宮岡太郎@映画レビュー(@kyofu_movie)さんの人気ツイート(新しい順)

「冷たい熱帯魚」(2011年) R-18指定、園子温手加減なしのバイオレンススリラー。「近所にいそうなハイテンションおじさんだが完全に頭のおかしい殺人鬼」を体現したでんでんが最高すぎる。凶行に次ぐ凶行の凄まじさ。全ての倫理が崩壊するクライマックスに唖然。邦画史に刻まれし狂気の傑作。
「ゲット・アウト」(2017年) サスペンスに絶妙な形で人種問題を絡めたところ、アカデミー脚本賞を獲得してしまった奇跡の作品。前半に張り巡らされた無数の伏線が、怒涛の勢いで回収される後半はまさに圧巻。恐怖とユーモアのバランス感覚も天才的。全てが見事に噛み合ったスリラー映画の傑作
第1位 「スター・ウォーズ」 (1977年/ジョン・ウィリアムズ) 最初の一音だけでテンションが爆上がりする史上最高の映画音楽。夢と希望と感動をのせた神サントラ中の神サントラ。帝国のマーチをはじめとして他の曲も粒揃い。究極の映画音楽がここに
第4位 「砂の器」 (1974年/芥川也寸志) 日本映画史上に残る人間ドラマの最高傑作。原作者の松本清張にまで「凄い...」と言わせてしまったラスト40分はもはや伝説。過去と現代、そして壮大なオーケストラが完全融合。人生の過酷さ全てが詰まったそのクライマックスに、言葉を失いただ涙するしかない
第8位 「ダークナイト」 (2008年/ハンス・ジマー) 超絶密度のシナリオ、圧巻の見せ場、ジョーカーの歴史的狂演...その全てが観客の心を震わせる、善と悪という究極のテーマを描き出した最高傑作。ヒーロー不在のこの世界で、それでも力強く戦おうとする者の姿を表現した劇伴も最高。
第11位 「サスペリア」 (1977年/ゴブリン) 赤青緑の極彩色と美女、スプラッターな殺人シーンが融合した唯一無二の伝説的傑作。そして何より、とんでもないテンションのゴブリンの音楽が異常を極めていて最高すぎる。発売から50年近く経った今でも全く古くならない超絶映画音楽!
第24位 「ハロウィン」 (1978年/ジョン・カーペンター) スラッシャーホラーの原点的傑作。人間らしい感情を一切持たない殺人鬼:ブギーマン。その恐怖を、無駄を全て削ぎ落としたストーリーと演出で魅せる。音楽も監督本人が作曲したシンプル極まりないものだが、頭に残り続ける名テーマである
「黒い家」(1999年) 保険金殺人の恐ろしさを描いた国産サイコサスペンスの地獄映画。大竹しのぶの最恐演技は、どんな怪物や幽霊より包丁を持ったキチガイババアが一番恐ろしいことを証明した。二度に渡るクライマックスはまさに圧巻。その想像を絶する恐怖には戦慄するしかない
「ホステル」(2005年) アホな若者観光客がやって来たホテルは、なんと金持ちが宿泊者を監禁し、拷問を加えて楽しむためのスポットだった... イーライロスらしいゴア描写と恐怖。そのエグさはR-18の面目躍如。一気に逆襲展開になる後半のカタルシスも素晴らしい。エログロホラーの代表的快作
「悪魔のいけにえ」(1974年) この世のホラー映画の頂点に君臨する伝説の超傑作。唐突かつ不条理な展開、意味不明な登場人物、地獄のような絶叫、容赦のないチェーンソーの轟音...その理解し難い全ての要素が恐怖に結実してしまった奇跡の一本。狂気としか言い様のないラストカットは永久不滅
「レオン」(1994年) 殺し屋と少女の絆を描いた言わずと知れた名作。ジャン・レノの不器用で優しい殺し屋。ナタリー・ポートマンの神懸かり的な凛々しさ。ゲイリー・オールドマンの狂った悪役。完璧なキャストと鳥肌モノの演出で紡がれる名場面の応酬に心震える。映画史にその名を刻む傑作。
「わらの犬」(1971年) 都会から田舎に越してきた気弱な理系男(ダスティン・ホフマン)。だが彼は村人たちから徹底的ないじめに遭い、ある日とうとうブチ切れて皆殺しにし始める...人間誰もが持つ凶暴性を炙り出した傑作。監督のジメジメした暴力演出が不快ですさまじい
