【映画トリビア】 1971年「ベニスに死す」で絶世の美少年として一世を風靡した男は、その約50年後の2019年「ミッドサマー」で崖から飛び降りた。
第10位 「エイリアン」(1979年) 完成されたビジュアルと視覚効果をもって、異形の生物との身の凍る対決を描いたSFホラーの金字塔。着陸した惑星の圧倒的なリアリティ。中々全貌が見えない恐怖。観客の想像を絶するおぞましい繁殖方法...SFとしてホラーとして、後世に計り知れない影響を与えた超名画
「ザ・フライ」(1986年) 研究所でのミスにより、ハエと同化してしまった男の悲劇を描いたクローネンバーグ監督の代表作。初見時の衝撃はとても書き尽くせない。想像を絶する凄まじいグロさ。極限のドラマに心揺さぶられるラスト。天才監督がその想像力を極限まで働かせた、SFホラーの大傑作!
「シックス・センス」(1999年) 映画史に残る衝撃の結末...その触れ込みで一世を風靡した名作。幽霊が見えてしまう少年と、心に傷を負った精神科医、それぞれの苦悩が絡み合い、結末へ向かうプロットが見事。B・ウィリスの静かなる名演。衝撃から真の結末へと向かう人間ドラマ。心に残る傑作
【拡散希望】 下記作品の原作者を探しています。 「危険な贈り物」(週刊ストーリーランド) 2000年に放送され、衝撃のサイコサスペンスとして苦情が殺到した本作。映像化を検討しているのですが、日テレサイドでは確認不可能とのことで、原作者を探しております。もし目に留まりましたら連絡下さい🙇‍♂️
第84位 「シンドラーのリスト」(1993年) ユダヤ人大虐殺。近代史上最も重いテーマに、スピルバーグが全身全霊で挑んだ不朽の名作。人間の邪悪さ、非道さ、醜さ、そして優しさ...その全てを抉り出す容赦のない演出。唯一カラーで描かれるラストシーンに震える。この現実は今もまだ我々の近くにある
「リバー、流れないでよ」(2023年) 2分をひたすら繰り返す羽目になった旅館の人々のタイムループコメディ。何より登場人物が全員、2分を繰り返していることを自覚している設定が面白すぎて笑いの渦に包まれる。たったの2分でこれだけの展開が作れるとは。ドラマあり恋愛ありSFありの充実した86分!
第48位 「ぼくのエリ 200歳の少女」(2008年) 酷いイジメを受けている少年が仲良くなった女の子は、吸血鬼だった...雪の降りしきる北欧の情景のなか、観客に想像を委ねながら、静かに進行する恐怖映画。寒々とした世界で描かれる2人の恋は鳥肌が立つほど切ない。美しき終盤の殺人シーンが心に焼きつく
第27位 「殺人の追憶」(2003年) ポン・ジュノ監督の名が世界に轟いた骨太な傑作サスペンス。次々と起こる残虐な殺人事件に、運命を狂わされてゆく刑事2人組を描く。観客の予想を裏切り続ける衝撃の展開。ラストカットに辿り着いた時の虚脱感はすさまじく、まさに極上の映画体験をさせられたと唸るのみ
第27位 「時計仕掛けのオレンジ」 (アレックス/マルコム・マクダウェル) ここまで狂気に満ちた映画があるだろうか。暴力と快楽にのみ生き甲斐を覚えるという、主人公にあるまじきキャラクター造形といったらない。人間と暴力という究極のテーマに踏み込んだ残酷なおとぎ話。全身の感覚を震わせる超傑作
第76位 「ミッドサマー」(2019年) 陽が沈まない北欧の白夜...怪しい村に訪れた若者たちを極限の恐怖が襲う!147分に渡り展開する圧倒的にクレイジーな世界観、エロとゴア描写。突き抜けた物凄いインパクトで観客全員を唖然とさせるホラー映画の進化系。ラストシーンのシュールさに唖然
「サマータイムマシンブルース」(2005年) おそらく世界一どうでもいいタイムスリップ物語だが、これが滅茶滅茶面白いのである。部室のクーラーのリモコンをいじった為にバタフライエフェクトが起こり、過去未来が変わってしまうバカバカしさ。暑い夏とドタバタ青春。ヨーロッパ企画の傑作コメディ!
