宮岡太郎@映画レビュー(@kyofu_movie)さんの人気ツイート(新しい順)

「NOPE/ノープ」(2022年) 突然謎の巨大飛行物体が牧場の上空に出現。それを見た人間は死ぬ...という筋書きながら、シュールな難解要素とアクションエンタメが共存するとてつもなく変な映画。殺人チンパンジーの恐怖を皮切りに、物凄い量のメタ表現と個性的な展開に圧倒される超絶新感覚スリラー
「告白」(2010年) 凄い映画である。冒頭のシーンだけで恐怖とビジュアルの凄さに完全に圧倒されるが、そのテンションが全く落ちぬままラストを迎えてしまう。交錯する人間達のエゴ。松たか子全身全霊の怪演。邦画史上にその名を刻む、中島哲也監督のフルパワーが詰め込まれた大傑作サスペンス。
「マリグナント 狂暴な悪夢」(2021年) ホラー映画史に現れた新たなる傑作。物語前半に感じる違和感が全て回収される後半に文字通り「!!!」となる。映画でこそ活きる着想が最高である。ホラーとアクションという両軸で大ヒット作を量産してきたジェームズ・ワン監督だからこそ生み出せた一本!
「アパートメント:143」(2011年) 現在YouTubeにて無料配信中のスペインホラー映画。怪奇現象が多発する家に超心理科学グループの3人組が乗り込むモキュメンタリー×エクソシストもの。このテの映画にしては珍しく、リーダーの博士がめちゃめちゃ有能&冷静で格好良い! youtube.com/watch?v=4_A1RC…
「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」(2023年) 岸辺露伴のテレビシリーズを観た時は相当に感動した。奇妙とリアリティの狭間を行き来するキャラクター、シナリオ、撮影、音楽...全ての要素が荒木飛呂彦作品を見事に実体化していたからだ。本作はそれらを正しくスケールアップ。映画館で観賞すべき良作である。
「X エックス」(2022年) ポルノ映画撮影で田舎の納屋にやってきた若者6人が、家主の欲求不満すぎるババアに惨殺されてゆく話。殺人鬼のキャラが斬新な以外は驚くほどまっとうなスプラッター映画だがこういうのもいい。前日譚となる映画「Pearl」が今年公開されるらしい。実に楽しみである
「ゴーン・ガール」(2014年) ネタバレ厳禁なストーリーテリング、センスに溢れたビジュアルと編集...まさにD・フィンチャーらしい完成されたサスペンススリラー。目まぐるしく立ち代わる登場人物と、二転三転する展開に引き込まれっぱなし。オープニングとラストカット、あまりにも秀逸すぎませんか
「最後まで行く」(2023年) 緊迫感を伴って突っ走り続けるノンストップサスペンスの良作。とにかく恐怖と笑いの表裏一体感が最高すぎる。緊張と緩和の塩梅が絶妙で何度も笑ってしまった。岡田准一そして綾野剛のキャラクター設定も素晴らしく、その演技と顔面力に引き込まれ続けるオススメの一本
「シャイニング」(1980年) ホラー映画の金字塔の一つ。 世界観、映像、演技、全てがおよそ人間に作りえない異次元の域に達しており、その魔力に背筋が凍る。そして狂気が頂点に達した時に現れる、原稿用紙の束。斧。殺人。血飛沫。巨大迷路...未体験のビジュアルと圧倒的な恐怖が味わえる至極の超傑作
「マッド・ハイジ」(2022年) チーズファシスト達にペーターとおじいさんを惨殺されたハイジが、女子刑務所から孤高の戦士へと成長して暴虐の限りを尽くす話。アルプスの少女ハイジ×チーズ×スプラッターアクションという意味不明にも程がある最狂の92分。7月14日日本公開!!!
小説レビュー 「十角館の殺人」(1987年) 日本ミステリ史上に燦然と輝き続ける超傑作。伝説の一行。映像化不可能のあの大トリックに“!!??”となった衝撃は一生忘れられない。7人の登場人物が容赦なく殺されてゆく展開もスリリングでぐいぐい引き込まれる。ミステリの入門にも最適なマスターピース
「シックス・センス」(1999年) 映画史に残る衝撃の結末...その触れ込みで一世を風靡した名作。幽霊が見えてしまう少年と、心に傷を負った精神科医、それぞれの苦悩が絡み合い、結末へ向かうプロットが見事。B・ウィリスの静かなる名演。衝撃から真の結末へと向かう人間ドラマ。心に残る傑作
「百円の恋」(2014年) 人生を変えるほどのエネルギーを持ったボクシング映画の大傑作。安藤サクラの鬼気迫る役作りの凄さ。ダメダメでも人は変われる。最後には誰もが主人公を応援してしまう。観賞後、見慣れた街の風景が少し違って見える...そんな計り知れないパワーと熱量に溢れた一本。
「時計仕掛けのオレンジ」(1971年) 狂気、狂気、狂気。ここまで狂気に満ちた映画があるだろうか。セックス、快楽、憎悪...人間と暴力という究極のテーマに踏み込んだ近未来の残酷なおとぎ話。ベートーヴェンが響き渡るラストシーンまで、全身の感覚が震え続ける唯一無二の超傑作!
