どうそく(@madanaizo)さんの人気ツイート(新しい順)

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「〝合わない人はすぐ切る〟は相手を信じて待つことが出来なくなるから孤立する」もコレと同じと思うんだ。どんなに頭が良くても、人間の頭の良さなんてたかがしれてる。頭の良さで他人を即座に理解することはできない。だからある種の不快さに逆らって、自分をその場に「拘束する」のが重要だ、という
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↓誰か忘れたけど、昔「友達が出来ない」という悩み相談に「君は頭が良すぎるんだ。良すぎるから飲み会とかでも〝あ、コレ以上ここにいても良いことないな〟ということが分かって、すぐ帰っちゃう。でもそんな時こそ、あと30分我慢してみろ」と言ってる人がいて。これは凄く大事なことだと思うんだよね
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今月からネトフリで配信された映像エッセイ「映画という文化 -レンズ越しの景色-」。第一話が『ジョーズ』をきっかけで映画の面白さに目覚めた女性映画ブロガー(サーシャ・ストーン)の回想だったけど…この手の映画を見ながらこう↓思ってた女性は昔から大勢いたんでしょうな。なんかタイムリー。
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何度も張ってるけど、小松左京先生の「SF小説がやたらと世界を滅ぼそうとするのは、『破局』を設定することによって、はじめて人間が、人類が、そのモラルが、社会機構や文明が、いわばこの世界が「総体」として問題とされるからだ」発言は重要ですよ。この世界を「日本」に置き換えてもいい。
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「『ゴジラの逆襲』は宴会場面が長い!」と昔から批判されてきたけど「コロナ禍だから飲み屋に行くな。人と集まって飯を食うな」「なんなら灯火管制もしてやろうか」みたいな状況を体験した後だと、なんとなくあの「長さ」の意味が分かる。あれは戦争が終わった後の「日常のありがたさ」の象徴なんだね
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新しい中央公論に面白い記事が載っていた。ハードボイルドの魅力は究極の独りを生きていることであり、そのために必要なのは気取ったせりふや酒ではなく、衣食住のメンテを部下や女に頼らずこなせるスキルだった(そして橋本治という作家は実にハードボイルドな人だった、と)。
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西部開拓時代、ガンマンは実はエンジニアでもあったそうな。拳銃の分解掃除と修繕、馬の蹄鉄を鋳て鍛える技術…等々のスキルがないと荒野では生きていけない。そしてマーロウやスペードも含め、ハードボイルド探偵は海まで追い詰められた西部のガンマン達の末裔なのだ。
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なんでヒットしたのか分からん作品があるのは、自分が考えているよりも世界が豊かな証拠ですよ。多分。
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さえぼう先生の批評本を読んでるけど、冒頭で「自分の分析を明確に文章化できると、作品を他の人とシェアできて楽しい」「批評はコミニュケーションを生み出し、作品のまわりに共同体を作る道具でもある」とハッキリ書かれてて、ちょっとビックリした。「コミニュケーションの道具としての批評」という
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西洋の悪はシステムという「人間自身が構築した非人間的なもの」だけど、日本の悪はどのような対立や問題も全てそこに飲み込まれて、最終的にグダグダになる「自然」という(誰が作り上げたわけでもない)非人間的な空間だけが存在してる感じ。
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「ディストピアSFに出てくる悪(管理国家)はシステム構築がちゃんとしてる」という呟きを読んで何となく思ったが、日本的な「悪」をちゃんと描いた映画ってもしかしたら戦争モノ以上に『沈黙』じゃないかな。「この国は沼地 何を植えても根が腐る」という「何をしても自然に腐る」感じに言及した映画
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近所の廃病院を知り合いが譲り受けて、今リフォーム中と聞いたから見に行ったら「昭和の世界」がそのまま残っていて感動した。今となってはなんのために使うかよく分からん機械まであって、ちょっとしたSF感覚まで味わえたよ。まるで本多猪四郎の特撮映画(の日常部分)の中にいるようだ。
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先日「まんがで大切なのはスピード感」というタグが流行ってたけど、俺が漫画を読んで初めて「あっ!こいつは凄い!」と思ったのはコレかな。凄いというか、漫画を読んで初めて「あ、漫画というのは映画や小説とは違うものなんだ」ということを意識した瞬間。手品を見せられてるような気分になったよ。
