第45位 「ディストラクション・ベイビーズ」 (柳楽優弥、菅田将暉) 意味が分からなすぎる映画。ただただ理由なく通行人に暴力を振るいまくる柳楽優弥。そして暴力に取り憑かれサイコパス化してゆく菅田将暉...人はどこまで暴力的な衝動を秘めているものなのか。問答無用な熱量に圧倒される怪作 twitter.com/i/web/status/1…
第46位 「ブラック・レイン」 (佐藤浩史/松田優作) アメリカ人をも戦慄させた史上最凶のヤクザ。突如眼を剥いて大声で威嚇。自分よりはるかに大物を何の躊躇もなく一瞬で仕留める。次に何をやらかすか分からないその姿は狂犬そのもの。末期ガンに冒されながら全身全霊で演じ抜いたその狂演は永遠である
第47位 「危険な遊び」 (ヘンリー/マコーレー・カルキン) 知能は高いが人の心を持たないサイコパスの子供が、徐々にイタズラをエスカレート。やがて殺人に発展し邪魔者を排除しようとするサイコスリラー。M・カルキンVSイライジャ・ウッド。当時最強だった2人の子役対決が実現した、戦慄の傑作
第53位 「激突!」 (タンクローリーの運転手) 中年男を襲う殺人アオリ運転の恐怖。逃げても逃げてもしつこく追ってくる巨大車。もう勘弁してくれぇ。 天才スピルバーグはこのタンクローリーの運転手の顔を一切映さないことで、観客の無限大の想像力を掻き立て、この作品を一層傑作にすることに成功した twitter.com/i/web/status/1…
第56位 「アングスト/不安」 (ヴェルナー/アーヴィン・リーダー) 殺人鬼が衝動的に豪邸の家族を惨殺して逃げる。ただそれだけを描いた作品だが、この人が尋常ではなくパニクっているので、一体我々は何を見させられてるんだ...と呆気に取られる事態に。ただ成り行きだけを観てると映画が終わる怪作
第58位 「哀愁しんでれら」(2021年) (家族/土屋太鳳、田中圭、CoCo) あまりにおぞましい、一生脳裏に刻まれるラスト。日本犯罪史に刻まれる衝撃の凶行。これは家族という病。人間は誰もがサイコパス性を秘めているものであり、またサイコパスへ堕ちるものである。サスペンス史上に爪痕を残す怪作
第62位 「シリアル・ママ」 (ベヴァリー/キャスリーン・ターナー) 今日も世直し!正義の殺人! ある住宅地の主婦が近所のムカつく奴らをあの手この手でぶっ殺してゆくブラックコメディ。初見時、あまりのぶっ飛びっぷりに爆笑してしまった...でもこんなサイコパスが近所に住んでたら絶対嫌である
第63位 「es」 (看守ベルス/ユストゥス・フォン・ドホナーニ) 史上最凶レベルのサイコサスペンス。囚人役と看守役に分かれ、2週間収容される被験者。看守の人格がどんどん凶暴に変貌し、最悪の事態へと向かってゆく展開に震えが止まらなくなる。看守リーダーの憎たらしいまでに凶悪な演技が凄い
第67位 「屋敷女」 (侵入者/ベアトリス・ダル) R-18指定確実、究極エグ映画の名に恥じないスプラッタースリラー。全ての原動力となっているのが、凶行に容赦皆無の侵入者のキャラクター。攻撃守備が入れ替わるスリリングな展開、すさまじい演技、限界を超えた凄惨な描写が完全融合した伝説の恐怖映画
第69位 「孤狼の血 LEVEL2」 (上林浩成/鈴木亮平) 日本が誇るカメレオン俳優、鈴木亮平が、全身全霊を懸けた悪魔のような演技で観客を恐怖に叩き落とす傑作ヤクザ映画の続編。そのキレっぷりはアメコミのヴィランを思わせるインパクトで、無慈悲な殺し方、何度も襲撃してくるラストなど凄まじい迫力
第72位 「フォーリング・ダウン」 (D-FENS/マイケル・ダグラス) 心の壊れた中年男のイライラが爆発し大暴走!街ゆく人を巻き込みながら凶行をエスカレートさせてゆくスリラー。ぶっ飛んだM・ダグラスはまさにハマり役で、不謹慎にも次何をやらかすのかワクワク。ハンバーガー屋に行くと思い出す傑作
第73位 「殺人鬼から逃げる夜」 (ドシク/ウィ・ハジュン) 耳の聞こえない主人公を執拗に追いかけて来るドS殺人鬼。肉体一辺倒ではなく、自身の演技スキルも交えながら狡猾に追い詰めて来るのでタチが悪い。憎たらしい表情が素晴らしい「イカゲーム」での演技も印象的な韓国注目の若手俳優である
