「ディープ・ブルー」(1999年) ジョーズ以来駄作の温床となりつつあったサメ映画界隈において、突然出現した快作!遺伝子操作で人間並の知能を持った鮫の恐怖、牢獄と化した海中施設から脱出するスリル、死亡フラグを裏切りまくる予想不能な展開!アクションの切れ味も抜群の逸品。
「イレイザー・ヘッド」(1976年) 鬼才:D・リンチの恐るべきデビュー作。都会の片隅で生まれた奇形児の父親が体験する、悪夢のような物語。反響する鳴き声、止まらぬ轟音、頬の膨れた女、吐き気のする造形物の数々...異常すぎる世界観で観客の思考を麻痺させる、世にもおぞましいカルト映画の最高峰
「12人の怒れる男」(1957年) 12人の陪審員が殺人裁判の内容を会議するワンシチュエーション作品。ただそれだけの内容なのに、これほどまでに引き込まれるのは何故だろう。オーソドックスな演出、描き込まれたキャラクター、二転三転するシナリオ。公開以来世界の映画ファンの心を掴み続ける不朽の名作
「サプライズ」(2011年) 《凶悪殺人犯たちが豪邸に押し入るが、そこには相当な強キャラがいて想定外の反撃に遭う》というコンセプトを徹底してやってくれたスリラーの快作。予想外の展開の連続で飽きさせず、監督の鋭い演出力で描かれるアクションは見応え抜群!
「ジョニーは戦場へ行った」(1971年) 究極の反戦映画である。 戦争での交戦中、爆発で両手両足、視力聴覚、鼻と口を失った若い兵隊ジョニー。それでも《生きている》感覚だけがある彼は、病室で何を思うのか...その壮絶な心情描写に打ちのめされる、戦争の愚かさを後世に伝え続ける大傑作
#観たら絶対に忘れない映画のカット 「セブン」ミルズ刑事の極限の葛藤
「蝋人形の館」(2005年) ひとけの無い小さな町と、その奥に建っている蝋人形だらけの館。そこに迷い込んでしまった6人の若者に、壮絶な蝋人形の恐怖が襲いかかる!とにかくテンポ良く一気に魅せてくれる良品。生きたまま蝋人形にされてゆく恐ろしさに背筋が凍る。
「ハッピー・デス・デイ」(2017年) 時をかけるビッチに明日は来るのか!? 誕生日に殺された主人公が目を覚ますと朝に戻り、何度も殺されて誕生日を繰り返す設定が秀逸すぎる傑作。テンポ良い展開と犯人当てのサスペンス、そして成長してゆく主人公のドラマが観客の心を掴む、最高のコメディスリラー!
「エンゼル・ハート」(1987年) 未曾有の恐怖に包まれる傑作。 人捜しを依頼された探偵が辿り着いた、絶対に踏み込んではならぬ真実とは...普通のサスペンスに見せて、悪魔という存在そのものを血生臭く描き出す後半は悪夢そのもの。誰にも真似できない唯一無二のオカルトスリラー映画
「カメラを止めるなって傑作ですよね!」 「ゴメンなさい...私開始30分で辛くて観るのやめちゃったんだよね」 ここ最近3人の知人と全く同じ会話をしてる😭これから観る人はマジで40分までは止めないで欲しい。そこからが本番なんです。本当です...
「手紙は覚えている」(2015年) 知る人ぞ知る傑作サスペンス映画。余命短い老人が、アウシュビッツで家族を殺された友人に頼まれ、当時のナチス兵を探し始める。極めてスリリングな作品であり、そのテーマの凄味と完成されたシナリオに絶句。名優C・プラマーの鬼気迫る芝居に引き込まれる物凄い映画です
「サイコ・ゴアマン」(2020年) 地球にやってきた最悪最強の怪物を、手懐けられる宝石を手に入れた女の子。だが彼女の性格がとんでもなく歪んでいて...というお話。口コミでヒットを記録した作品だが、もうべらぼうに面白い! B級作品の良さ全部入りの大傑作。脳みそにされた男の子の扱いが酷すぎて爆笑
「鑑定士と顔のない依頼人」(2013年) 初老の気難しい美術鑑定士が、引きこもりの美女に心奪われ、振り回されてゆくサスペンス。とにかくイタリア映画らしい格調高さと上質なシナリオに引き込まれる傑作。内に閉じ込めた愛情の暴走に戸惑うJ・ラッシュの芝居はまさに名演。衝撃の結末も必見です
「サマータイムマシンブルース」(2005年) おそらく世界一どうでもいいタイムスリップ物語だが、これが滅茶滅茶面白いのである。部室のクーラーのリモコンをいじった為にバタフライエフェクトが起こり、過去未来が変わってしまうバカバカしさ。暑い夏とドタバタ青春。ヨーロッパ企画の傑作コメディ!
