第5位 「ダークナイト」(2008年) 観賞後、あまりの圧巻さにしばらく席を立てなかった。スリラー、アクション、人間ドラマ...超一流のそれぞれの要素が最高純度で混ざり合い、未知の興奮と感動を生む。ジョーカーの歴史的狂演。完璧なラストカット。善と悪という究極のテーマを描き出した最高傑作
第6位 「砂の器」(1974年) 社会派ミステリーの名作に日本映画史上最強の脚本家・橋本忍が天才的脚色を施し、極上のヒューマンサスペンスに昇華させた超傑作。松本清張本人にまで「凄い...」と言わせてしまったラスト40分は全てがクライマックス。あまりの凄さに言葉を失い、ただ涙するのみ。
第7位 「悪魔のいけにえ」(1974年) この世のホラー映画の頂点に君臨する伝説の一本。唐突かつ不条理な展開、意味不明な登場人物、地獄のような絶叫、容赦のないチェーンソーの轟音...その不可解な全ての要素が恐怖に結実してしまった奇跡の超傑作。狂気としか言い様のないラストカットは永久不滅
第8位 「ソウ」(2004年) ソリッドシチュエーションスリラーというジャンルを確立した歴史的名作にして金字塔。ほぼ2人だけの登場人物、全く無駄のない完成されたシナリオ、そして想像を遥かに超える衝撃のラストシーン。映画史に残る大どんでん返しは全映画ファン必見!
第9位 「ニュー・シネマ・パラダイス」(1989年) 映画文化を軸に、人生と愛というものを描き出した永久不変の傑作。エンニオ・モリコーネによる劇伴は言葉にならない素晴らしさ。愛に満ちたフィルムの中で織りなされるラストシーンに号泣。
第10位 「デス・プルーフ」(2007年) 中盤まではひたすら無駄話。グダグダなガールズトークにダウナーなテンションで迎えたラスト20分 う、あ、あ、あ、あ...... それまでの焦らしが嘘のような圧倒的クライマックスが最高すぎて興奮がブチ上がる。なんという大転換。タランティーノ監督の伝説的傑作!
第11位 「縞模様のパジャマの少年」(2008年) ユダヤ人のホロコーストを描いた映画にして、これ以上無いほど衝撃的なラストに至る作品である。観賞中、頭をもたげる「まさか」という思い。湧き上がる恐怖。そして観客全員を戦慄させるクライマックス。戦争の愚かさに、震えが止まらなかった。
第12位 「シックス・センス」(1999年) 映画史上に残る衝撃の結末...その触れ込みで一世を風靡した名作。幽霊が見えてしまう少年と、心に傷を負った精神科医、それぞれの苦悩が絡み合い、結末へ向かうプロットが見事。B・ウィリスの静かなる名演。衝撃から真の結末へと向かう人間ドラマ。味わい深き傑作
第13位 「ユージュアル・サスペクツ」(1995年) ラスト5分の大どんでん返しでサスペンス映画史に爪痕を残した名作。監督B・シンガーのテンポ良い演出と、ケヴィン・スペイシーの見事な語り口が完全融合。少しずつ謎が繋がり、全てが解けた矢先、信じられない展開が...カイザー・ソゼ、恐るべし。
第14位 「サウンド・オブ・ミュージック」(1965年) 史上最高の映画の一つ。人間ドラマ、笑い、スリル、感動...映画に求められる全ての要素がこの作品にあると言っても過言ではない。音楽の素晴らしさも桁外れで、歌いあげられる十数曲は全てが名曲。生きるためにアルプス山脈を越えてゆくラストに感涙
第15位 「グラン・トリノ」(2008年) 孤独な老人と、東洋人青年との交流を描いたヒューマンドラマ。よくありがちな頑固オヤジの物語なのに、こんなにカッコよく、面白く、そして心震えるのはなぜだろう。主演・演出両面でイーストウッドの魅力全開の大傑作。衝撃のラスト...その生き様に涙!
