どうそく(@madanaizo)さんの人気ツイート(いいね順)

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マニアは世界の複雑さとやらに耐える前に、その単純さに耐えろ。その単純さの中から、普通の人が感じてるはずの豊かさを見出すんや…
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宮崎駿監督。庵野監督が実写映画を撮ったのを「逃げだ!逃げ!」とディスってるんだけど、その時「実写は楽だろ。一日労働するから、それで満足しちゃうんだ」と言ってるのが印象的なんだよな。要は「アイツらは心地よい疲労感と、仕事の出来を取り違えるからダメなんだ」ということだと思うんだよね。
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「映画も最近は全てを台詞で説明されないと理解できない客が多い。比喩としてのアスペルガーが増えたからだ。彼らは空気を読んだりするのが苦手だから」という話が出た時、アスペルガー症候群の方が書いた「映画は全てに意味があるから落ち着く」という文章を思い出していた。障害にだって色々あるわな
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身体だけじゃなく、精神も急に何かに見放された感覚になる。以前子供作った知人が「急に肩の荷が降りたよ。誰かに耳元で「君は役割を果たした」と言われた感じ」と言ってて、そんなもんか、と思ったが… 多分この逆だ。誰かに耳元で「君はもう時間切れだ。死のうが生きようが勝手にしろ」と言われた感
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宮崎駿監督が何かで「結末は想像にお任せします」的な物語を「金払ってるんだぞ。まずはお前の考えを聞かせろよ」と批判していたのを思い出す。本当だよ。まずはお前の結論を出せ(主人公は復讐しに行ったか?それともやめたか?貴方の想像次第!)。それを出した上で「アリかナシか」を客が考えるんだ
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人間。10年も同じことすりゃ、苦労した分少しは腕が上がるじゃないか。上がったことで得るものもあるはずじゃないか。電柱建ててる若者は10年前よりグレイトな職人になる。キツイ仕事でもグレイトになったことで得た喜びもあっただろう。しかし、エクセルやパワポを10年続けてる俺は一体何を得たんだ…
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言いたくないけど、芸能人の言う「頭の良さ」って「俺は地頭がいいから~」でしょ。でも武さんの話は「引用」が多いじゃないか。「〇って本に書いてたが」みたいなのさ。この差は結構デカいと思うんだけどな。 (ちなみに教養とは文化が自己にあてがう価値や規範の問題です) twitter.com/madanaizo/stat…
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物書きは「書くことが含む”悪”や”暴力性”に自覚的でなきゃダメ。書くことは対象の姿を歪めもするから」とよく言うけど、大江健三郎なんかは「人は忘れることで生きていける。だから書く=記憶・記録に残すことには何らかの”悪”が含まれてるのではないか」と言ってて。俺は大江の方が正しいかな、と思う
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誤字脱字はTwitterの花。混乱した現代社会の反映。
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英語の先生(米国人)が「NYで高層ビルを見上げて〝わぁ!〟とやってるのは大体田舎者。東京もそうでしょう?」と言ってるを聞きながら、一瞬「だからスパイダーマンはウケたのかも?」と思った。ビルの間を飛ぶヒーローがいれば、人々は安心して「見上げる」ができる。田舎者と馬鹿にされることなく
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「ジャンプ漫画は一冊数百円で読めるし、Webなら最新話はただのも多い。ところで、ミスした吉野家の店員に「お前はダメだ!」といき過ぎた説教をかます客がいれば、我々は「たかが数百円しか払ってないのになんてエラソーな奴なんだ」と思う。なぜ漫画への批判者にはこう感じないのか」とは偶に考える
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「淀川長治が優しい?あんなに怖い人はいない!」みたいな話も本当はコレで。「怖い」といってもその怖さは「性格や口が悪い」とは別で、自分の映画哲学が要請する生き方から出てくる怖さと思う。「オリバーストーン作品の切り捨て方が酷いw」も、飽く迄その要請に従った結果、出てきたものという感じ
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「倍速でも何百本も見てる奴の方が偉くなる(かも)」みたいな話を聞くと、少し前にバズってた「ダウンタウンがブレイクした時、彼らの真似をしてるコンビが何組も吉本に来た。みんなそれを馬鹿にしたが、最終的には真似してた奴の方が個性を獲得して、成功する率が高かった」という話を連想してしまう
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「昔はB'zを馬鹿にしてたが、最近動画サイトでギタープレイヤー達が”ここが凄い、ヤバい”と言ってるのを見て、態度を改めてた…」という呟きを見て、そういうものか、と思った。コレも宇多丸氏の言う「世間には僕を含めて、まず意味から説明されないとそのジャンルに入れない人が結構いる」の一種かな
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逆に言えば、昭和期はテキトーに演技してる俳優にとっても…本多に失礼だな…ゴジラ(に象徴される何か)は当たり前のものとしてそこにあった、だから「リアルな演技をしよう」と不必要に気張る必要なかったということになる。こう考えると、ゴジラ=戦死者亡霊説みたいなのも、そうバカにできん…?