「殺人鬼から逃げる夜」(2020年) 韓国スリラーの新たなる傑作!殺人を目撃した耳の聞こえない女性が、自らの知力と走力をフル活用して殺人鬼から逃げ切ろうとする...あの手この手でハラハラさせ続けるストーリー展開が素晴らしく、終盤までの緊張感の持続は特筆モノ。綺麗に決まるクライマックスも素敵
巨大な市松人形が、ターゲットを呪い殺すのではなく、なぜか物理攻撃で襲ってくるホラー映画「恐怖人形」各映画配信サイトで視聴可能です。 よかったら〜〜 filmarks.com/movies/84606
「フェノミナ」(1985年) ホラー映画の巨匠D・アルジェント80年代随一の変態ホラー!ロックな殺人描写、少女虐待と奇形ャラクターに昆虫愛…もはや誰も追随できない狂気の作品。なにせ少女を蛆虫のプールに落とすシーンが筋金入りすぎる。そして絶世の美少女J・コネリーの凄まじい美しさに震える!
「ジェイコブス・ラダー」(1990年) ティム・ロビンス主演のガチ系サイコスリラー。ベトナム戦争で負傷し、帰還した男が取り憑かれる恐怖。まとわりつく陰謀のにおいと強迫観念...一体自分はどうなってしまったのか?覚めることのない悪夢のような世界観が凄まじい、トラウマを残す名作
「ヘルレイザー」(1987年) 究極の快楽を与えるパズル「ルマルシャンの箱」と、快楽の伝道師(セノバイト)を描いたホラー映画。人間の肉欲と罪、苦痛と快楽と魔界をmixしたような世界観に引き込まれる。痛々しすぎるセノバイトたちのビジュアルと、硬派で作り込まれた展開にも痺れる!
「パラノーマル・アクティビティ」(2007年) 寝室を定点観測するという天才的なアイディアを中心に据えて、超低予算ながら大ヒットを記録したホラー映画の新機軸。好みが別れる作品だが、終盤には戦慄のショックシーンが待ち受ける。私はマジで卒倒しそうになりました
「フェイス/オフ」(1997年) アクション映画史上に燦然と輝くマスターピース。奇抜かつ魅力溢れる物語設定、二大スターの神演技対決、天才ジョン・ウーが全ての力を出し尽くしたアクションシーン...全ての要素がガッチリ噛み合った奇跡的傑作。鏡越しの拳銃シーンを筆頭に全てが名シーン!
「感染」(2004年) 世にも恐ろしい国産恐怖映画。医師も薬品も不足した末期の病院で展開される、地獄のような物語。緑の液体に侵食されてゆく恐怖。佐藤浩市、高嶋政伸、真木よう子、木村多江、南果歩、佐野史郎... Jホラー史上最強の豪華キャストがガチンコで戦慄の見せ場を盛り上げる傑作
「アス」(2019年) 一家4人が自分たちと瓜二つな集団に襲撃されるサスペンスホラー。そっくりの家族が、手を繋いで庭先にジッと立っているビジュアルの恐怖が凄い!連続するアクションシーンや驚愕の大オチなどもなかなか良い感じだが、同じ監督の作品だと作品の緻密さは「ゲット・アウト」の方が上かも
「LAMB/ラム」(2021年) 淡々と生活していた羊飼い夫婦が、ある日羊から生まれた【禁断の存在】をとりあげ、我が子のように育て始めたことから日常が崩壊してゆく...話? アイスランドの荒涼な自然を背景に、生物というものへの畏敬が伝わってくる哲学的な世界観に浸れる。どこまでも奇妙で難解な怪作
「ミスミソウ」(2018年) 雪の降りしきる閉鎖的な村で展開される、破滅的な青春模様。いじめられっ子の少女が家族を殺された時、血で血を洗う復讐劇の幕が開く。とにかくバイタリティ溢れる展開と映像に圧倒される一本。命剥き出しの高校生の死闘、遠慮なしのグロ描写、雪と鮮血...心に残る衝撃の傑作