第80位 「アバウト・タイム」(2014年) タイムリープとラブコメディを融合させた最高にハートフルな一本。人生を肯定してくれるかのようなテーマが素晴らしい。ラストシーンを観終えた後、見ている景色が少し変わっている。そんなとてつもない力を持った大傑作。たとえ嵐でも結婚式は最高!
第81位 「鬼畜」(1978年) 愛人に3人の隠し子を産ませておきながら、正妻に隠していた男が、ある日愛人が子育てを放棄したことから修羅場になってゆく話。緒形拳の人間の情けなさ、可笑しさを全て背負ったかのような芝居はまさに圧巻。人間性の極限を見させられるクライマックスの展開に戦慄!
第82位 「パルプ・フィクション」(1994年) 映画史の流れを変えたタランティーノの最高傑作。無駄話ばかりなのに、こんなに面白いのは何故だろう。活き活きとしたキャラクター、人を食った構成、オシャレな演出。いつ観ても新しい発見がある天才的名作。型破りながらピタリと着地するラストシーンも素敵
第83位 「古畑任三郎/今、甦る死」(2006年) TVドラマスペシャルながら、驚愕の大どんでん返しに鳥肌が立つ超傑作回なので掲載。魅力的にストーリーを展開しつつ、あらゆる伏線を完璧に回収する三谷幸喜脚本の真髄がここに。狡猾な真犯人と古畑との終盤の攻防はシリーズ屈指。そのラストに鳥肌が立つ
第84位 「シンドラーのリスト」(1993年) ユダヤ人大虐殺。近代史上最も重いテーマに、スピルバーグが全身全霊で挑んだ不朽の名作。人間の邪悪さ、非道さ、醜さ、そして優しさ...その全てを抉り出す容赦のない演出。唯一カラーで描かれるラストシーンに震える。この現実は今もまだ我々の近くにある
第85位 「真実の行方」(1995年) エドワード・ノートンという怪物俳優を映画ファンが認知した傑作サスペンス。教会の大司教が殺害され、逮捕された純朴そうな青年が抱える秘密。卓越したプロットと芝居で見せる後半はまさに圧巻で、これぞ法定劇という面白さを味わえる。衝撃のラストに鳥肌!
第86位 「シン・ゴジラ」(2016年) 映像、特撮、役者...全てが尋常でない力の入れ方で、日本中の映画ファンの想像をぶち抜いた怪獣映画の超傑作。キャラの立ちまくった登場人物、311を彷彿とさせる驚愕のシナリオ、テロップ、あくまでも日本人的なゴジラ撃退作戦!ラストカットの余韻含め、圧巻の一本。
第88位 「鳥」(1963年) 全貌が掴みきれないヒッチコックの恐怖映画。パニックものなのか?サスペンスなのか?ホラーなのか?突然鳥が襲撃してくる意味不明さ。ジャングルジムに止まった大量のカラス。独特の気持ち悪さに呑まれる怪作。居心地の悪すぎるラストシーンに唖然
第89位 「イニシエーション・ラブ」(2015年) 日本が誇るハイパー大どんでん返し映画。 ありがちな切ないラブストーリーと見せかけて、ラスト15分のどんでんで見事サスペンススリラーに変貌する傑作。原作を読むと実写不可能としか思えない仕掛けを、驚愕の発想で切り抜けた製作陣に拍手!
第90位 「スタンド・バイ・ミー」(1984年) もう戻らない子供時代、かけがえのない親友のことを思い出す超名作。ラストシーンに流れ出す「Stand By Me」に自然と涙が溢れてくる。
第91位 「ダイ・ハード」(1988年) ★★★★★ アクション映画に求められる面白さが全部入りした奇跡の傑作。ボヤきながらも頑張るタンクトップの主人公、憎たらしくも演技派な悪役、無駄なく巧みに展開する物凄いシナリオ。終盤の盛り上がりは出色で興奮必須。伏線を完璧に回収するラストシーンも最高!
第92位 「危険な遊び」(1993年) M・カルキンVSイライジャ・ウッド。 当時最強だった2人の子役対決が実現した、サイコサスペンスの隠れた傑作。サイコパスのカルキン君が徐々に本性を現し、イタズラが殺人へと発展してゆく恐ろしさには背筋が凍る。壮絶すぎる断崖絶壁のラストシーンは必見!