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どうも「高い声が出るから凄い」というのは褒め方としては、あんまり立派なもんじゃない気がするんだよ。では、どうすれば?と言われても俺にもわからん。ファンの俺にもわからん。こういう時「やっぱり、批評は必要ですよ」となるな…
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「お前なんか生きようが死のうがどうでもイイよ。数のうちに入ってないから」という、誰かの声に抗い続けるのが、中年が生きるってことなんですよ。たぶん。
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これは演奏ではなく、歌が上手いという時の「上手い」にも当て嵌まるんではないかな。で、稲葉さんのTHE FIRST TAKEが話題になったけど、どうしてもファンも「あの歳でも高音がちゃんと出て凄い」みたいな感じで褒めちゃう。ソレも確かに凄いんだが、もう少し別方面から「だから凄い」がやれんかな、と
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「藤木タツキや野田サトルの漫画は映画を参考にしてる」というより、「(日本)映画は今やそれ自体で進化するのをやめた。映画は面白い漫画やゲーム等を作るための”参照元”に堕ちてる」が本当だと思う。そしてその堕ちた(日本)映画界が、かつての日本映画を参考に作った漫画を映画化する…というがね
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あと前も書いたけど、「コング」も「ランペイジ」も好きだよ。でも正直、未だに「巨大な猿やゴリラに通常兵器があんまりきかん」のが納得できないところはある。だから俺、キンゴジで好きなのがこの台詞なのよ。「やっぱみんな思うよな」となる。さり気なくのゴジラの強さを強調する効果があるのもイイ
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「ナンセンス!異世界に連れていかれることが、俺にとっての”感動”だ」という貴方に贈る、穂村弘氏の「表現には”共感=シンパシー”と”驚異=ワンダー”があり、詩や音楽の本質はワンダーだ(でも今は圧倒的にシンパシーの時代)」発言。貴方はワンダーに感動するタイプなんすよ bookshorts.jp/homurahiroshi/
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僕がTwitterやって知ったことの一つ。意外と人は「だってなんかムカつくもん」「あんなのがチヤホヤされててムカつくんだもん」と言えないこと、だな。みんな、何かしらのもっともらしい理由を必要とするんたよ。逆の、褒める場合もそうだな。単に「顔がいいから」とかは言えないワケよ。
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最近は黒沢清監督の聖人っぷりが話題になることが多い。実際にスゲーいい人なのだと思うが、単純な「性格がいい」とも微妙に異なる気がする。もしかしたら監督には監督の従うべき自分の映画哲学や信念があって、その哲学があの紳士的な態度を要請しているのではないか。そういう気もちょっとするのだ。
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大学で文学部だったんだけど、授業中に先生が大真面目に「僕は推理小説はクダらんと思う。推理小説は作者が情報を小出しにする。つまり情報を隠してることがイカンと思うのだ。小説は真実を書くべき」と主張して、唖然としたことがあった。今は「その根性は買う」「そういう人がいてもいい」と思ってる
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ある本に「黒沢監督は普段穏やかなのに、ある時に「あの車が邪魔だから、移動するまで待つ」と数時間待ったことがある」という話が出ていた。監督も「今ならしない」と苦笑していたが…この辺に「いい人」と微妙に異なる(信念が要請する)何かを感じなくもない。監督は監督なりに「怖い人」な気がする