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オウムに関しては「アレは宗教と言うより会社だ」と書いた橋本治の指摘が好きだな。麻原の会社は、会社社会に適合出来ない人に対して「君にもやりがいのある人生を!」と訴える、経営基盤がいかがわしい会社だった。誰もそれに気づかなかったのは、日本が「会社」を中心にした宗教社会だから…という。
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『スマホ脳』今の若者はSNSで他人と自分を比較して自信をなくす人が多い。昔の若者も他人と自分を比較したが、その対象はせいぜい同じ学校の2~30人程度。でも今はSNSに何万も凄い奴がいる。その結果「よい人生はこうあるべき」の基準が上がり、落ち込む人が増えた…って凄く考えさせられる話だ
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吉村知事。先週地元に来る予定だったのよ。結局コロナで流れたけどさ。で、うちの母ちゃんが凄く見たがってたから「彼のどこがいいの?」と聞いたら「いつもハキハキ受け答えしてていい」「清潔感がある」「仕事を頑張ってる」「ハンサム」と返されたな。一つも「具体的に何をした」というのはなかった
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というか、自分も他人の単純な「面白かった」という呟きに刺激を受けて本を買う時が結構ある。岩波新書の人が「本は〝今〟売れるからこそ、重版し続けることができる」と書いてたが、誰かの「面白い」という呟きが「〝今〟売れること」のきっかけにもありうるのだ。だから皆、好きな本の感想もっと呟け
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Twitterやってて、結構驚いたこと。軽い気持ちで「この本、面白かったな」と呟いたら、それを読んでその本を買うやつが本当に出てくること。実際は彼・彼女が前から気になっていた本で、自分の呟きが最後の後押しになっただけと思うが…特にためになる感想を書いたワケじゃないのにびっくりするよね。
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我々は「価値観をアップデート」出来てないオッサンを笑うが、オッサンが古い価値観を今も持ってることにはそれなりの理由や合理性があるワケで(旨味も)。それを理解しないままオッサンをネタにしてると、自分がオッサンになって「古い価値観」の意外な合理性に気付いた時、急にコロッといく気がする
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そんなの大したことじゃねぇだろ、と思う人こそその才能を持ってる人だ。私はその人に話しかけているのである。断言しても良いが、この呟きはそれなりに伸びるはずだ。それを見て「TLに俺の才能を必要としてる人がこんなにいるのか…」と気づくが良い。世界は書評家でも批評家でもなく、君を待っている
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もう10回くらい書いてるがね。沢山の本を読めるのも、沢山の映画が見れるのも才能なのだ。とても得難い、それを羨む人も多い才能なのだ。だから本や映画に触れたら出来るだけ感想をTLに投げてくれ。そんな映画がこの世にあると知るだけで俺のような凡人は嬉しいのだ。だから歌うように感想を書いてくれ
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陰謀論とは違うが、俺は子供の頃「ナチスがUFOを作っていた!」という話が好きだったんだよね。嘘でも物語として面白いと思ってた。でも、後でそれはネオナチが流したもの(ナチスは凄い!と言ったら叩かれるが、UFOの話だと皆面白がる)と知って驚いた。以来気楽にこの手の話を楽しめなくなった
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自分は周りのおじさん達より価値観が「現代的」と思ってたのに、ちょっと余裕がなくなるとコレか。そのおじさん達の反応(おめでとう!)の方が余程マトモじゃないか。俺のアップデートされた「価値観」なんぞ、仕事や金に余裕がなくなると、すぐ化けの皮が剥がれる程度のものだったんだな…となった。
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先週、部下(女性)から「実は二人目を授かりまして…」と報告を受けた時、真っ先に思ったことが「この経営難の状態で仕事を抜けられたら困る!」だったよ。周りの人が「おめでとう!」とお祝いしてたから、すぐ我に返って(?)「おめでとう!」と返せたけど、自分でも自分の反応が結構ショックだった
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コレ。昨日のRTとも関係あるけど「ある世代が「ネタ」として演じていのに、ネットに入り浸った次の世代は「これが本物なんだ。本物の〇〇はこうあるべきなんだ」と思ってしまう(それ以外の〇〇の存在を考えられなくなる)」ことは絶対にあると思う。そのヤバさを最近本当に感じつつある。