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普段年がら年じゅう「ロックは死んだ」「いや、死んでない」と議論しとるオッサン達は、秋元康が『好きというのはロックだぜ!』を書いた時は少しは怒ったんですかね。俺はコレ、本当にあんまりだと思ってるよ。みんなが「好き」をやたらめったら美化して、甘やかすから、こんなことになるんや。
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ラジオのCMで「ウチの唐揚げは美味しいですよ!ウチの鶏はストレスを感じないで育ったから!」みたいなのが流れてた。お前らにストレスを感じさせないのは、俺達に美味く食われるため、とね。最近社会でやたら言われる「ストレスは良くない、ストレス減らそう」みたいなのも、基本これと同じではないか
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近所のオッサン…というか爺さん。最近会うたびに同じ話(近所の別のオッサンの悪口)ばっかしてくるから、いい加減ウンザリして「ソレ、前も聞きました」と言ったたら、「そんなことは俺も分かってるんだよ!人を馬鹿にするな!」とキレられて、超ビックリした。毎回同じ話をしてる自覚はあったのかよ
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「偶然と出会う~」は坪内祐三が小林秀雄を評して言った言葉。小林秀雄はよく「自然に作品を見るのが正しい!」と言うが、彼の「自然」にはコレだぞ。学生時代に一日五冊(学校に行くまでに読む本A、学校にいる間に読む本B、帰る時に読む本C)読んでた奴のソレだ。俺達凡人が真似しても仕方ないぞ、と
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それは兎も角、現代は「映画人のような幸福な人間に、俺のような不幸な人間が分かってたまるか!という怒りが、自分の映画評の始まり」という、佐藤忠男のような批評家が生まれる余地はないのかも(いるとしたら、運動家の方かな)。米津とか自分で自分の批評までやってしまう
twitter.com/madanaizo/stat…
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昔、ある評論家が「僕は怪獣映画が好きだ。”着ぐるみを着た男が模型の中で暴れる”という、大変狂った映像が見られるから」と言ってて「あんまりだ」と思ったが…昨夜『やくざ刑罰史 私刑!』を見たら「赤のペンキ塗れの男が、作り物の目玉を手に暴れてて面白い!」と感じてしまった。あんま変わらんな…
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3週間前は「原作者が関わってるからって、アニメ版チェンソーマンが「正しい」ってワケじゃない」と呟いた相互氏が叩かれたのに、最近は「アニメ版監督は原作を理解してない」という空気になってる。そして今度はSLAM DUNK原作者が批判されてる。俺には何が何だかわからねぇ。原作(者)とは何なんだ。
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この「それでいいのか」は海外の客に対してではなく、東京都に言っているのだ。
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「いい人」…というか「強い人」は、「他人に何かしてあげる人」というイメージがあるけど、俺は「ちゃんと他人の好意を受け取れる人」と思うんだよね。で、その好意を受け取るためには、適度に自分を好きじゃなきゃイカン。それは多分「チャンス」も同じだろう、と。だからそこを逃さなかったのは偉い
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チェンソーマンの「胸揉みたい」話。尾崎豊の盗んだバイクの歌と同じ、急速に「触れた瞬間に炎上するネタ」になりつつある気がする。「〝あの歌は盗まれた側が気になるから〜〟は分かるけど、〝盗まれた側のことしか考えたくない。盗んだ奴の気持ちとか知るか!〟はマズいよ」と言ったら炎上するアレ…
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今月の『文學界』で知ったんだけど、加藤智大。自分では孤独だ、友達がいない、と言ってたけど、実際には普通に友達がいた(ように他人から見えた)し、コミュニケーション能力もそこそこあったらしい。でも彼は孤独だ、友がいない、と言ってた。単に友達がいないより、こっちの方が根が深い気がする。
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余談)春日先生の「ベテランも新人も知識の量は変わらない。でも新人は「実はどこかに俺がまだ知らない何かがあるのでは…」と考えちゃうから、自分の言動に自信を持てない。それで失敗しちゃうんだ。でもベテランは「そんなもんはない」と悟ってるから強いんだよ」発言。これは中々奥が深いとは思うよ twitter.com/madanaizo/stat…
