どうそく(@madanaizo)さんの人気ツイート(いいね順)

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だって、嫌な奴とも共存していかないとダメなのが世界でしょ。その為にはどっかで相手を「許す」作業が必要になる。で、それは許す側も、許される側も全部納得してやるワケじゃない。多分お互い「本当はあいつの方が悪いんだ…」とか腹の底では思ってるはず。でもそれを飲み込む「寛容さ」が必須になる
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気兼ねというか、MCU映画や過去のリブート作品が盛り上がるたびに「面白かったけど、詳しい人ならもっと作品を楽しめたんだろうな…」みたいなコンプレックス?を感じてた人は結構いるんじゃないかな。で、今回はソレがない(予習も一作で済むし、何なら見なくても分かる)から、楽でいいよ、みたいな
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Twitterのインテリ達。そのうち、赤信号に対しても「俺が進む権利を妨害している」「これは一種の暴力だ」「これに誰も抗議しないことが、日本人の飼い慣らされた精神を表してる」「若者は社会の規則を内面化して、それを善と勘違いしてる」みたいなこと言いそうな気がする。ミソもクソも全部暴力さ。
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こういう話をすると必ず「何を良いと思うかは人それぞれ」と言う奴が出てくる。でも「人それぞれ」は話の出発点であって、ゴールじゃない(そして議論の途中で「人それぞれ」と言うと話が全部終わる)。違いがあるとはいえ同じ人間なんだ。「ここまでは同意できる」と確認するために話し合うのも大事よ
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何がヤバイって、反論の内容が「いや、ウチはちゃんと働いた分の報酬は出してる!想像でモノを言うな!」じゃなくて、「生徒のためになってるんだ!物事は単純じゃないんだ!」だったからね。それを何度も繰り返してる。正直怖かったよ。
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「貴方の感想ですよね?」論法を有難がっていたら、何のことはない。トマトや、SNS上の「正解」を参照しないと「感想すら言えない奴が増えた」ということなのではないか。これはひろゆきが云々で済ませて良い問題ではない。つまりは「俺はこう思った、感じた」すら言えない奴が出てきた、ということよ
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俳句の入門書(?)を読んでたら「お前らの問題は俳句の作り方がわからないことじゃない!お前らは感動の仕方がわからないんだよ!」という一節があって、「おぉ…」となったよ。「感動の仕方が分からないなんて、そんなバカな!」となる人もいるかもしれんけど、俺は案外こういう人は多いと思いますよ
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「お前がコミュニケーションを云々言うのは、お前が既に強者だからだ」みたいな感覚はあんじゃないか知らん。で、それは…若干次元が変わるけど…前話題になった「いざ自分一人で何かを語れ、となった時に、何も語るべき話題や内面を持ち合わせていない人は多い」という話ともどっかで繋がってると思う
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というか、人間の中には恐ろしく単純な面と、恐ろしく複雑な面が同居していて、どの出来事によって、どちらの面が出るか事前には誰にも分からない…というのが本当なんだろう。そして人間は時に生きる為に「単純に」「浅く」なる時もある。この「単純さ」「浅さ」に小説好き、映画好きは免疫がないのだ
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客観的にみたら彼を友達と思えるかもしれないが、俺は彼を友達を認めていない。友達なら~な話もできるはずだ。だが出来ないから友達じゃない。だから俺は孤独だ …って、要は「好きな人じゃないと友達じゃない」みたいな感じでしょ。それで本当に彼は「孤独だ」と思っていた。こういう人、多いのでは
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『マトリックス』だと人間は機械の養分になってて、機械たちは人間から効率よく電気を得るためには、人間に夢を見させているのだった。ある小説家も書いていたが、今のSNSを見ると「マジでそのまんまじゃないか」と思う。俺達の感情を食って、ツイッター社が生きている。生きてるのはツイッターの方だ
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個人的には「面白かった」より、その後の「でも、久々に映画館で映画を見れてよかったよ。映画館はいいね」という言葉の方が、遥かにイイモンだと思ったね。普段あんまり映画館へ行かない両親が、久々に映画館へ行って「あー 色んな意味で楽しかった」となるなら、それだけで作り手に感謝したい気分だ
