第60位 「ゆれる」(2006年) 吊り橋から転落して死亡した女。それは事故死だったのか、殺人か...兄弟間の確執と人間の業を、天才的な演出とすさまじい芝居で切り取った大傑作。登場人物の心が揺れ、カメラが揺れ、真実さえも揺れてゆく作品の作りが圧巻。ラストカットの余韻に言葉を失う
第58位 「ウィッカーマン」(1973年) 映画史に名を刻む怪作。行方不明者を追って孤島に来た警官が目にしたのは、島の人々の異常な生態だった...意味不明ミュージカル、卑猥発言を連発する子供、常識が通じない恐ろしさ。狂気の世界観に震える超絶カルト映画。美しくも残酷なラストシーンはトラウマ級!
第56位 「キャビン」(2011年) 奇跡の新感覚ホラー。 前半はベタなスプラッターと謎のラボのシーンバックで「何この映画?」という感じだが、後半のとんでもない展開に腰を抜かす。なんという天才的発想。なんという力技。未体験のクライマックスとラストシーンに興奮がぶち上がる、ネオホラーの大傑作!
第53位 「遊星からの物体X」(1982年) これぞSFホラーの伝説的傑作。 南極という狂気の舞台設定、誰が「物体」になっているか分からないサスペンス、そして想像を絶するグロさに衝撃を受けるクリーチャーの数々!生涯記憶に残り続ける最強のエイリアン映画。ラストシーンの余韻も凄まじい。
第50位 「エイリアン2」(1986年) 金字塔的名作だった前作の要素をキチンと踏まえつつ、全てをエンタメに換骨奪胎させてしまった最強の娯楽大作。アクション、恐怖、人間ドラマ、全ての要素が完璧に昇華され興奮がブチ上がる。二度にわたる大迫力のクライマックスは全映画ファン必見!
第47位 「サイコ」(1960年) ヒッチコックの最高傑作であり、サイコサスペンスの原点にして金字塔。シャワー室での惨殺シーン、Aパーキンスの恐ろしい演技、いまなお衝撃のクライマックスが凄い。ラストカットには髑髏のサブリミナル仕込まれており、何かとてもおぞましいものに触れたような後味に
第46位 「誰も知らない」(2004年) 育児放棄された子供たちの現実を描いた是枝監督の最高傑作の一つ。ドキュメンタリータッチの見せ方は残酷なほどのリアリティを生み出し、その切なすぎる展開に絶句する。ラストカットの余韻が言葉にできないほど凄まじい。彼らは今日もこの世界のどこかで生きてゆく
第44位 「キャリー」(1976年) 原作者S・キングも絶賛した超傑作ホラー。バケツの血のシーンをはじめ、天才監督が一生に一回出せるかというレベルの驚異的な完成度の一本。S・スペイセクのビジュアルと演技はまさに奇跡。その哀しきドラマにも心震える。衝撃のラストシーンは劇場が揺れたという伝説も
いい勝負しそうな4人
第43位 「アイ・アム・サム」(2001年) 7歳程度の知能しか持っていない父親が、引き離されてしまった娘を裁判で取り戻そうとするヒューマンドラマ。コミカルでシビアで優しい、映画史に残る感動作。ショーン・ペンの芝居はアカデミー主演男優賞も納得の超名演技。爽やかな感動に包まれるラストに感泣!
第41位 「2001年宇宙の旅」(1968年) キューブリック監督による歴史的SF映画。宇宙へのロマン、人類の進歩と罪...様々テーマを内包した難解なる超名作。そこに言葉は要らず、ただただ感じながら観るべき一本。目の眩むような光のゲート、そしてスターチャイルドが登場するラストは一生忘れられない
第40位 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985年) これぞ完全無欠のエンターテイメント映画。面白すぎるタイムスリップストーリー、最高のキャラクター、伏線が完璧に回収されてゆく気持ちよさ、笑い、スリル、感動...映画の魅力の全てがここに。未来へと希望を込めたラストカットも最高!
第35位 「127時間」(2010年) 岩場に挟まれた登山中の男...絶望に包まれた脱出を目指す壮絶な127時間。ほぼ一人で全編を見せ切るJ・フランコの芝居と、その心情をあらゆる手で演出するD・ボイルの手腕に震える。ラストシーンの持つパワーは圧倒的。観賞後に見える世界が少し変わってしまう程の大傑作!
