どうそく(@madanaizo)さんの人気ツイート(新しい順)

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近所のオッサン…というか爺さん。最近会うたびに同じ話(近所の別のオッサンの悪口)ばっかしてくるから、いい加減ウンザリして「ソレ、前も聞きました」と言ったたら、「そんなことは俺も分かってるんだよ!人を馬鹿にするな!」とキレられて、超ビックリした。毎回同じ話をしてる自覚はあったのかよ
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30代前半までは「学校帰りによく行った店」とかが取り壊されても平気だった。でも最近は恐ろしい。多分昔は「別の場所で思い出を増やせばいい」「生きていれば自然に思い出は増える」と思い込んでたから、別に怖くなかったんだ。でも40に近づいて「もう思い出は増えない」と悟るとね、変わる。ホント
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前も書いたけど「人は30過ぎると新しい音楽を聴かなくなる」という話があるでしょ?あれ、ある本に「音楽には社会的な役割もある。集団作業の効率を高める、他者と情動的な絆を築く…だからこそ、人は社会集団の一員となる若い時期に音楽を好むのではないか」と書いててさ。多分この逆がその答えと思う
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「30過ぎたると感性が衰える」とかじゃなく、今の社会で「社会集団の一員となろうとする若い時期」は十代から二十代くらいでしょ。オッサンは既にある集団の一員となってるなら、自然に音楽を聴かなくなる面もあんじゃない? で、SNSのボンクラ達は30過ぎても居場所がないから、今も新しい音楽を…
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「始まってもないのに騒ぐな」「決まったことに文句言うな」「やってるに最中に水を差すな」「終わったことを蒸し返すな」を上手に使いこなせる人。人生において一度も主役であったことがなかった人、って感じがする。
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修学旅行中の学生が美術館の芸術品を壊した事件。あの時「”その気になれば簡単に破壊できる”危うさがあるからこそ、芸術は魅力的なのだ」と言った人がいて、なるほどと思った記憶がある。よく話題になる「演劇が怖くて見れない。俺が叫んだら一瞬で台無しになる事実に耐えられない」も似たようなもんだ
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大江健三郎が若い頃「一人の肉体労働者がいる。彼は仕事を終え、家に帰り、飯を食って、ベットで一時間くらい本を読んでる時に「あぁ、人間というのは威厳を持った存在だ」と感じる。労働をしてる時ではなく、寝床で本を読んでる時に感じるんだ」と、どこかで言っていた気がする。コレは本当だと思うよ twitter.com/madanaizo/stat…
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↓SNSやってると感覚狂うけど、本来、映画を見て感想を言う必要とかないからな。ましては上手い感想を言う必要はもっとない。基本的には見てる間だけ「ぐあぁぁ~ときて、心臓とかバクバクいって」るだけで、十分なんですよ。つまり「心臓がバクバクい」っただけで、感想とか特にないのも「普通」。
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あと、谷川俊太郎の詩を載せた教科書を「ひらがなが多いから確かに子供でも読める。でも内容は明らかに大人にならないと理解できないものだ。それを「子供でも読めそう」とホイホイ載せるから、「詩=わからん=俺には必要ない」という奴が増えるんだ」と批判してる人がいて、コレも一理あるよなぁ、と
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昔、国語の教科書批判で「みんなで一緒に読むより、一人で孤独に読んだ時の方が生きる小説を載せるのは如何なもんか」「夜読むべき小説を昼に読むことで、子供は「これが”小説”というものなら、俺には必要ないな」と思うかもしれないぞ」みたいな指摘があって、コレはコレで一理あるかもな、とは思った
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(定期)今の特撮映画に必要なのは「我々には何もわからないよ」と言ってるだけなのに、何故か妙にカッコよく、見てる方も「そうだ、この「わからない」という謙虚な態度こそ、怪獣映画においては正解だ」と不思議な説得力を感じてしまう「平田昭彦”力”」だ。コレさえあれば演技力なんか問題じゃない。
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加藤典洋が「世の中には「分かる、分からない」の他に「俺にはどうでもいい」という立場もあるんだ。それも凄く重要なんだ。だから「分からない」時に「俺は頭が悪いから、分からないんだ…」と思わないようにしろ。それこそが頭の悪い考え方だから」と書いてて、これは本当にそうなんだろうな、と思う
