宮岡太郎@映画レビュー(@kyofu_movie)さんの人気ツイート(新しい順)

第1位 「縞模様のパジャマの少年」(2008年) ユダヤ人虐殺をテーマにした傑作にしてこの上なき絶望映画。あの衝撃は一生忘れない。戦慄、愕然、胸糞、鬱、悲しみ...あらゆる負の感情に呑み込まれる史上最悪のクライマックス。少年の純粋無垢な表情が頭から離れない。後味が悪すぎる究極の映画
第2位 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(2000年) 自らが失明しても、仕事を馘になっても、殺人犯の汚名を着せられても、息子のために耐え忍ぶ母親の姿...刹那の幸せなミュージカルシーンと絶句以外できないラストシーンが観た者の心に刻まれる。どこまでも辛く哀しく、言葉を失う空前絶後の超絶鬱映画。
第3位 「ミスト」(2008年) 信じられない残酷さ。 どうしたらこれほど後味の悪い結末を思いつくのかと震える伝説の超絶胸糞映画。人間のエゴの醜さに、事象としての悲惨さが完全融合。どんよりとした鬱展開の果てに待ち受ける、戦慄のラストシーン。心の奥底まで嫌な気分に襲われる絶望の名作
第4位 「レクイエムフォードリーム」(2000年) 覚醒剤に溺れ破滅してゆく4人の人間の姿...その極限の恐怖と後味の悪さを味わえる唯一無二の傑作スリラー。鬼才、D・アロノフスキーの凄まじい映像演出と、豪華俳優陣の壮絶な怪演が完全融合。薬物の恐ろしさを神業的な手法で表現した超絶鬱映画
第5位 「ジョニーは戦場へ行った」(1971年) 究極の反戦映画。 戦争での交戦中、爆発で両手両足、視力聴覚、鼻と口を失った若い兵隊ジョニー。それでも《生きている》感覚だけがある彼は、病室で何を思うのか...その壮絶な心情描写に心を引き裂かれる。戦争の愚かさを後世に伝え続ける絶望の大傑作
第6位 「火垂るの墓」(1988年) 4歳と14歳で、生きようと思った...太平洋戦争末期の国内の悲惨さを描いた壮絶な作品。様々なトラウマ描写に誰も生き残らないという完膚なきまでの絶望感。節子が徐々に栄養失調で弱ってゆく後半はもはや直視不可能。邦画史上最大の鬱映画であり、後世に残すべき傑作
第7位 「バイオレンスレイク」(2008年) ある程度耐性ができた上で観ても大ダメージを喰らう胸糞映画界隈の隠れ横綱。湖にバカンスに来たカップルが、騒いでいた不良少年たちを注意したことから地獄が始まる話。緊迫感の途切れない展開が凄く、スリラーとしてもかなり高品質だが間違いなく超絶鬱映画
第8位 「ファニーゲーム」(1997年) 突然皆殺しゲームを始められた家族の運命は...スリラーをエンタメとして消費している我々に最悪のカウンターを喰らわせる胸糞映画の代表格。突然のカメラ目線。衝撃の巻き戻し。役に立たない伏線。性格の悪いインテリおっさんの悪意が爆発したかのような歴史的問題作
第9位 「マーターズ」(2008年) フランス産の究極エグホラー映画。理解不能。意味不明。前半から気を病むが後半のノンストップ残酷シーンは観客全てにトラウマを植え付ける。どうしてこんな映画が存在しているのか...女優さんの精神は大丈夫だったのか...もはや虚無感しか残らない胸糞鬱映画の最終形態
第10位 「隣人は静かに笑う」(1998年) 映画史上類を見ない大どんでん返しに戦慄するスリラー。ぐいぐい引き込まれるスリリングなシナリオ、名優たちの圧倒的怪演、その果てに待ち受ける言葉を失う結末...もはや「セブン」をも凌ぐレベル。あまりの衝撃に米国では一時上映禁止になった超傑作恐怖映画
惜しくも圏外④ 「哀愁しんでれら」(2021年) あまりにおぞましい、一生脳裏に刻まれるラスト。日本犯罪史に類のない衝撃の凶行。これは家族という病。人間は誰もがサイコパス性を秘めているものであり、またサイコパスへ堕ちるものである。胸糞展開の極みと戦慄の結末がサスペンス史上に爪痕を残す怪作
惜しくも圏外③ 「アンチクライスト」(2009年) 夫婦でセックス中に乳児を転落死させてしまった妻が狂っていく話。その滅茶苦茶な狂乱ぶりはトラウマそのもので、終盤には女性●を切●するというマジでどうかしてるシーンが存在する。あまりの過激さゆえ世界各国で上映が禁止になってしまった超問題作