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SNSは定期的にサイゼにケチつけて炎上する人がいるが…最近ケチをつける人の気持ちもちょっと分かって来たよ。サイゼ(的なもの)に何の罪もないが、時々「たしかに安くてそこそこ上手い…でも豊かさってこれだけなのか」という気がしてくるんだ。今はこの「安くて上手い」しか手に入る「豊さ」がない
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オッサンが子供を厳しいのは、「俺は死ぬほど苦労してるのに、お前らはビービー泣きわめくだけで要求が通るから気に入らないんだよ」という心理もあるんだな、とオッサンになって気付いた。殴んないけど。
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ネットでどうでもいいニュースにキレてる人。どんなに威張ってても、所詮は「こだわり、プライド、被害者意識」のどれかを拗らせてる病人に決まっとる。
ま、ヒステリーにはヒステリーの知恵があるからな。ヒステリーとバカは違うんだよ。彼らヒステリー患者は決してバカではな…君、別に褒めてないぞ
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俺も震災の映像を見てもヘラヘラするタチだが、同時にそのことを後ろめたくも思っている。そういう人は案外多いだろう。だから、そんな彼彼女のために「震災の映像を見て人が泣く場面があるドラマ」を作るのだ…とかも、あるのかもしれない。
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「”ゴールデンカムイ”のアイヌ描写は問題があったとは思うが、自分がソレに気付けたのは”カムイ”でアイヌに興味を持ったからだった」みたいな人は沢山いると思う。で、それを考えると、”少しだけ”コレを批判する気がなくなるな…という人も。私はこの”少しだけ”の躊躇いが、凄く重要だと考えるんですよ
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俺は芸術家の役割の一つに「”こんなふざけた人間が世の中にいていいのか””こんなにふざけてるのに破綻なく暮らしていけるのか”を、作品や生き方で示す」があると思うんだけど、本作や『また沼で溺れてみたけれども』を読むと「今は女性のオタクの方がよっぽど”芸術家”っぽいよなぁ」とは感じなくもない
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以前、介護の仕事に従事している相互氏が「自分は持病持ちで、自分の精神&肉体的健康が一番大事だから、成長欲望は少ないのだ」と呟いていた。多分氏のまわりにも同じ考えの人は多いのだろう。その人達から見ればSNS上の「健康な人」が持つ「何者かになりたい」欲望は、暴力的なものに見えるとは思う
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結婚してる知人にこう聞いて「まぁ、それはあるな。なんか飽きちゃうんだよ」と返されたこと。何度かあるよ。
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米国人の…というか、米国映画でよくある「家族(本物であれ、疑似的なものであれ)は無条件でいいものだ」という感覚が本当に理解できない。というか、米国人も本当にいいものだと思ってるのかな。あれだけバンバン離婚しておいて。
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シン・ウルトラマン。うちの両親(NOT特撮映画好き)にも好評だったけど、それは「怪獣映画って、こんなもんでしょう?」という「見下し」のうえに存在する「面白い」だった。女が巨大化する?宇宙人達が居酒屋で酒を飲む?「バカバカしくて面白い(今時こんな変な映像が見れて最高!)」という感じ。
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『ダンジョンズ&ドラゴンズ』は面白かったけど、二、三日したら全部忘れちゃいそうな映画だね(笑)
とか、あんた。そんなコスイこと言っちゃイカンですよ。ああいう映画に対しては「鑑賞後すぐに内容を忘れてしまう映画だが、鑑賞中は人生の何もかもを忘れてしまう映画だ」と褒めるのが正しいんです
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以前相互だった(今はTwitterをやめられたらしい)映画監督が「僕は昔、助監にパワハラ行為をしてしまった…僕はクソだった…」と後悔の呟きをしたら、それに引用RTで「さぁ!○○監督は悔い改めましたよ!次は誰が監督に続きますか?」とやった奴を見た時の不快感は忘れ難い。こいつは敵だ、と思った