どうそく(@madanaizo)さんの人気ツイート(新しい順)

126
漫画のコマを貼って何か/誰かをディスった気になる人。自分の「嫌い」という感情にすら自信を持てないのか、責任を持ちたくないのか、と思う。感情も使わなかったらどんどん衰えていくんだぞ。何が嫌いかではなく、何がどう嫌いかをネチネチ自分の言葉で語ることで、自分の「嫌い」を取り戻して欲しい
127
ぼかぁね。複雑な人間心理だか、社会問題だかを扱った日本映画でよくある?、主人公が景色を見ながら佇むラスト。ああいうのを「YESでもNOでもない答えを描いたラスト」「口にすれば嘘になる感情を風景描写に託して描いたラスト」と甘やかしちゃイカンと思うよ。金を払ったんだ。お前なりの答えを出せ
128
親戚のオジサンがこの「どんな話題も絶対自分の守備範囲に持っていく人」だった。で、このオジサン。翻訳家Aと話す時だけはよく「お前の話はツマラン」と怒ってたな。Aの話は面白かったのに。多分この手の人がいう「ツマラン」は「君と話しても俺が会話の中心になれないから、ツマラン」の意味なんだよ
129
日本映画。別に質が低いとは思わないが、「面白い」の種類が五つくらいしかないんじゃないか…とは感じる事はある。そこを打ち破るためにも、かつて黒澤がシェイクスピアとかドストエフスキーをやったノリで、海外の古典や、数十年前の漫画を映画化するのはアリと思う。別のタイプの「面白い」が欲しい
130
「中村光夫によると、作者がむやみに自分の作品の「意図」を発表するのは賢明でないという。作者がそこで果たさなかったもの、果たせなかったものは、彼を次の作品へ駆り立てる原動力にほかならず、それを安易な弁明に放出してしまうのは、その力を枯らす結果になるから(大岡昇平)」 ホントだよ!
131
「お前がコミュニケーションを云々言うのは、お前が既に強者だからだ」みたいな感覚はあんじゃないか知らん。で、それは…若干次元が変わるけど…前話題になった「いざ自分一人で何かを語れ、となった時に、何も語るべき話題や内面を持ち合わせていない人は多い」という話ともどっかで繋がってると思う
132
「コミュニケーションの”構築”より”遮断”の方が自らの生存のために有利、という感覚の蓄積」の中には、どっかで「あ、コミュニケーションって、実は強者にしか許されてないものなんだ」という気付きがあると思うんですよね。そういうあり方自体に対する「NO」みたいな気持ちが、案外あんじゃないかと
133
↓前も引用したんですが、「コミュニケーション能力によってスクールカーストが決まると思われがちだが、実際はカーストの上にいる生徒だけが意見を押し通すことを許容されてて、それを人々がコミュ力と勘違いしてきた」という説もあるワケですよ。この手の話はこのヘンも関係してるんじゃないかと思う
134
飲み会でするゲームとかあるでしょ。結婚式の二次会のビンゴでもいいや。ああいうのを「全然興味ないや」とやらずに、だからといって本気で勝ちに行って周囲を白けさせる(遊びだよ!遊び!)こともない。ほどほどに真面目に遊べる人を見ると「大人や…大人…」となってしまう。俺はコレが出来んのだ。
135
それは兎も角、現代は「映画人のような幸福な人間に、俺のような不幸な人間が分かってたまるか!という怒りが、自分の映画評の始まり」という、佐藤忠男のような批評家が生まれる余地はないのかも(いるとしたら、運動家の方かな)。米津とか自分で自分の批評までやってしまう twitter.com/madanaizo/stat…
136
僕はコレが音楽の力と思う。音楽の恐ろしさ思う。米津のような天才に限らない。昔の…戦争は勿論、311もコロナ禍も知らず、自分より若くして死んだ作家が、延々と愚痴を書いてる私小説を読んで、「リアルな人生の恐ろしさ」を感じることも多々ある。こういう時ほど芸術の凄みを感じることはないよ
137
が、しかし。しかしだよ。でも不幸に関しては絶対米津より、俺の方が馴染のある感情のはずなのだ。なるほど、米津には米津なりの不幸があるだろう。だが、それでも明日の生活にも困る俺の方が不幸の”量”は多いはずだ。それが量に換算できるなら、だが。にも拘わらず、彼の「不幸」な歌は俺の胸をうつ。
138