第93位 「ゼロ・グラビティ」(2013年) 宇宙の恐怖を、圧巻の映像表現で描ききったSFスリラーの大傑作。極限の長回しで表現される事故の緊迫感、油断すると永久に宇宙空間に飛ばされるおぞましさ、それでも生存しようとするS・ブロックの力強い演技...全てが圧倒的。“重力”に帰結するラストカットも秀逸
第95位 「ドント・ルック・アップ」(2021年) 半年後に隕石で地球が滅亡することが判明!天文学者が必死に警告するも、人々は芸能人の不倫ニュースやSNSに夢中で誰も気にしない...という話。凄い着想をセンス抜群のブラックユーモアで描いた傑作。人を喰ったかのようなラストはその極め付け。素晴らしい
第96位 「猿の惑星」(1968年) 本来、映画史上のベストテンに入るほどの衝撃のラストシーンが待ち受ける名作。そこまでのストーリーの持ってき方、世界観、音楽などそれぞれの要素も素晴らしい。なので一言だけ言わせてほしい。 パッケージでネタバレするのはやめて!
第98位 「愚行録」(2017年) 豪華キャストによる国産サスペンス。 あのバスの中のラストシーンは、一見なんと言うことのないラストだが、まるで人間の業を見せつけられているかのようで鳥肌が立つ。名作
第100位 「ゴッドファーザー」 全てが重厚、全てが名シーンともいえる本作。そんな超傑作を締めるのに納得のラストシーンに痺れる。ちなみにPART2とPART3のラストも言葉を失うほど素晴らしいです。
究極のホラー映画100本、ご一読いただきありがとうございました🎬 完全に独断のランキングで失礼しました🙇‍♂️ 少しでも怖い映画を知るきっかけになれば嬉しいです😊 明日から新たな企画を始めます💡
第1位 「悪魔のいけにえ」(1974年) この世のホラー映画の頂点に君臨する究極のマスターピース。唐突かつ不条理な展開、意味不明な登場人物、地獄のような絶叫、容赦のないチェーンソーの轟音...その全ての要素が恐怖に結実してしまった奇跡の名作。恐ろしくも美しいラストカットは永久不滅。
第2位 「シャイニング」(1980年) ホラー映画の金字塔。 世界観、映像、芝居、全てがおよそ人間に作りえない異次元の域に達しており、その魔力に背筋が凍る。そして狂気が頂点に達した時に現れる、原稿用紙の束。斧。殺人。血飛沫。巨大迷路...未体験のビジュアルと圧倒的な恐怖が味わえる至極の超傑作
第3位 「羊たちの沈黙」(1991年) 完璧なまでに完成されたサイコサスペンスの金字塔。ジョディー・フォスターVSアンソニー・ホプキンス...映画史に残る超絶演技対決には息を飲むしかない。絶妙に先が読めない絶妙なシナリオ、凝りに凝った世界観...アカデミー賞主要部門を制覇した最高の恐怖映画
第4位 「セブン」(1995年) D・フィンチャー渾身の超傑作。これほど「映画を、観た...」と虚脱できる作品があるだろうか。全ての要素が最高品質。ホラーであり、アートであり、人間ドラマであり、最凶のどんでん返しスリラーである。忘れられぬラストの絶望感。猟奇サスペンスの金字塔。
第5位 「ミザリー」(1990年) この世の全てのサスペンス&ホラー好きに教えたい最高の恐怖映画。熱狂的ファンのおばさんに監禁された小説家の運命は...密室2人のガチンコ対決。秀逸すぎるサイコおばさんのキャラクター造形。戦慄のハンマーアタック!最高にコワ面白いスリラーの金字塔。
第6位 「CUBE」(1997年) 不条理スリラーの原点にして金字塔。 立方体(キューブ)で構成された、殺人トラップだらけの迷宮から脱出しようとする7人。謎が狂気を呼び、やがて起こる人間同士の殺し合い。戦慄のグロ描写。凄まじいパワーで観客を未体験の恐怖に引きずり込む、永久不滅の超傑作。
監督したホラー映画「恐怖人形」各映画配信サイトで視聴可能です。 よかったら〜〜 filmarks.com/movies/84606