第16位 「セブン」(1995年) D・フィンチャー渾身の超傑作。これほど「映画を、観た...」と虚脱できる作品があるだろうか。全ての要素が最高品質。ホラーであり、アートであり、人間ドラマであり、最凶のどんでん返しスリラーである。忘れられぬラストシーンの絶望感。これぞ猟奇サスペンスの金字塔。
第18位 「母なる証明」(2009年) ポン・ジュノ監督の超一流サスペンス映画。知的障害者の息子の無実を晴らそうとする母親の運命は...中盤以降の怒涛の展開は圧巻の一言。主演2人の極限の芝居とドラマに魂が震える。観客に解釈を突きつけてくるラストシーンの余韻が、言葉にできぬほど美しく凄まじい。
第19位 「インセプション」(2010年) 他人の夢に、侵入する。 C・ノーランという天才監督は、この設定を軸にスペクタクルなアクションと、エンタメ性に溢れたミステリと、迫真の人間ドラマを両立させた。予測不能な展開と想像を超えたイマジネーションに圧倒される大傑作。ラストカットの余韻に震える!
第21位 「ブラック・スワン」(2011年) プレッシャーから精神崩壊してゆくバレリーナの恐怖を描いた超一流サスペンススリラー。洗練された映像、物凄い演技、ストーリーが一体となって観客を追い詰めてゆく。特にクライマックスの踊りと音楽による畳み掛けは圧巻。その凄まじい余韻に席を立てなくなる。
第23位 「時計仕掛けのオレンジ」(1971年) 狂気、狂気、狂気。ここまで狂気に満ちた映画があるだろうか。セックス、快楽、憎悪...人間と暴力という究極のテーマに踏み込んだ近未来の残酷なおとぎ話。ベートーヴェンの第九が響き渡るラストシーンまで、全身の感覚が震える超絶傑作!
第25位 「バタフライ・エフェクト」(2004年) 日記帳でタイムリープできる自身の能力を知った男が、愛する人の現況を変えようと過去へ戻って苦闘するサスペンスドラマ。テンポ良いスリリングな展開に引き込まれ、アッという間にクライマックスへ。哀しくも切ないラストシーンに鳥肌&感涙
第27位 「殺人の追憶」(2003年) ポン・ジュノ監督の名が世界に轟いた骨太な傑作サスペンス。次々と起こる残虐な殺人事件に、運命を狂わされてゆく刑事2人組を描く。観客の予想を裏切り続ける衝撃の展開。ラストカットに辿り着いた時の虚脱感はすさまじく、まさに極上の映画体験をさせられたと唸るのみ
第28位 「ファイト・クラブ」(1999年) D・フィンチャー監督が描く物質主義社会への壮絶なアンチテーゼ。人生で本当に大切なものは何なのか。ブラピ×ノートンの最強タッグで観客の魂に火をつける大傑作。センスの塊のような映像と巧みなストーリーは勿論、ビル群が崩壊するラストシーンも最高。
第29位 「ターミネーター2」(1991年) エンタメ史上の比類なき金字塔。 最高の物語、敵ターミネーターの天才的造形、鬼レベルのアクション、そして胸を打つ感動のラスト...奇跡的な名シーンのみで構成された映画史上のマスターピース。死角一切ナシ。魂が震える興奮の連続。全人類に観てほしい超傑作
等身大の日本人形がチェーンソーで襲ってくるホラー映画「恐怖人形」各映画配信サイトで視聴可能です。 よかったら〜〜 filmarks.com/movies/84606
第30位 「ミスト」(2008年) 信じられない残酷さ。 巷に溢れる「後味が悪い」と言われる映画の数々。その頂点級に君臨するのが本作である。人間の醜さに、事象としての悲惨さが完全融合。どんよりとした観賞感の果てに待ち受ける、戦慄のラストシーン。心の底まで嫌な気分に襲われる、忘れじの一本。
第31位 「パフューム ある人殺しの物語」(2006年) まごうことなき変態映画。 究極の香りを求めて殺人者になってしまった香水師の物語なのだが、常人には到底思いつかない戦慄のラスト30分が凄すぎる。あの展開は完全に常軌を逸している。香りの魔力を具現化した映像表現も凄い。忘れじの傑作
第35位 「127時間」(2010年) 岩場に挟まれた登山中の男...絶望に包まれた脱出を目指す壮絶な127時間。ほぼ一人で全編を見せ切るJ・フランコの芝居と、その心情をあらゆる手で演出するD・ボイルの手腕に震える。ラストシーンの持つパワーは圧倒的。観賞後に見える世界が少し変わってしまう程の大傑作!
第40位 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985年) これぞ完全無欠のエンターテイメント映画。面白すぎるタイムスリップストーリー、最高のキャラクター、伏線が完璧に回収されてゆく気持ちよさ、笑い、スリル、感動...映画の魅力の全てがここに。未来へと希望を込めたラストカットも最高!