「炎628」(1985年) ドイツ軍がロシアの村人たちを虐殺してゆくさまを、少年の目線で描いた戦争映画の最高峰。その惨状は、もはや胸糞という次元すら通し越してただただ言葉を失う。発狂して廃人のようになる少年の表情...そして終盤のナチズムへの怒りを込めた映像の濁流は映画史に残る。圧巻の傑作
「ミッドサマー」(2019年) 陽が沈まない北欧の白夜...怪しい村に訪れた若者たちを極限の恐怖が襲う!147分に渡り展開する圧倒的にクレイジーな世界観、エロとゴア描写。突き抜けた物凄いインパクトで観客全員を唖然とさせるホラー映画の進化系。ラストシーンのシュールさに唖然
「殺人鬼から逃げる夜」(2020年) 韓国スリラーの新たなる傑作。殺人を目撃した耳の聞こえない女性が、自らの知力と走力をフル活用して殺人鬼から逃げ切ろうとする...あの手この手でハラハラさせ続けるストーリー展開が素晴らしく、終盤までの緊張感の持続は特筆モノ。綺麗に決まるクライマックスも素敵
「ヴァチカンのエクソシスト」(2023年) 試写にて観賞。生涯で数万回の悪魔祓いを行なった実在する伝説のエクソシスト:アモルト神父をラッセル・クロウが迫力たっぷりに演じるというこの時点でお得感しかないホラー。作り込まれた世界観、悪魔祓いシーンのガチバトル等しっかりしたA級作品。7/14公開!
「パフューム ある人殺しの物語」(2006年) まごうことなき変態映画。 究極の香りを求めて殺人者になってしまった香水師の物語なのだが、常人には到底思いつかない戦慄のラスト30分が凄すぎる。あの展開は完全に常軌を逸している。香りの魔力を具現化した映像表現も凄い。忘れじの傑作
「きさらぎ駅」(2022年) 邦画史に新星の如く現れた快作ホラー映画。有名な都市伝説をベースにした作品だが、何よりFPS《完全一人称視点》という斬新な撮影方法が駆使される前半...物凄い没入感で恐怖体験ができる。と思っていたら後半、いつの間にかコメディになる。82分しっかり楽しめるお勧めの一本
実家に置いてあった2004年のジャンプ見たらびっくりした。 ラインナップが地味に黄金期すぎる。 #ワンピース #ナルト #テニプリ #ブリーチ #デスノ #銀魂 #アイシールド21 #ネウロ #Dグレ #ボーボボ #いちご #ハンター #ジャガー
「死刑にいたる病」(2022年) 白石和彌監督がフルパワーを注ぎ込んだ国産猟奇サスペンス。阿部サダヲ演じる大量殺人鬼は、いかにも実在しそうなリアリティを醸し出していて目が離せない。全編に渡る面会シーンの物凄い演出、背筋の凍るマインドコントロールのメカニズム等、見どころに事欠かぬ傑作
「RUN/ラン」(2020年) 生まれつき身体が弱く、車椅子生活を送る少女が、母親の恐ろしい本性を感じ親元からの脱出を試みるスリラー。何かがおかしいという状況の中、まるでヒッチコックのようなタッチでジリジリと進行する前半が素晴らしい。想像を絶する毒親ぶりに戦慄する後半も見応え抜群。
「アングスト/不安」(1983年) 殺人鬼が衝動的に豪邸の家族を惨殺して逃げる。ただそれだけを描いた作品だが、この人が尋常ではなくパニクっているので、一体我々は何を見させられてるんだ...と呆気に取られる事態に。ただ成り行きだけを観てると映画が終わる怪作
「ノーカントリー」(2008年) 荒野を舞台にした、おかっぱ頭の最凶殺し屋との地獄の攻防... 延々とみなぎる生きるか死ぬかの緊張感が凄まじい傑作スリラー。ボンベ銃を携えて、まるで漫画のように情け容赦なくターゲットを殺害してゆくその無双っぷりには可笑しくも戦慄。伝説のアカデミー作品賞受賞作
巨大な市松人形が、ターゲットを呪い殺すのではなく、なぜか物理攻撃で襲ってくるホラー映画「恐怖人形」各映画配信サイトで視聴可能です。 この土日によかったら〜〜 filmarks.com/movies/84606
「ザ・メニュー」(2022年) 孤島のレストランにやってきた金持ちたちが、サイコなコック集団にとんでもないコース料理を提供されるスリラー。想像以上に恐怖度が高くて驚愕する。結局伏線が回収されきっていない惜しさはあるが、レイフ・ファインズの鬼気迫る怪演によって緊張感が見事に持続する快作