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昔の映画の「嘘を恥じず、絵空事を堂々とやる姿勢」。今やるとアウトだけど、昔はどう見ても日本人の俳優が、外国人の役を演じることがよくあったじゃないか。『キングコングの逆襲』で宝田が、フーの手下の田島を見て「こいつは日本人じゃない!俺は日本人だから分かる!」と言う場面を見る度感動する
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橋本治は「ちゃんと呆れること」の大事さを書いてた。上司が思い付きでものを言った時に、まともに反論すると、そのことで思い付きが一つの「意見」になってしまう。それを避けるために「は?」と呆れる必要が…と。「〇〇オタクが世界を善くする」系の言説は基本「反論する前に呆れるべきもの」と思う
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↓本は儲けが少ないのに、インフルエンサー達がやたらと本を出そうとするの。あれは「本を出した」っていう事実というか、権威が欲しいらしいね。やっぱり一般的には「本を出した=偉い人に違いない」という発想は強いから。それで「そんなに偉い人なら話を聞くか」と、講演にたくさん人が来るから。
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「同じ話を何度もする(痴呆気味の)老人は「同じ話をすること」で、心の平和を得ているのだ。だから絶対に話を途中で遮ってはいけない」という話は知っていたのだが、同時に「当人には同じ話をしている自覚はない」とも思ってた。だから爺さんに「自覚があったこと」にスゲーびっくりしたよ。
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前に「俺が褒めた作品が、後で差別的だと批判されることが増えた。最近は「問題がない」と判断された作品の感想しか怖くて言えない」と若い相互氏が呟いていた。こういう人は他にもいるのだと思う。若者にとって「感想」なるものは、もはや我らオッサンが思うほど簡単&気楽なものではないのかもしれん
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『あとしまつ』騒動。「たかが映画」以上に「意図が伝わらなかった=意図を伝われば、客は面白いと感じる”はず”だ」という発想の方がマズイと思う。意図にそこまでの力はないし、観客はそんなもの無視して自由に見ていいはず。今の映画は作り手側の「分かってくれ!汲んでくれ!」感が強すぎてコスい。
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ちなみに例の「倍速視聴」の話。俺は倍速視聴する人達がスゲー嫌なのだが、もしそれが「俺は映画の見方が分からないのだ。楽しみかたが分からない。でも倍速なら楽しめる」というものであれば、一回考え直した方がいいかな、とも思ってる。(手っ取り早く情報が得たいだけの人は知らん!)
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前も書いただけど『スターシップ・トゥルーパーズ』。今の映画好きは作り手の意図を知ってるから、これが「プロパガンダ映画のパロディ」と分かる。でも当時の客の大半は「大戦中に作られたプロパガンダ映画」がどういうものか知らない。ならそれはパロディとして機能しないのでは?という話が好きでさ twitter.com/madanaizo/stat…
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特撮映画とかよく「”見立て”だよ」と言われるが、正確には少し違うと思う。観客は明らかにソレを「ミニチュアの町、戦車、着ぐるみの怪獣」と分かった上で見る。だが、分かっているにも関わらず、内容に呑めりこむにつれてソレが一瞬本物に感じる…その作り物に心を動かされることに歓びを感じるのだ。
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「韓国の作り手達は国の援助を受けてやってるから不純だ。日本の作り手は成功してないけど、貧乏でも自分の力だけやってるから純粋であり、その点で韓国作品より遥かに偉い」みたいな発想なんだろう。で、俺はこの国のお偉いさん達も、このオッサンと同じ発想を持ってるんじゃないか…と疑うんだよ。
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んが、その他国に住む日本人においてはそうではないだろう。彼彼女の周りには「トンチキ日本描写」だらけなのだから、コレに抗議する理由も分かる。気持ちは分かる。その辺を踏まえて、もうちょっと穏便に議論を… 出来ねぇよな。やっぱ。 tbsradio.jp/articles/59813/
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「必要なものしか世界にない。すべてのものに意味がある。だから安心して見れる」みたいな感じの。映画じゃなくてフィクション全般だったかも。 (ちなみにこれはその逆。これはこれで分からんでもないな…) anond.hatelabo.jp/20210517205623
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「天皇の声は私の想像を絶していた。それまでに私はあんな声を聞いたことはなかったし、あんな調子で語る人間に会ったこともなかった。もしかするとあの時だけ、私は天皇は人間ではないと思ったのかもしれない」 (敗者は映像を持たない 大島渚著作集 第二巻)