惜しくも圏外② 「岬の兄妹」(2019年) 光の当たらない社会の最底辺を生きる人間をグラグリと描いた一本。足が悪く仕事を解雇されて生活に困った兄は、知的障害者の妹に売春させて生計を立てようとする...兄妹とは何か。この世界のどこかで起きているリアルなしんどさに心抉られる衝撃作。
惜しくも圏外① 「チェイサー」(2008年) 圧倒的なサスペンス、暴力、猟奇性を凝縮した戦慄のスリラー。韓国映画が凄いのは“これをやると映画自体が崩壊するのでは?”と思える凶行を平気でやってのけること。とてつもない演出力と容赦ない展開に圧倒され続ける2時間。あまりにも凄惨でハードな傑作
第11位 「セブン」(1995年) ラストの衝撃が世界中の観客をどん底へと突き落としたサイコサスペンスの超傑作。全ての要素が最高品質。ホラーであり、アートであり、人間ドラマであり、最凶のどんでん返しスリラーである。忘れられないあの絶望感。未来永劫語り継がれるであろう猟奇サスペンスの金字塔
第12位 「凶悪」(2013年) 死刑囚と対面したルポライターが、まだ見ぬ凶悪犯の存在を知り取材を始めるが...えげつなさ過ぎる殺人描写と闇の深すぎる結末にハンマーで殴られたような衝撃を受ける絶望映画。ピエール瀧の狂犬のような凶暴性、リリー・フランキーの救いようのない極悪性は一生のトラウマ
第13位 「誰も知らない」(2004年) 育児放棄された子供たちの現実を描いた救いなき傑作。ドキュメンタリータッチの見せ方は残酷なほどのリアリティを生み出し、その現実でしかない展開に絶望する。ラストカットの余韻が言葉にできないほど凄まじい。彼らは今日もこの世界のどこかで生きている
第14位 「風が吹くとき」(1987年) 核爆弾の恐ろしさを描いた戦慄の一本。農場で平和な暮らしをしていた夫婦。ある時、離れた街で核爆発が起きる。放射能は知らないうちに2人を汚染し、身体に異変が起きてゆく...可愛らしいアニメの作画が、事のおぞましさと絶望をひたすら抉り出す唯一無二の鬱映画
第15位 「ソドムの市」(1976年) 4人の権力者が、拉致して来た若者たちを監禁し、変態的かつ残虐な拷問を行い続ける映画。エンタメ性も倫理性の欠片もなく、観賞自体が拷問と呼べるほどの胸糞。これは人間の欲望を描いた芸術か。はたまた興味本位なだけの駄作か。ちなみに監督は撮影後何者かに殺された
第16位 「屋敷女」(2007年) R-18指定確実、究極エグ映画の名に恥じないスプラッタースリラー。凶行に容赦皆無の敵キャラ、攻撃守備が入れ替わりまくる凄まじい展開、そして迎えたクライマックス、限界を超えた目を疑う凄惨な描写が...妊婦さんは絶対に観ては駄目、救いの欠片も無い伝説の恐怖映画
第17位 「アレックス」(2002年) 鬼才:ギャスパーノエ監督による超絶鬱映画。強姦された女性とその復讐に関するストーリーなのだが、異常としか言い様のないほどグラグラする映像、9分間に及ぶ拷問のようなレイプシーン、時系列の完全逆転した構成など、唯一無二の鬼畜作品。二度と観たくない鳥肌の一本
第18位 「女神の継承」(2022年) R-18指定、戦慄のタイ産ホラー。 前半はオーソドックスなPOVホラーと見せかけて、次第に恐怖の濃度を上げてゆき、一つ一つ観客の希望を剥いでゆく。そして終盤...気がつけば絶望しか存在しなくなっている地獄のような惨状に絶句。全く容赦がない本物のホラー映画
第19位 「鮮血の美学」(1972年) あまりにも辛く救いのない胸糞映画。女性をレイプし殺害した強姦魔が立ち寄った家は、なんとその女性の両親の家だった...この話を90分かけてジットリジットリと描写する。嫌悪感しか無い殺人シーン。正体に気づいた両親のエグすぎる復讐。並みの神経では到底作れぬ一本
第20位 「ミリオンダラー・ベイビー」(2004年) アカデミー作品賞を受賞した極限の人間ドラマ。ロッキーのような華々しい展開と、あまりの辛さに言葉を失うラスト30分......耐え難い運命。許されぬ罪。究極の愛とは何なのか。いつまでも心に残り続ける至極の傑作。
第22位 「葛城事件」 戦慄の通り魔殺人を起こした次男。その背後には、悪夢のような家族の呪縛があった。独善的すぎる父親、精神崩壊寸前の母親、失職を言い出せない長男...何の救いもない人間ドラマにも関わらず、画面から目が離せない。これは家族という地獄。負のエネルギーに包まれた傑作 twitter.com/i/web/status/1…