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「キルケゴールは生涯友がいなかった。そんな彼にとって散歩とは、他人と暮らすことができない男が人と交わる術、束の間の出会いや、漏れ聞こえる会話から人の温もりを浴びる術だった。町は彼の応接間だったのだ」という文章(要約)が好きでね…俺も似たようなもんだから、散歩の度に頭に浮かべてるよ
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ナンシー関を読んでいたら、1996年アトランタオリンピックの時期に、彼女が「TVがやたらと〝感動〟を叫んでるのは何だ?」と書いた文章が載ってた。多分この頃からスポーツ関連の番組で「感動」を強調するやり方が始まったんだろう。最後の「感動」も新たな抑圧にしか思えないが、という指摘が流石だ。
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大学の先生が「今の学生は”わからない”と答えられない人が多い。でもわからんものをわからんと言えるのが考えることの出発点。ちゃんとわからないと言える”訓練”しろ」と書いてて面白かった。それが言えるようになるのに一年かかる奴もいると。そうか。人は努力しないと「わからない」が出来ないんだな
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「精神分析は互いにセックスしないと決めた二人が、互いに何を話すことが可能かを問うものだ」というイカした言葉があって(二度目)。俺が映画の性行為場面が苦手なのもコレだ。映画は性行為なしで男女が何を、どこまで出来るかを見せて欲しいんだよ。そこで一番エロいのは勿論「会話」ってやつさ!↓
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押井守監督は「ジブリ映画は見終わった後、観客が”自分がいい人になった”と錯覚できるからウケる」と言ってたけど、コレだけ「俺はダメ…バカだ…」と自己嫌悪してる人達が多い昨今。一瞬でも客を「俺はいい人になれた…賢くなれた…」と錯覚させることが出来るなら、それはそれで映画の徳かもしれない
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でも数日家に引きこもった後、久々に山とか登るとマジで「うわ、なにこれ。リアル3Dじゃん…スゲー酔う…」とはなる。
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実にいい話だと思う。デジタルにどっぷりつかったから(すべてを同じ「情報」として見たから)こそ、逆に現実の人間や世界の複雑さに気づけた」という点が面白い ネット世界は複雑だから、たまには草木を見よう!は古い。これからはネット世界は単純過ぎるから、草木を見よう!が流行ると思う(真顔
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ゲーム作りの講義をzoomで受けてる生徒が、ある日「ネットの世界にいるのがキツくなった。デジタルは一見複雑に見えても、所詮複雑さに限界があり、暫くすると構造が見えて飽きる。それで外に出て草木を眺めたら、草木の方が複雑で見飽きないことに気づいた」と野原から受講してきた話を誰か書いてたな
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『マトリックス』だと人間は機械の養分になってて、機械たちは人間から効率よく電気を得るためには、人間に夢を見させているのだった。ある小説家も書いていたが、今のSNSを見ると「マジでそのまんまじゃないか」と思う。俺達の感情を食って、ツイッター社が生きている。生きてるのはツイッターの方だ
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最近のツイッターは「大事なのは俺達ツイッター社の利益であって、お前らユーザーじゃない」「お前らはデータだけ提供すればいいんだ」感が露骨なので、ツイッター上の論争とか見ても「誰か仕掛け人がいるんじゃないか」と醒めた目で見てしまうようになった。「ほら、ムカつくだろ?盛り上げれよ」的な
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『さかなのこ』昨今のやたらと「好き」を美化しがちな風潮の中、ちゃんと「何かを好きなる、ってのはキモいんだよ。キモくなることなんだよ」とやっただけでも満点。snsはその「キモくなる」部分を笑えるネタにしちゃうからダメなんだ。ちゃんとキモくなれないと、自分の「好き」を充分に発揮できんぞ
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俳句の入門書(?)を読んでたら「お前らの問題は俳句の作り方がわからないことじゃない!お前らは感動の仕方がわからないんだよ!」という一節があって、「おぉ…」となったよ。「感動の仕方が分からないなんて、そんなバカな!」となる人もいるかもしれんけど、俺は案外こういう人は多いと思いますよ
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『NHK短歌』永井玲衣さんが「最近恋愛の短歌が減ったような…」と言ってて。それに穂村さんが「現代では、もう恋愛は「人生の必修科目」じゃないんでしょうね」と返してたのが印象的だった。今や恋愛は一種の「選択科目」なのか。そりゃ「いずれ結婚するつもり」と答えた人の割合が過去最低になるわ twitter.com/madanaizo/stat…