「キャリー」(1976年) 原作者S・キングも絶賛した超傑作ホラー。バケツの血のシーンをはじめ、天才監督が一生に一回出せるかというレベルの驚異的な完成度の恐怖映画。S・スペイセクのビジュアルと演技はまさに奇跡。その哀しきドラマにも心震える。ラストシーンは衝撃すぎて劇場が揺れたという伝説も
「誕生日はもう来ない」(1982年) 殺人鬼が殺した人間を並べてバースデーパーティをするシーンがある映画。このアイディアが素晴らしい。その他はいたってオーソドックスなザッツ80'sスプラッターホラー
映画レビュー 「ターミネーター2」(1991年) エンタメ史上の比類なき金字塔。 最高の物語、敵ターミネーターの天才的造形、鬼レベルのアクション、そして胸を打つラスト...奇跡的な名シーンのみで構成された映画史上のマスターピース。死角一切ナシ。魂が震える興奮の連続。全人類に観てほしい超傑作
映画レビュー 「それでもボクはやってない」(2007年) 痴漢冤罪をテーマにした作品。地味な題材ながら、綿密な取材に基づいた圧倒的リアリティと無駄のない物語展開で観客を完璧に引き込ませる大傑作。小日向文世演じる裁判官の憎たらしさは未だに忘れられない。主人公への感情移入が止まない一本
映画レビュー 「輪廻」(2005年) ガチで怖い映画。山奥のホテルで大量殺人が起こる。35年後、同じ場所で映画が作られることとなったが...8mmフィルムを介して襲いかかる前世の記憶と戦慄の怪現象。優香の演技は本当に狂ってしまったのではと恐ろしくなる凄まじさ。観客の記憶にこびりつくJホラーの傑作
映画レビュー 「サマータイムマシンブルース」(2005年) おそらく世界一どうでもいいタイムスリップ話だが、これが滅茶滅茶面白いのである。クーラーのリモコンをいじった為にバタフライエフェクトが起こり過去未来が変わってしまうバカバカしさ。いまや驚異的な豪華キャストが織りなす傑作コメディ!
映画レビュー 「キサラギ」(2007年) いまや日本屈指の名脚本家となった古沢良太氏の傑作オリジナルサスペンスコメディ。あるアイドルの死の真相を探るべく集まった5人の男。次々と繰り出される笑いの中、限られたシチュエーションで撒いた伏線を完璧に回収してゆくシナリオが圧巻!
映画レビュー 「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004年) 今ではすっかりお馴染みとなった【コメディ調ゾンビ映画】の原点的快作。キャラクターの愛せるアホさと意外に巧妙なシナリオが実に良い。この監督の次作「ホット・ファズ」はその良さをパワーアップさせた超傑作コメディ映画!どちらもぜひ!
映画レビュー 「サウンド・オブ・ミュージック」(1965年) たぶん史上最高の映画の一つ。人間ドラマ、笑い、スリル、感動...映画に求められる全ての要素がこの作品にある。音楽の素晴らしさも桁外れで、歌いあげられる楽曲は全てが名曲。家族でアルプス山脈を越えてゆくラストシーンに感涙
スカッとする映画レビュー 「デス・プルーフ」(2007年) こんな映画どこにも無い! 中盤までのグダグダっぷりが嘘のような圧倒的クライマックスに興奮がブチ上がる超傑作。なんという大転換。なんというカタルシス。カーチェイス映画として、ガールズムービーとして最強なタランティーノ監督の伝説映画
後味が悪すぎる究極の映画30本、ご覧いただきありがとうございました🎬 独断のランキングで失礼しました🙇‍♂️ 少しでも絶望の傑作を知るきっかけになれば嬉しいです。 次の企画も立案中ですので、またぜひよろしくお願いします🎞️