「ラストナイト・イン・ソーホー」(2021年) 現代の冴えない女の子が60年代ロンドンにタイムスリップし、歌手を目指す女の子とシンクロしながら事件に巻き込まれるスリラー。二者間を縦横無尽に横断するE・ライトの華麗な映像演出は天才的!意外性溢れる展開とキャラクターも魅力的な良作
「トレマーズ」(1990年) これぞB級映画の大傑作! 巨大モグラ的怪物に襲われた村の住人が、命をかけた戦いに挑む。怖いけどとにかくコミカル。愉快で楽しいキャラクター達と盛り上がる地底版ジョーズ。華麗に裏切られる死亡フラグも最高だし、めちゃめちゃ面白い。みんな観て!
「ファニーゲーム」(1997年) 映画史上最も胸糞悪い映画の一つであり、ハリウッド的エンタメ系サスペンスに最強のカウンターを喰らわせる戦慄のスリラー。背筋の凍る長回し。衝撃の巻き戻し。役に立たないナイフの伏線。一体何でこんな映画を作ろうと思ったのか?どこまでも異常な歴史的問題作。
【映画トリビア】 三池崇史監督のホラー映画「オーディション」はあまりにも怖すぎたため、ロッテルダム国際映画祭の上映では記録的な人数の途中退出者を出し、終了後一人の女性客が三池監督に「悪魔!」と詰め寄る一幕まであった。
「残穢 -住んではいけない部屋- 」(2016年) 軽い気持ちで観てはいけない本物の恐怖映画。あるマンションの怪奇現象を追う小説家。次第に呪いはその「土地」に由来していたことが分かり...過去を遡るに連れてどんどん背筋が寒くなってゆく物語展開が恐ろしい。呪いの存在を確かに感じる傑作ホラー
第1位 「RRR」 今年はトップガンという大傑作がありながらそれすら凌駕してしまった超絶スーパー娯楽大作。友情、努力、バトル、ダンス、勝利...激熱の映像&ストーリーに心燃える最高最強の3時間。後半はあまりのスペクタクルに脳の処理速度が追いつかなくなる究極の体験ができる。本年のベスト映画!
第2位 「トップガン マーヴェリック」(2022年) 非の打ち所がない最高の娯楽大作。大迫力かつ分かりやすい戦闘シーン、ぐいぐいと引き込ませるストーリー、親と子の二世代を巻き込んだドラマ... あらゆる面で秀逸すぎる完璧な続編がここに。還暦トム様の大活躍にワクワクが止まらない!
第3位 「女神の継承」(2022年) R-18指定、戦慄のタイ産ホラー。 前半はゆったりめの展開で、よくある悪魔祓い系映画かと思うのだが、中盤からどんどん追い込まれてゆき気がつけば恐怖と絶望しか存在しなくなっている作りが凄すぎる。ああ、怖かった。間違いなく映画史に刻まれる本物のホラー映画。
女優・萩原みのりさん渾身の超絶演技が観れるスリラー映画「成れの果て」各映画配信サイトで視聴可能です。 81分のコンパクトな作品です。 年末年始に、是非 filmarks.com/movies/96791
第4位 「THE FIRST SLAM DUNK」 漫画史に残る伝説のエピソードの映像化で、アニメの持つ表現をフル活用して原作すらも超えてしまった超傑作。あのラスト1分、想像を絶する迫力と熱量に釘付けになり、気がついたら泣いていた。26年間、全国の少年たちが願い続けてきた興奮が実現した最高の一本!
第5位 「MONDAYS」 職場でタイムループが起きていることに気づいた社員たちが、部長にその事実を知らせてループ脱出を試みるが、部長は毎日惰性で生きているので全然気づいてもらえない話。タイムループ×お仕事もの×エンタメを絶妙な脚本演出で成立させた傑作。働くことに前向きになれる絶品コメディ!