第77位 「シャイニング」 (ジャック/ジャック・ニコルソン) このキャラクターは霊(?)に乗っ取られているだけでサイコパスというわけではないのだが...あまりに圧倒的な映画史に残る怪演なのでランクイン。本当に狂っている。そうとしか思えない顔芸と見せ場のオンパレードは映画ファン必見。怖すぎる
第78位 「葛城事件」 (葛城清/三浦友和) 戦慄の通り魔殺人を起こした次男。その背後には、悪夢のような家族の呪縛があった。精神崩壊目前の母親、秘密を言い出せない長男...中でも三浦友和演じる独善的な父親が酷すぎる。地獄のような人間ドラマにも関わらず、画面から目が離せない。壮絶な傑作
「恐怖人形」 巨大な市松人形が、ターゲットを呪い殺すのではなく、なぜか物理攻撃で襲ってくるホラー映画。各映画配信サイトで視聴可能です。 よかったら〜〜 filmarks.com/movies/84606
第83位 「スリーパーズ」 (ショーン/ケビン・ベーコン) 少年院で、看守たちから性的虐待を受けた当時の少年たちが、大人になって司法で復讐してゆく話。実力派を並べた超豪華キャスト映画だが、看守のリーダーを演じたのがK・ベーコン。その憎たらしさはここには書ききれないほど凄まじい
第84位 「インビジブル」 (セバスチャン/ケビン・ベーコン) 極秘実験で透明人間になってしまった男の欲望が暴走し、サイコパス殺人鬼と化して襲撃してくるスリラー。心情を描くというよりは、透明人間になったぜ!覗き見!ムカつく奴ぶっ殺す!的な方向に振り切ってくれるので、観やすくて面白い映画
第86位 「古畑任三郎/赤か、青か」 (林功夫/木村拓哉) 映画ではないけれどあまりによく出来たエピソードなので掲載。古畑のエピソード屈指の伝説の神回。爆弾爆発のリミットが迫る緊迫感、二転三転する高度なシナリオ、そしてキムタクの超自己中サイコパス演技に鳥肌が立つ極上の45分!
第94位 「愚行録」 (田向浩樹/小出恵介) 本作は、人間誰もが持つ卑劣さやサイコパス性を掘り下げたスリラーとして傑作である。上手い俳優さんが勢揃いした凄い作品だが、その中にあって特に印象深いのが小出恵介さんの別れ話のシーン。あのリアリティ溢れるサイコパス振りには怒りを通り越して感嘆。 twitter.com/i/web/status/1…
第95位 「ストーカー」 (サイ/ロビン・ウィリアムズ) 20年以上写真現像の仕事をし続ける真面目な男が、客の女性を好きになり、彼女との家庭を妄想するようになる...次第に露わになる狂気。異常なまでの収集癖。怒号に満ちた戦慄のクライマックスはトラウマ。R・ウィリアムズの名演が印象深い twitter.com/i/web/status/1…
第97位 「ニュースの天才」 (スティーブン/ヘイデン・クリステンセン) 若き天才ジャーナリストの名を欲しいままにしてきた男が、記事の捏造を暴かれてゆく話。次々に証拠が出てくるも自らの非を認めず、嘘で嘘を塗り固めてゆくその愚かな姿がすさまじい。圧巻の虚言癖サイコパス
第98位 「キャラクター」 (両角/ Fukase) およそ実在感のない狂気の殺人鬼。これが映画初出演という Fukaseが、観客を容赦なく絶望へと叩き込んでくる。山中の車道に突如出現したかのような、登場シーンの不気味さが忘れられない。
第100位 「ショーシャンクの空に」 (サミュエル所長/ボブ・ガントン) 卑劣極まりない人間性を持つ刑務所長。おぞましいまでの利己主義に嫌悪感を抱かずにはいられない。この映画を超名作たらしめているのはある意味、彼の存在が大きいわけだが、リアルでは絶対に関わりたくない類の人間である。
「シンドラーのリスト」(1993年) ユダヤ人大虐殺。近代史上最も重いテーマに、スピルバーグが全身全霊で挑んだ不朽の名作。人間の邪悪さ、非道さ、醜さ、そして優しさ...その全てを抉り出す容赦のない演出。唯一カラーで描かれるラストシーンに震える。この現実は今もまだ我々の近くにある
「ファーザー」(2020年) 名優A・ホプキンスが83歳にして主演男優賞に輝いたスリラー。その凄まじい狂気と悲哀はまさに圧巻である。 認知症患者の主観で混迷を描く着想も凄まじく、家の中に見知らぬ人物が出現し、時間や空間の概念すら崩壊してゆくストーリーに震える。傑作だと思います