットでどうでもいいニュースにキレてる人。どんなに威張ってても、所詮は「こだわり、プライド、被害者意識」のどれかを拗らせてる病人に決まっとる。 ま、ヒステリーにはヒステリーの知恵があるからな。ヒステリーとバカは違うんだよ。彼らヒステリー患者は決してバカではな…君、別に褒めてないぞ
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余談)春日先生の「ベテランも新人も知識の量は変わらない。でも新人は「実はどこかに俺がまだ知らない何かがあるのでは…」と考えちゃうから、自分の言動に自信を持てない。それで失敗しちゃうんだ。でもベテランは「そんなもんはない」と悟ってるから強いんだよ」発言。これは中々奥が深いとは思うよ twitter.com/madanaizo/stat…
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B'zと「ダサさ」の話。ライブDVDの特典に入ってる映像の中に、稲葉氏が「こっちの方がダサい」という理由で衣裳決める場面があった。そういう「ダサい」衣裳じゃないと、遠くの客はよく見えないとか。だから、ある程度は意図的なものだと思う (実際、小さい会場でライブするときは普通の服着てるし)
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いろんな本で同じ内容の発言をしてるけど、とりあえず『不幸になりたがる人たち』から。
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『不幸になりたがる人たち』で知ったけど、阿蘇くま牧場自殺事件は凄いね。六十一歳の主婦が動物園の子熊に食われた事件。実は主婦は某宗教の熱烈な信奉者で、釈尊の過去世の「捨身飼虎(飢えた虎に自分を食わせる話)」を実行しようとしてた。でも虎の檻に入れなかったから、熊で代用して死んだっての
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俺、安倍さんが首相やってた時に不気味だったのがコレなんだよな。「首相がイイことを言ったから感動しました!」ならまだ分かるんだよ。でも「偉い人達が感動しろ!と言ったから、感動します!実際、私は今感動してます!」みたいな奴がマジでいたことが本当に意味不明だったんだよな。なんなの、ソレ
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SNSで知った話だけど…みうらじゅんが「飽きずに一つのことを続けるコツは?」と聞かれた時に、「飽きないふりをすること」と返した話が好きなんだ。「自分だってゆるキャラとか当然飽きてる。でもプロとアマの違いは、どれだけ上手に飽きないふりをするかにあるんだ」っての。コレは本当に重要と思う
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アーティストが「頭がいい」のは納得できるんだよ。色恋沙汰に関して詳しい。なんならウルトラマン等のオタク的な知識や情熱が自分よりあるのも受け入れられる。でも「不幸」に関してだけは、成功している君達よりも俺の方が詳しいはずだ。だから君達が「不幸」に関して何か言ってもダサまれないぞ!と
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前、米津玄師がKICK BACKの歌詞を「人はどん底にいる時ほど、具体性を欠いて抽象的になる。幸せになりたいが、具体的な道筋はわからない。その状態を歌った」と話したのが話題になったでしょ。こういう話聞くと、俺は真面目に「米津、もうやめてくれ…俺の最後のプライドまで持ってくな…」と辛くなる