「女優霊」(1995年) 中田監督によるJホラーの先駆け的作品。映画の撮影スタジオに出没する女幽霊の正体は...とにかくその出没シチュエーションひとつひとつがあり得ないレベルで怖い。作品全体を取り巻くじめったい雰囲気が、じわじわと観客の心を蝕んでゆく。感覚的に身の毛がよだつ傑作
「激突!」(1971年) 中年男を襲う殺人アオリ運転の恐怖!当時弱冠24歳、スピルバーグの伝説的 デビュー作。天才が天才たる理由がよく分かる恐怖演出には驚嘆するしかない。1人の人間と1台のタンクローリー、そして絶えず命を狙われるスリルだけを配置して、極上のエンタメスリラーを成立させた超傑作
【拡散希望】 下記作品の権利者を探しています。 「危険な贈り物」(週刊ストーリーランド) 2000年に放送され、あまりに怖すぎて視聴者からの苦情が殺到したこの作品。映像化を検討しているのですが、権利者が見つからず探しております。もしも目に留まりましたら、ご連絡いただけたら嬉しいです🙇‍♂️
「ザ・フライ」(1986年) 研究所でのミスにより、ハエと同化してしまった男の悲劇を描いたクローネンバーグ監督の代表作。初見時の衝撃はとても書き尽くせない。想像を絶する凄まじいグロさ。極限のドラマに心揺さぶられるラスト。天才監督がその想像力を極限まで働かせた、SFホラーの大傑作!
「レクイエムフォードリーム」(2000年) 覚醒剤に溺れ破滅してゆく4人の人間の姿...その極限の恐怖と救いの無さを味わえる唯一無二のスリラー映画。鬼才、D・アロノフスキーのすさまじい映像演出と、豪華俳優陣の壮絶過ぎる演技が完全融合。薬物の恐ろしさを神業的な手法で表現した超傑作
「オーメン」(1976年) 悪魔、宗教、憑き物、そして凝りに凝った殺人描写...オカルトとホラーのあらゆる要素が噛み合った、元祖にして金字塔的な名作。シッターの首吊り、神父の串刺し、ガラスによる首チョンパ。トラウマレベルの戦慄シーンの連続に驚愕。ダミアンの笑顔は一生忘れられない
「エイリアン」(1979年) 完成されたビジュアルと視覚効果をもって、異形の生物との身の凍る対決を描いたSFホラーの金字塔。着陸した惑星の圧倒的なリアリティ。中々全貌が見えない恐怖。観客の想像を絶するおぞましい繁殖方法...SFとしてホラーとして、後世に計り知れない影響を与えた超名画
「風が吹くとき」(1987年) 核爆弾の身の凍る恐ろしさを描いた戦慄の名作。農場で平和な暮らしをしていた夫婦。ある時、離れた街で核爆発が起きる。放射能は知らないうちに2人を汚染し、死に近づいてゆく...可愛らしいアニメの作画が、事のおぞましさと絶望をひたすら抉り出す唯一無二の傑作
「ドント・ルック・アップ」(2021年) 半年後に隕石で地球が滅亡することが判明!天文学者が必死に警告するも、人々は芸能人の不倫ニュースやSNSに夢中で誰も気にしない...という話。凄い着想をセンス抜群のブラックユーモアで描いてゆく。人を喰ったかのようなラストはその極め付け。最高に面白い傑作
「アクエリアス」(1987年) 80年代に量産されたスプラッターホラーの中でも屈指のスリリングさを誇る良作。フクロウの被り物の殺人鬼。縦横無尽のカメラワーク。テンポ良い展開。そして恐ろしくも美しい、舞台上に死体を並べたクライマックス。オーソドックスながら印象的なシーンの数々で魅せる一本。
「マーターズ」(2008年) フランス産の究極のエグホラー映画。理解不能。意味不明。前半から気を病むが後半のノンストップ残酷シーンは観た者全てにトラウマを植え付ける。どうしてこんな映画が存在しているのか...女優さんの精神は大丈夫だったのか...ホラー映画史にその名を刻む問題作
「ファーザー」(2020年) 名優A・ホプキンスが83歳にして主演男優賞に輝いたスリラー。その凄まじい狂気と悲哀はまさに圧巻である。 認知症患者の主観で混迷を描く着想も凄まじく、家の中に見知らぬ人物が出現し、時間や空間の概念すら崩壊してゆくストーリーに震える。傑作だと思います
