第7位 「ソウ」(2004年) ソリッドシチュエーションスリラーというジャンルを確立した歴史的名作にして金字塔。ほぼ2人だけの登場人物、全く無駄のない完成されたシナリオ、スピーディな演出と映画史に残る大どんでん返しに痺れる。ラストの「Game over」の衝撃と快感!
第8位 「サイコ」(1960年) ヒッチコックの最高傑作であり、サイコサスペンスの原点にして金字塔。シャワー室での惨殺シーン、Aパーキンスの恐ろしい演技、音楽、タイトルバック、モーテル、底無し沼、いまなお衝撃のラスト...圧巻の映像演出が織りなす名シーンの数々に鳥肌が立つ。これぞ恐怖映画。
第9位 「ブレインデッド」(1992年) 映画史上最もハイテンションなレガシー級のゾンビ系ホラー。常軌を逸したグログロのイマジネーションと、センスがぶっ飛び過ぎてるギャグ、異常なまでのテンポ感が完全融合。こんな作品どこにも無い。爆笑必至、奇跡の超傑作。全てのホラー映画ファンに届いてほしい
第10位 「エイリアン」(1979年) 完成されたビジュアルと視覚効果をもって、異形の生物との身の凍る対決を描いたSFホラーの金字塔。着陸した惑星の圧倒的なリアリティ。中々全貌が見えない恐怖。観客の想像を絶するおぞましい繁殖方法...SFとしてホラーとして、後世に計り知れない影響を与えた超名画
第11位 「エクソシスト」(1971年) 悪魔と神父の対決を描いたオカルト映画の金字塔。おぞましい映像の数々は今観ても恐怖そのもの。少女と母親の親子愛と、神父の人生を描いたドラマとしても物凄い見応えである。圧倒的な重厚さと恐怖を融合させて、ホラー映画の価値を根底から引き上げた歴史的名作。
第12位 「サスペリア」(1977年) 赤青緑の極彩色と美女、スプラッターな殺人シーン、そして異常な音楽が融合した唯一無二の伝説的傑作。冒頭から異常なハイテンションに驚愕するが、そのまま99分突っ走る勢いは圧巻そのもの。D・アルジェントの鬼才振りを決定づけたホラー映画のクレイジーな金字塔。
第13位 「風が吹くとき」(1987年) 核爆発の身の凍る恐ろしさを描いた忘れじの名作。農場で平和な暮らしをしていた夫婦。ある時、離れた街で核爆発が起きる。放射能は知らないうちに2人を汚染し、死に近づいてゆく...可愛らしいアニメの作画が、事のおぞましさと絶望をひたすら抉り出す唯一無二の傑作
第14位 「キャリー」(1976年) 原作者S・キングも絶賛した超傑作ホラー。バケツの血のシーンをはじめ、天才監督が一生に一回出せるかというレベルの驚異的な完成度の作品。劇場が揺れた伝説のラストまで名場面づくし。シシー・スペイセクのビジュアルと演技はまさに奇跡。その哀しきドラマにも心震える
第15位 「スクリーム」(1996年) スプラッターホラーを徹底的にメタ化し、最高のエンタメホラー映画に再構築した超傑作。スピーディな展開、魅力的なキャラクター、犯人当てのスリル、ユーモア、殺人シーンが全部盛りながら破綻しない超絶ハイレベル脚本に震える。ホラー愛に溢れた逸品!
第16位 「オーディション」(2000年) 三池崇史監督がその才能を全発揮した伝説のサイコホラー。海外では「マジで日本のホラーやべぇ」と極めて高い評価を受けた作品である。【痛み】しか信じられないサイコ女の標的になった男の運命は...中盤以降の怒涛の恐怖。R-18指定も納得のエグさ。禁断の大傑作
第17位 「エスター」(2009年) 不穏な導入、背筋の凍る展開、驚愕のどんでん返し、怒涛の終盤...サイコスリラーのあらゆる魅力が完璧に詰め込まれた大傑作。特に後半のジェットコースター感、畳み掛ける見せ場の連続はまさに圧巻で、動悸が止まらなくなる。想像を絶するエスターの凶悪さに戦慄!
