宮岡太郎@映画レビュー(@kyofu_movie)さんの人気ツイート(リツイート順)

第46位 「誰も知らない」(2004年) 育児放棄された子供たちの現実を描いた是枝監督の最高傑作の一つ。ドキュメンタリータッチの見せ方は残酷なほどのリアリティを生み出し、その切なすぎる展開に絶句する。ラストカットの余韻が言葉にできないほど凄まじい。彼らは今日もこの世界のどこかで生きてゆく
第12位 「シックス・センス」(1999年) 映画史上に残る衝撃の結末...その触れ込みで一世を風靡した名作。幽霊が見えてしまう少年と、心に傷を負った精神科医、それぞれの苦悩が絡み合い、結末へ向かうプロットが見事。B・ウィリスの静かなる名演。衝撃から真の結末へと向かう人間ドラマ。味わい深き傑作
第57位 「ゲット・アウト」(2017年) サスペンスに絶妙な形で人種問題を絡めたところ、アカデミー脚本賞をも獲得してしまった奇跡の作品。前半に張り巡らされた無数の伏線が、怒涛の勢いで回収される後半はまさに圧巻。恐怖とユーモアのバランス感覚も天才的。シナリオが秀逸なスリラー映画の大傑作!
第58位 「CURE」(1997年) 黒沢清の名を世界に轟かせたサイコスリラーの傑作。作品全体を全貌の掴めない闇が支配しており、簡単に人が人を殺してゆく異常さに背筋が凍る。等身大の人間である役所広司と、虚無そのものを体現した萩原聖人との絶望的な対決...観客のアイデンティティをも揺るがす恐怖映画
「ヒメアノ〜ル」(2016年) 国産殺人鬼スリラーの傑作。前半はコメディを装って、中盤から急転直下のサイコサスペンスになるという構造の異常さ。森田剛演じる殺人鬼の、サイコパスでありながら隣に住んでいそうなリアリティ。とにかく気味の悪い、吉田恵輔監督の才能が光る一本
No.1231 「縞模様のパジャマの少年」(2008年) ★★★★☆ ユダヤ人のホロコーストを描いた映画にして、これ以上無いほど衝撃的な作品である。観賞中、頭をもたげる「まさか」という思い。湧き上がる恐怖。そして観客全員を戦慄させるクライマックス。戦争の愚かさに、震えが止まらなかった。
「マジック」(1978年) 腹話術士が、徐々に人形に人格を乗っ取られてゆくサイコ・スリラー。まだ若い頃のA・ホプキンスがどんどん狂ってゆき、後のレクター博士を思わせる異様な芝居へと変化してゆく様は見応え抜群。操っていたはずの人形に逆に操られ、殺人をも犯してゆくストーリーがホラーすぎる。
第25位 「バタフライ・エフェクト」(2004年) 日記帳でタイムリープできる自身の能力を知った男が、愛する人の現況を変えようと過去へ戻って苦闘するサスペンスドラマ。テンポ良いスリリングな展開に引き込まれ、アッという間にクライマックスへ。哀しくも切ないラストシーンに鳥肌&感涙
「CURE」(1997年) 黒沢清の名が世界に轟いたサイコスリラー。作品全体を全貌の掴めない闇が支配しており、簡単に人が人を殺してゆく異常さに背筋が凍る。等身大の人間である役所広司と、虚無そのものを体現した萩原聖人との絶望的な対決...観客のアイデンティティをも揺るがす不朽の名作恐怖映画。
「ハッピー・デス・デイ」(2017年) 時をかけるビッチに明日は来るのか!? 誕生日に殺された主人公が目を覚ますと朝に戻り、何度も殺されて誕生日を繰り返す設定が秀逸すぎる傑作。テンポ良い展開と犯人当てのサスペンス、そして成長してゆく主人公のドラマが観客の心を掴む、最高のコメディスリラー!