「シンドラーのリスト」(1993年) ユダヤ人大虐殺。近代史上最も重いテーマに、スピルバーグが全身全霊で挑んだ不朽の名作。人間の邪悪さ、非道さ、醜さ、そして優しさ...その全てを抉り出す容赦のない演出。唯一カラーで描かれるラストシーンに震える。この現実は今もまだ我々の近くにある
第100位 「ショーシャンクの空に」 (サミュエル所長/ボブ・ガントン) 卑劣極まりない人間性を持つ刑務所長。おぞましいまでの利己主義に嫌悪感を抱かずにはいられない。この映画を超名作たらしめているのはある意味、彼の存在が大きいわけだが、リアルでは絶対に関わりたくない類の人間である。
第98位 「キャラクター」 (両角/ Fukase) およそ実在感のない狂気の殺人鬼。これが映画初出演という Fukaseが、観客を容赦なく絶望へと叩き込んでくる。山中の車道に突如出現したかのような、登場シーンの不気味さが忘れられない。
第97位 「ニュースの天才」 (スティーブン/ヘイデン・クリステンセン) 若き天才ジャーナリストの名を欲しいままにしてきた男が、記事の捏造を暴かれてゆく話。次々に証拠が出てくるも自らの非を認めず、嘘で嘘を塗り固めてゆくその愚かな姿がすさまじい。圧巻の虚言癖サイコパス
第95位 「ストーカー」 (サイ/ロビン・ウィリアムズ) 20年以上写真現像の仕事をし続ける真面目な男が、客の女性を好きになり、彼女との家庭を妄想するようになる...次第に露わになる狂気。異常なまでの収集癖。怒号に満ちた戦慄のクライマックスはトラウマ。R・ウィリアムズの名演が印象深い twitter.com/i/web/status/1…
第94位 「愚行録」 (田向浩樹/小出恵介) 本作は、人間誰もが持つ卑劣さやサイコパス性を掘り下げたスリラーとして傑作である。上手い俳優さんが勢揃いした凄い作品だが、その中にあって特に印象深いのが小出恵介さんの別れ話のシーン。あのリアリティ溢れるサイコパス振りには怒りを通り越して感嘆。 twitter.com/i/web/status/1…
第86位 「古畑任三郎/赤か、青か」 (林功夫/木村拓哉) 映画ではないけれどあまりによく出来たエピソードなので掲載。古畑のエピソード屈指の伝説の神回。爆弾爆発のリミットが迫る緊迫感、二転三転する高度なシナリオ、そしてキムタクの超自己中サイコパス演技に鳥肌が立つ極上の45分!
第84位 「インビジブル」 (セバスチャン/ケビン・ベーコン) 極秘実験で透明人間になってしまった男の欲望が暴走し、サイコパス殺人鬼と化して襲撃してくるスリラー。心情を描くというよりは、透明人間になったぜ!覗き見!ムカつく奴ぶっ殺す!的な方向に振り切ってくれるので、観やすくて面白い映画
第83位 「スリーパーズ」 (ショーン/ケビン・ベーコン) 少年院で、看守たちから性的虐待を受けた当時の少年たちが、大人になって司法で復讐してゆく話。実力派を並べた超豪華キャスト映画だが、看守のリーダーを演じたのがK・ベーコン。その憎たらしさはここには書ききれないほど凄まじい
「恐怖人形」 巨大な市松人形が、ターゲットを呪い殺すのではなく、なぜか物理攻撃で襲ってくるホラー映画。各映画配信サイトで視聴可能です。 よかったら〜〜 filmarks.com/movies/84606
第78位 「葛城事件」 (葛城清/三浦友和) 戦慄の通り魔殺人を起こした次男。その背後には、悪夢のような家族の呪縛があった。精神崩壊目前の母親、秘密を言い出せない長男...中でも三浦友和演じる独善的な父親が酷すぎる。地獄のような人間ドラマにも関わらず、画面から目が離せない。壮絶な傑作
第77位 「シャイニング」 (ジャック/ジャック・ニコルソン) このキャラクターは霊(?)に乗っ取られているだけでサイコパスというわけではないのだが...あまりに圧倒的な映画史に残る怪演なのでランクイン。本当に狂っている。そうとしか思えない顔芸と見せ場のオンパレードは映画ファン必見。怖すぎる
第73位 「殺人鬼から逃げる夜」 (ドシク/ウィ・ハジュン) 耳の聞こえない主人公を執拗に追いかけて来るドS殺人鬼。肉体一辺倒ではなく、自身の演技スキルも交えながら狡猾に追い詰めて来るのでタチが悪い。憎たらしい表情が素晴らしい「イカゲーム」での演技も印象的な韓国注目の若手俳優である