第31位 「パフューム ある人殺しの物語」(2006年) まごうことなき変態映画。 究極の香りを求めて殺人者になってしまった香水師の物語なのだが、常人には到底思いつかない戦慄のラスト30分が凄すぎる。あの展開は完全に常軌を逸している。香りの魔力を具現化した映像表現も凄い。忘れじの傑作
第30位 「ミスト」(2008年) 信じられない残酷さ。 巷に溢れる「後味が悪い」と言われる映画の数々。その頂点級に君臨するのが本作である。人間の醜さに、事象としての悲惨さが完全融合。どんよりとした観賞感の果てに待ち受ける、戦慄のラストシーン。心の底まで嫌な気分に襲われる、忘れじの一本。
等身大の日本人形がチェーンソーで襲ってくるホラー映画「恐怖人形」各映画配信サイトで視聴可能です。 よかったら〜〜 filmarks.com/movies/84606
第29位 「ターミネーター2」(1991年) エンタメ史上の比類なき金字塔。 最高の物語、敵ターミネーターの天才的造形、鬼レベルのアクション、そして胸を打つ感動のラスト...奇跡的な名シーンのみで構成された映画史上のマスターピース。死角一切ナシ。魂が震える興奮の連続。全人類に観てほしい超傑作
第28位 「ファイト・クラブ」(1999年) D・フィンチャー監督が描く物質主義社会への壮絶なアンチテーゼ。人生で本当に大切なものは何なのか。ブラピ×ノートンの最強タッグで観客の魂に火をつける大傑作。センスの塊のような映像と巧みなストーリーは勿論、ビル群が崩壊するラストシーンも最高。
第27位 「殺人の追憶」(2003年) ポン・ジュノ監督の名が世界に轟いた骨太な傑作サスペンス。次々と起こる残虐な殺人事件に、運命を狂わされてゆく刑事2人組を描く。観客の予想を裏切り続ける衝撃の展開。ラストカットに辿り着いた時の虚脱感はすさまじく、まさに極上の映画体験をさせられたと唸るのみ
第25位 「バタフライ・エフェクト」(2004年) 日記帳でタイムリープできる自身の能力を知った男が、愛する人の現況を変えようと過去へ戻って苦闘するサスペンスドラマ。テンポ良いスリリングな展開に引き込まれ、アッという間にクライマックスへ。哀しくも切ないラストシーンに鳥肌&感涙
第23位 「時計仕掛けのオレンジ」(1971年) 狂気、狂気、狂気。ここまで狂気に満ちた映画があるだろうか。セックス、快楽、憎悪...人間と暴力という究極のテーマに踏み込んだ近未来の残酷なおとぎ話。ベートーヴェンの第九が響き渡るラストシーンまで、全身の感覚が震える超絶傑作!
第21位 「ブラック・スワン」(2011年) プレッシャーから精神崩壊してゆくバレリーナの恐怖を描いた超一流サスペンススリラー。洗練された映像、物凄い演技、ストーリーが一体となって観客を追い詰めてゆく。特にクライマックスの踊りと音楽による畳み掛けは圧巻。その凄まじい余韻に席を立てなくなる。
第19位 「インセプション」(2010年) 他人の夢に、侵入する。 C・ノーランという天才監督は、この設定を軸にスペクタクルなアクションと、エンタメ性に溢れたミステリと、迫真の人間ドラマを両立させた。予測不能な展開と想像を超えたイマジネーションに圧倒される大傑作。ラストカットの余韻に震える!
第18位 「母なる証明」(2009年) ポン・ジュノ監督の超一流サスペンス映画。知的障害者の息子の無実を晴らそうとする母親の運命は...中盤以降の怒涛の展開は圧巻の一言。主演2人の極限の芝居とドラマに魂が震える。観客に解釈を突きつけてくるラストシーンの余韻が、言葉にできぬほど美しく凄まじい。
第16位 「セブン」(1995年) D・フィンチャー渾身の超傑作。これほど「映画を、観た...」と虚脱できる作品があるだろうか。全ての要素が最高品質。ホラーであり、アートであり、人間ドラマであり、最凶のどんでん返しスリラーである。忘れられぬラストシーンの絶望感。これぞ猟奇サスペンスの金字塔。