「ザ・メニュー」(2022年) 孤島のレストランにやってきた金持ちたちが、サイコなコック集団にとんでもないコース料理を提供されるスリラー。想像以上に恐怖度が高くて驚愕する。結局伏線が回収されきっていない惜しさはあるが、レイフ・ファインズの鬼気迫る怪演によって緊張感が見事に持続する快作
第73位 「輪廻」(2005年) この映画は本当にガチで怖い。山奥のホテルで大量殺人が起こる。35年後、その場所で映画が作られることとなったが...8mmフィルムを介して襲いかかる前世の記憶と怪現象の数々。優香の演技は本当に狂ってしまったのではと恐ろしくなる凄まじさ。観客を圧倒するJホラーの傑作。
「LAMB/ラム」(2021年) 淡々と生活していた羊飼い夫婦が、ある日羊から生まれた【禁断の存在】をとりあげ、我が子のように育て始めたことから日常が崩壊してゆく...話? アイスランドの荒涼な自然を背景に、生物というものへの畏敬が伝わってくる哲学的な世界観に浸れる。どこまでも奇妙で難解な怪作
「ヒメアノ〜ル」(2016年) 国産殺人鬼スリラーの傑作。前半はコメディを装って、中盤から急転直下のサイコサスペンスになるという構造の異常さ。森田剛演じる殺人鬼の、サイコパスでありながら隣に住んでいそうなリアリティ。とにかく気味の悪い、吉田恵輔監督の才能が光る一本
第77位 「シャイニング」 (ジャック/ジャック・ニコルソン) このキャラクターは霊(?)に乗っ取られているだけでサイコパスというわけではないのだが...あまりに圧倒的な映画史に残る怪演なのでランクイン。本当に狂っている。そうとしか思えない顔芸と見せ場のオンパレードは映画ファン必見。怖すぎる
第28位 「ファイト・クラブ」(1999年) D・フィンチャー監督が描く物質主義社会への壮絶なアンチテーゼ。人生で本当に大切なものは何なのか。ブラピ×ノートンの最強タッグで観客の魂に火をつける大傑作。センスの塊のような映像と巧みなストーリーは勿論、ビル群が崩壊するラストシーンも最高。
「ザ・スイッチ」(2020年) 凶悪殺人鬼とダメダメ女子高生の魂が入れ替わるスリラー。とにかくこのシチュエーションで考えられる爆笑ネタをやり尽くした快作!内股で少女走りするV・ヴォーンの芝居がまず面白すぎて腹筋が崩壊するし、笑うしかないほど過剰な殺人描写、家族愛が組み込まれた物語もgood!
「真実の行方」(1995年) エドワード・ノートンという怪物俳優を映画ファンが認知させられた傑作サスペンス。教会の大司教が殺害され、逮捕された純朴そうな青年が抱える秘密。卓越したプロットと芝居で見せる後半はまさに圧巻で、これぞ法定劇という面白さを味わえる。衝撃のラストに鳥肌!
「女優霊」(1995年) 中田監督によるJホラーの先駆け的作品。映画の撮影スタジオに出没する女幽霊の正体は...とにかくその出没シチュエーションひとつひとつがあり得ないレベルで怖い。作品全体を取り巻くじめったい雰囲気が、じわじわと観客の心を蝕んでゆく。感覚的に身の毛がよだつ傑作
第12位 「エスター」 (イザベル・ファーマン) この娘、どこか変だ。 救いの里子と思わせて、次第に本性を現してゆくエスター。その想像を絶する凶悪さには戦慄するのみ。誰もが愕然とする彼女の正体とは...背筋の凍る展開、衝撃の事実、怒涛の終盤。サイコスリラーのあらゆる魅力が詰め込まれた大傑作
「死刑にいたる病」(2022年) 白石和彌監督がフルパワーを注ぎ込んだ国産猟奇サスペンス。阿部サダヲ演じる大量殺人鬼は、いかにも実在しそうなリアリティを醸し出していて目が離せない。全編に渡る面会シーンの物凄い演出、背筋の凍るマインドコントロールのメカニズム等、見どころに事欠かぬ傑作
「ハッピー・デス・デイ」(2017年) 時をかけるビッチに明日は来るのか!? 誕生日に殺された主人公が目を覚ますと朝に戻り、何度も殺されて誕生日を繰り返す設定が秀逸すぎる傑作。テンポ良い展開と犯人当てのサスペンス、そして成長してゆく主人公のドラマが観客の心を掴む、最高のコメディスリラー!
第15位 「スクリーム」(1996年) スプラッターホラーを徹底的にメタ化し、最高のエンタメホラー映画に再構築した超傑作。スピーディな展開、魅力的なキャラクター、犯人当てのスリル、ユーモア、殺人シーンが全部盛りながら破綻しない超絶ハイレベル脚本に震える。ホラー愛に溢れた逸品!