…と思ってたのだが、この発言を聞いた時は「あ、負けた」と思った。で、ダメ人間の最後のよりどころまで奪われちまった。昔、芸能人は「アイツらは芸はいいが、頭は空っぽだ」と偏見を持たれていたらしいが、この偏見もなかなか馬鹿に出来んよ。彼らが頭まで良かったら、それを見る観客はどうなるのだ
139
前、米津玄師がKICK BACKの歌詞を「人はどん底にいる時ほど、具体性を欠いて抽象的になる。幸せになりたいが、具体的な道筋はわからない。その状態を歌った」と話したのが話題になったでしょ。こういう話聞くと、俺は真面目に「米津、もうやめてくれ…俺の最後のプライドまで持ってくな…」と辛くなる
140
アーティストが「頭がいい」のは納得できるんだよ。色恋沙汰に関して詳しい。なんならウルトラマン等のオタク的な知識や情熱が自分よりあるのも受け入れられる。でも「不幸」に関してだけは、成功している君達よりも俺の方が詳しいはずだ。だから君達が「不幸」に関して何か言ってもダサまれないぞ!と
141
SNSで知った話だけど…みうらじゅんが「飽きずに一つのことを続けるコツは?」と聞かれた時に、「飽きないふりをすること」と返した話が好きなんだ。「自分だってゆるキャラとか当然飽きてる。でもプロとアマの違いは、どれだけ上手に飽きないふりをするかにあるんだ」っての。コレは本当に重要と思う
142
俺、安倍さんが首相やってた時に不気味だったのがコレなんだよな。「首相がイイことを言ったから感動しました!」ならまだ分かるんだよ。でも「偉い人達が感動しろ!と言ったから、感動します!実際、私は今感動してます!」みたいな奴がマジでいたことが本当に意味不明だったんだよな。なんなの、ソレ
143
『不幸になりたがる人たち』で知ったけど、阿蘇くま牧場自殺事件は凄いね。六十一歳の主婦が動物園の子熊に食われた事件。実は主婦は某宗教の熱烈な信奉者で、釈尊の過去世の「捨身飼虎(飢えた虎に自分を食わせる話)」を実行しようとしてた。でも虎の檻に入れなかったから、熊で代用して死んだっての
144
いろんな本で同じ内容の発言をしてるけど、とりあえず『不幸になりたがる人たち』から。
145
B'zと「ダサさ」の話。ライブDVDの特典に入ってる映像の中に、稲葉氏が「こっちの方がダサい」という理由で衣裳決める場面があった。そういう「ダサい」衣裳じゃないと、遠くの客はよく見えないとか。だから、ある程度は意図的なものだと思う (実際、小さい会場でライブするときは普通の服着てるし)
146
余談)春日先生の「ベテランも新人も知識の量は変わらない。でも新人は「実はどこかに俺がまだ知らない何かがあるのでは…」と考えちゃうから、自分の言動に自信を持てない。それで失敗しちゃうんだ。でもベテランは「そんなもんはない」と悟ってるから強いんだよ」発言。これは中々奥が深いとは思うよ twitter.com/madanaizo/stat…
147
ネットでどうでもいいニュースにキレてる人。どんなに威張ってても、所詮は「こだわり、プライド、被害者意識」のどれかを拗らせてる病人に決まっとる。 ま、ヒステリーにはヒステリーの知恵があるからな。ヒステリーとバカは違うんだよ。彼らヒステリー患者は決してバカではな…君、別に褒めてないぞ
148
春日武彦の「長年精神科医やって悟ったのは、人間の精神のアキレス腱は所詮「こだわり、プライド、被害者意識」の三つに過ぎない、というシンプルな事実」発言は、定期的に思い出すな。結局文学も哲学もこの「シンプルな事実」を高級な言葉(自我…疎外…)で隠すために阿呆に求められただけではないか
149
山下達郎が毎回似たような曲を出すことを、大瀧詠一が「偉い!それはファンに対する君の偉大な愛情だ!」と称賛してるのが好きなんだよね。そう、ファンは「大体同じで、少しだけ違う曲」を毎回聴きたいの。で、毎回「大体同じ」を実現するためには大変な努力と、努力を可能にするファンへの愛情がいる
150
今のSNSは「私は傷ついた!俺も傷ついた!」という叫びに溢れてる。若い人なんかは「よく分からんが、〝傷つく〟というのは元の自分に戻れなくなる程、恐ろしい経験なんだな…俺は絶対〝傷つかない、傷つけない生き方〟をするぞ!」とか思うんじゃないかな。どうも「傷つく」が過大評価?されてる気が