第23位 「ヘレディタリー/継承」(2018年) あまりにもおぞましい映画である。メインキャラクターたちの恐怖に満ちた顔、顔、顔...その凄まじい形相。全く救いの無い展開、最悪を煮詰めたような演出、一向に物語の全貌が見えてこない悪夢的感覚に苛まれ続ける。その果てに辿り着く凄まじい結末に戦慄
第100位 「ゴッドファーザー」 全てが重厚、全てが名シーンともいえる本作。そんな超傑作を締めるのに納得のラストシーンに痺れる。ちなみにPART2とPART3のラストも言葉を失うほど素晴らしいです。
等身大の日本人形がチェーンソーで襲ってくるホラー映画「恐怖人形」各映画配信サイトで視聴可能です。 よかったら〜〜 filmarks.com/movies/84606
「フルメタル・ジャケット」(1987年) 鬼才・キューブリック監督による変な戦争映画。地獄の特訓が続く前半、戦場に赴く後半のテンションがまるで違う。というより、ハートマン軍曹とデブの存在感が凄すぎてバランスが滅茶苦茶である。ラストのミッキーマウスマーチまで、イビツさを極めた怪作。
「シックス・センス」(1999年) 映画史に残る衝撃の結末...その触れ込みで一世を風靡した名作。幽霊が見えてしまう少年と、心に傷を負った精神科医、それぞれの苦悩が絡み合い、結末へ向かうプロットが見事。B・ウィリスの静かなる名演。衝撃から真の結末へと向かう人間ドラマ。心に残る傑作
「告白」(2010年) 凄い映画である。冒頭から恐怖とビジュアルのすごさで完全に圧倒されるが、そのテンションが全く落ちぬままラストを迎えてしまう。交錯する人間達のエゴ。松たか子全身全霊の怪演。邦画史上にその名を刻む、中島哲也監督のフルパワーが詰め込まれた大傑作サスペンス。
「時計仕掛けのオレンジ」(1971年) 狂気、狂気、狂気。ここまで狂気に満ちた映画があるだろうか。セックス、快楽、憎悪...人間と暴力という究極のテーマに踏み込んだ近未来の残酷なおとぎ話。ベートーヴェンが響き渡るラストシーンまで、全身の感覚が震え続ける唯一無二の超傑作!
「ファニーゲーム」(1997年) 映画史上最も胸糞悪い映画の一つであり、ハリウッド的エンタメ系サスペンスに最強のカウンターを喰らわせる戦慄のスリラー。背筋の凍る長回し。衝撃の巻き戻し。役に立たないナイフの伏線。一体何でこんな映画を作ろうと思ったのか?どこまでも異常な歴史的問題作。
第4位 「オーディション」 (麻美/椎名英姫) キリキリキリ...痛いでしょう? “痛み”しか信じられないサイコ女の標的になった男の運命は...あまりのエグさに海外の映画祭では記録的な数の退場者を出し、終了後に女性客が監督に「悪魔!」と詰め寄る一幕まであったという。戦慄を極めたサイコホラーの傑作
映画レビュー 「パルプ・フィクション」(1994年) 映画史の流れを変えたタランティーノの最高傑作。無駄話ばかりなのに、こんなに面白いのは何故だろう。活き活きとしたキャラクター、人を食った構成、オシャレな演出。いつ観ても新しい発見がある伝説的名作。型破りながらピタリと着地するラストも素敵
【映画トリビア】 日本映画史に残る男性サイコパスといえば「冷たい熱帯魚」のでんでんと「CURE」の萩原聖人が代表格だが、「CURE」ででんでんは萩原聖人に操られて人を殺している
第96位 「猿の惑星」(1968年) 本来、映画史上のベストテンに入るほどの衝撃のラストシーンが待ち受ける名作。そこまでのストーリーの持ってき方、世界観、音楽などそれぞれの要素も素晴らしい。なので一言だけ言わせてほしい。 パッケージでネタバレするのはやめて!
第4位 「レクイエムフォードリーム」(2000年) 覚醒剤に溺れ破滅してゆく4人の人間の姿...その極限の恐怖と後味の悪さを味わえる唯一無二の傑作スリラー。鬼才、D・アロノフスキーの凄まじい映像演出と、豪華俳優陣の壮絶な怪演が完全融合。薬物の恐ろしさを神業的な手法で表現した超絶鬱映画
第53位 「遊星からの物体X」(1982年) これぞSFホラーの伝説的傑作。 南極という狂気の舞台設定、誰が「物体」になっているか分からないサスペンス、そして想像を絶するグロさに衝撃を受けるクリーチャーの数々!生涯記憶に残り続ける最強のエイリアン映画。ラストシーンの余韻も凄まじい。
第8位 「ファニーゲーム」(1997年) 突然皆殺しゲームを始められた家族の運命は...スリラーをエンタメとして消費している我々に最悪のカウンターを喰らわせる胸糞映画の代表格。突然のカメラ目線。衝撃の巻き戻し。役に立たない伏線。性格の悪いインテリおっさんの悪意が爆発したかのような歴史的問題作