第18位 「激突!」(1971年) 中年男を襲う殺人アオリ運転の恐怖。弱冠24歳のスピルバーグの伝説的デビュー作。この監督が天才たる理由がよく分かる恐怖演出がバシバシ決まる!1人の人間と1台のタンクローリー、そして絶えず命を狙われるスリルだけを配置して極上のエンタメ・スリラーを成立させた超傑作
第19位 「ヘレディタリー/継承」(2018年) 史上最強レベルの怪奇現象映画。 メインキャラクターたちの恐怖に満ちた顔。全貌の見えない悪夢感を最大限増幅したストーリー。記憶に残り続ける痛々しい描写。その果てに待ち受ける異常な結末。驚異的なおぞましさと完成度に鳥肌が立つ、新世代ホラーの大傑作
第20位 「恐怖の報酬」(1952年) ★★★★★ 少しの揺れで爆発するニトロを、報酬目当てでトラックで彼方の村まで運搬することになった男たちが味わう恐怖。容赦のないスリリングなトラブルの連続。変貌してゆく人間模様。思わず目眩がするラスト。心臓に悪すぎるサスペンス・スリラーの歴史的金字塔。
第21位 「ミスト」(2008年) 信じられない残酷さ。 巷に溢れる「後味が悪い」と言われる映画の数々。その頂点級に君臨するのが本作である。人間の醜さ・恐ろしさに、事象としての悲惨さが完全融合。どんよりとした観賞感の果てに待ち受ける、戦慄の結末。心の底まで嫌な気分に襲われる、忘れじの一本。
第22位 「遊星からの物体X」(1982年) 可愛い犬だなぁ...ん?...ぎゃああああ! これぞSFホラーの伝説的傑作。 南極という狂気の舞台設定、誰が「物体」になっているか分からないサスペンス、そして想像を絶するグロさに衝撃を受けるクリーチャーの数々。生涯記憶に残り続ける最強のエイリアン映画。
第23位 「隣人は静かに笑う」(1998年) 映画史上最強レベルの大どんでん返しが起きるサスペンススリラーの超傑作。その凄さは「セブン」「ソウ」をも凌駕するレベル。隣人がテロリストなのではと疑心暗鬼になってゆくシナリオも迫真で、観客をぐいぐい引き込んでゆく。全ての衝撃の結末映画好きに届け!
第24位 「オーメン」(1976年) 悪魔、宗教、憑き物、そして凝りに凝った殺人描写...オカルトホラーのあらゆる要素が噛み合った、元祖にして金字塔的な名作。シッターの首吊り、神父の串刺し、ガラスによる首チョンパ。トラウマレベルの驚愕シーンの連続。ダミアンの笑顔は一生忘れられない。
第25位 「チャイルド・プレイ」(1988年) 殺人鬼の魂が宿った人形に襲われるー。 素晴らしい着想をしっかり形にし、当時の子供たちにトラウマを植え付けた傑作ホラー映画。最高に気持ち悪いチャッキーのデザイン、入ってない電池、恐ろしい豹変、終盤のゾンビの如きしぶとさなど名シーンの応酬!
第26位 「レクイエムフォードリーム」(2000年) 覚醒剤に溺れ破滅してゆく人間たちの姿...その極限の恐怖と後味の悪さを味わえる唯一無二のスリラー映画。鬼才、D・アロノフスキーのすさまじい映像演出と、豪華俳優陣の壮絶な怪演が完全融合。薬物の恐ろしさを神業的な手法で表現した超傑作
第27位 「ハロウィン」(1978年) スラッシャーホラーの原点的傑作。人間らしい感情を一切持たない殺人鬼:ブギーマン。その恐怖を、無駄を全て削ぎ落としたストーリーと演出で魅せる。ホラー映画は、強靭な設定と凄い音楽、絶叫できる女優がいれば立派に成立する。そのことを示した名画。
第28位 「ファニーゲーム」(1997年) 映画史上最も胸糞悪い映画の一つであり、ハリウッド的サスペンスに最強のカウンターを喰らわせる戦慄のスリラー。背筋の凍る長回し。衝撃の巻き戻し。役に立たないナイフの伏線。一体何でこんな映画を作ろうと思ったのか?どこまでも異常な歴史的問題作。
第29位 「女神の継承」(2022年) R-18指定、戦慄のタイ産ホラー。 前半はゆったりめの展開で、よくある悪魔祓い系映画かと思うのだが、中盤からどんどん追い込んでゆき気がつけば恐怖と絶望しか存在しなくなっている作りが凄すぎる。ああ、怖かった。間違いなく映画史に刻まれる本物のホラー映画。
第30位 「ゾンビ」(1978年) 原点にして金字塔。もはやレガシーの如き傑作ホラー。死者たちが群れで蠢く衝撃、描き込まれた人間ドラマ、スプラッター、社会性、ゴブリンの狂気の音楽。どの角度から観ても凄まじく、忘れられぬ映画体験になる。ショッピングモールでゾンビと戦うワクワク感は一生の思い出
第31位 「ウィッカーマン」(1973年) 映画史にその名を刻む怪作。行方不明者を追って孤島にやってきた警官が目にしたのは、島の人々の異常な生態だった...意味不明なミュージカル、卑猥発言を連発する子供、常識が通じない恐ろしさと戦慄のラスト。狂気の世界観に震えるスーパーカルト映画。