「I Won't Let You Down」(ok go/2014年) 人類史上最高のMVの一つ。 ハイクオリティなワンカットMVかと思いきや後半、信じられないことが起こる。 完全に想像を越えている。
第6位 「流浪の月」 元誘拐犯と、その被害女児..世の中と《繋がれない》男女2人の行く末を描いた壮絶な人間ドラマ。広瀬すず、松坂桃李の哀しみに満ちた芝居は圧巻で、物語に凄まじい重厚さを与える。行間を読ませる物語展開が、観客に多様な解釈を突きつけてくる。「悪人」「怒り」に続く李監督の傑作
第7位 「きさらぎ駅」 邦画史に新星の如く現れた傑作ホラー映画。有名な都市伝説をベースにした作品だが、何よりFPS《完全一人称視点》という斬新な撮影方法が駆使される前半...物凄い没入感で恐怖体験ができる。と思っていたら後半、いつの間にかコメディになる。82分しっかり楽しめるお勧めの一本
第8位 「神は見返りを求める」 ムロツヨシが底辺YouTuberの岸井ゆきのを無償でサポートするが、売れた途端にゴミのように扱われ、狂気のストーカーへと変貌してゆく話。恋愛映画と見せかけてほぼほぼサイコスリラー。人間と復讐鬼の狭間で揺れるムロツヨシの芝居は圧巻。毒々しさが全編に詰まった傑作
第9位 「哭悲/THE SADNESS」 突如、人を残酷に殺したくなるウイルスが蔓延。凶悪すぎる怪物と化した群衆と、生き残った人間との絶望的すぎる戦いが始まる...終始、尋常ではなくエネルギッシュな残虐描写とアクションに圧倒される100分。倫理的には限りなくアウトだが凄い作品なのは確か
第10位 「死刑にいたる病」 白石和彌監督がフルパワーを注ぎ込んだ国産猟奇サスペンス。阿部サダヲ演じる大量殺人鬼は、いかにも実在しそうなリアリティを醸し出していて目が離せない。全編に渡る面会シーンの物凄い演出、背筋の凍るマインドコントロールのメカニズム等、見どころに事欠かぬ傑作
「RUN/ラン」(2020年) 生まれつき身体が弱く、車椅子生活を送る少女が、母親の恐ろしい本性を感じ親元からの脱出を試みるスリラー。何かがおかしいという状況の中、まるでヒッチコックのようなタッチでジリジリと進行する前半が素晴らしい。想像を絶する毒親ぶりに戦慄する後半も見応え抜群。
「X エックス」(2022年) ポルノ映画撮影で田舎の納屋にやってきた若者たち6人が、家主の欲求不満すぎるババアに惨殺されてゆく話。驚くほどまっとうなスプラッターホラーだがこういうのもいい。そして劇場上映ではエンドロール後に流れる予告が本当のクライマックスという斬新さ。早く前日譚が見たい!
等身大の日本人形がチェーンソーで襲ってくるホラー(?)映画「恐怖人形」各映画配信サイトで視聴可能です。 よかったら〜〜 filmarks.com/movies/84606
究極のラストシーン100本、ご一読いただきありがとうございました🎬 独断のランキングで失礼しました🙇‍♂️ 特に1位と2位はギリギリまで悩みました。 少しでも素晴らしい映画を知るきっかけになれば嬉しいです😊 新たな企画も準備中ですので、今後ともよろしくお願いします💡
第1位 「ショーシャンクの空に」(1994年) 希望を持つことの大切さを描いた、映画史に刻まれしヒューマンドラマの金字塔。なんという苦難。なんというカタルシス。シナリオ、キャスト、演出の全てが神がかり的で、ラストシーンの無上の美しさに涙腺が崩壊する。あらゆる感動が詰まった最高傑作
第2位 「セッション」(2014年) 人間ドラマ、スポ根、サイコスリラー、どの観点から見ても比類のない超傑作。鬼教師と教え子の超修羅場展開の果てに待ち受ける、クライマックス15分の音撃シーンは言葉にならない凄まじさ。怒り、エゴ、歓喜...全ての感情が押し寄せるラストカットはもはや異次元。最高。
第3位 「タイタニック」(1997年) 圧巻のスケール、ロマンス、想像を絶するパニック描写...天才Jキャメロンの演出力が極まった超傑作。アカデミー賞歴代最多受賞は伊達じゃない。大ヒットし過ぎて冷静に評価し辛いが、映画の凄さが全入りした最高の作品。これしかないという完璧なラストシーンに号泣
第4位 「ロッキー」(1976年) ボクシング映画の原点にして金字塔。一念発起した平凡なボクサーの成長譚に心震える。アメリカンドリームを体現したかのような、熱すぎるラストマッチの無上の感動は映画史上屈指!その幕切れの素晴らしさに、当時の映画館では次々と拍手が起きたという伝説も。