第42位 「es」(2001年) スタンフォード監獄実験をベースにした史上最凶レベルのサイコサスペンス。囚人役と看守役に分かれ、2週間収容される被験者。人格が変貌し、徐々に最悪の事態へと向かってゆくシナリオに震えが止まらなくなる。人間はどこまで凶悪になれるのか...戦慄のテーマを描ききった大傑作
「アングスト/不安」(1983年) 殺人鬼が衝動的に豪邸の家族を惨殺して逃げる。ただそれだけを描いた作品だが、この人が尋常ではなくパニクっているので、一体我々は何を見させられてるんだ...と呆気に取られる事態に。ただ成り行きだけを観てると映画が終わる怪作
第23位 「時計仕掛けのオレンジ」(1971年) 狂気、狂気、狂気。ここまで狂気に満ちた映画があるだろうか。セックス、快楽、憎悪...人間と暴力という究極のテーマに踏み込んだ近未来の残酷なおとぎ話。ベートーヴェンの第九が響き渡るラストシーンまで、全身の感覚が震える超絶傑作!
「ユージュアル・サスペクツ」 センスありすぎ #好きな映画ポスターを晒す
「手紙は覚えている」(2015年) 知る人ぞ知る傑作サスペンス映画。余命短い老人が、アウシュビッツで家族を殺された友人に頼まれ、当時のナチス兵を探し始める。極めてスリリングな作品であり、そのテーマの凄味と完成されたシナリオに絶句。名優C・プラマーの鬼気迫る芝居にも引き込まれる凄い映画です
「クローバーフィールド」(2008年) まさかのPOV×怪獣映画!想像を超える大胆な手法で当時の観客の度肝を抜いた一本。逃げ惑うカメラは我々とシンクロし、壮絶な恐怖へ。自由の女神の首が飛んできた時の衝撃は忘れられない。全編がジェットコースター、パニックホラーの新たな可能性を示した傑作
「エスター」(2009年) 基本的に全シーン怖いけど このシーンが一番怖い
「ドント・ルック・アップ」(2021年) 半年後に隕石で地球が滅亡することが判明!天文学者が必死に警告するも、人々は芸能人の不倫ニュースやSNSに夢中で誰も気にしない...という話。凄い着想をセンス抜群のブラックユーモアで描いてゆく。人を喰ったかのようなラストはその極め付け。最高に面白い傑作
第17位 「アレックス」(2002年) 鬼才:ギャスパーノエ監督による超絶鬱映画。強姦された女性とその復讐に関するストーリーなのだが、異常としか言い様のないほどグラグラする映像、9分間に及ぶ拷問のようなレイプシーン、時系列の完全逆転した構成など、唯一無二の鬼畜作品。二度と観たくない鳥肌の一本
【映画トリビア】 日本映画史に残る男性サイコパスといえば「冷たい熱帯魚」のでんでんと「CURE」の萩原聖人が代表格だが、「CURE」ででんでんは萩原聖人に操られて人を殺している
第82位 「パルプ・フィクション」(1994年) 映画史の流れを変えたタランティーノの最高傑作。無駄話ばかりなのに、こんなに面白いのは何故だろう。活き活きとしたキャラクター、人を食った構成、オシャレな演出。いつ観ても新しい発見がある天才的名作。型破りながらピタリと着地するラストシーンも素敵
「CURE」(1997年) 黒沢清の名が世界に轟いたサイコスリラー。作品全体を全貌の掴めない闇が支配しており、簡単に人が人を殺してゆく異常さに背筋が凍る。等身大の人間である役所広司と、虚無そのものを体現した萩原聖人との絶望的な対決...観客のアイデンティティをも揺るがす不朽の名作恐怖映画。
第100位 「ショーシャンクの空に」 (サミュエル所長/ボブ・ガントン) 卑劣極まりない人間性を持つ刑務所長。おぞましいまでの利己主義に嫌悪感を抱かずにはいられない。この映画を超名作たらしめているのはある意味、彼の存在が大きいわけだが、リアルでは絶対に関わりたくない類の人間である。
第96位 「猿の惑星」(1968年) 本来、映画史上のベストテンに入るほどの衝撃のラストシーンが待ち受ける名作。そこまでのストーリーの持ってき方、世界観、音楽などそれぞれの要素も素晴らしい。なので一言だけ言わせてほしい。 パッケージでネタバレするのはやめて!
#観たら絶対に忘れない映画のカット 「セブン」ミルズ刑事の極限の葛藤
第3位 「タイタニック」(1997年) 圧巻のスケール、ロマンス、想像を絶するパニック描写...天才Jキャメロンの演出力が極まった超傑作。アカデミー賞歴代最多受賞は伊達じゃない。大ヒットし過ぎて冷静に評価し辛いが、映画の凄さが全入りした最高の作品。これしかないという完璧なラストシーンに号泣
「子宮に沈める」(2013年) 母親がマンションの一室に幼い子供2人を置き去りにし、ガムテープで扉を塞いだ状態で餓死させた実際の事件をベースにした映画。胸糞などという言葉では到底表現しきれない、育児放棄という名の殺人を描いた超衝撃作。助けを求め続ける女児の声が今も頭から離れない
第6位 「流浪の月」 元誘拐犯と、その被害女児..世の中と《繋がれない》男女2人の行く末を描いた壮絶な人間ドラマ。広瀬すず、松坂桃李の哀しみに満ちた芝居は圧巻で、物語に凄まじい重厚さを与える。行間を読ませる物語展開が、観客に多様な解釈を突きつけてくる。「悪人」「怒り」に続く李監督の傑作
第7位 「悪魔のいけにえ」(1974年) この世のホラー映画の頂点に君臨する伝説の一本。唐突かつ不条理な展開、意味不明な登場人物、地獄のような絶叫、容赦のないチェーンソーの轟音...その不可解な全ての要素が恐怖に結実してしまった奇跡の超傑作。狂気としか言い様のないラストカットは永久不滅
第58位 「CURE」(1997年) 黒沢清の名を世界に轟かせたサイコスリラーの傑作。作品全体を全貌の掴めない闇が支配しており、簡単に人が人を殺してゆく異常さに背筋が凍る。等身大の人間である役所広司と、虚無そのものを体現した萩原聖人との絶望的な対決...観客のアイデンティティをも揺るがす恐怖映画
「フルメタル・ジャケット」(1987年) 鬼才・キューブリック監督による変な戦争映画。地獄の特訓が続く前半、戦場に赴く後半のテンションがまるで違う。というより、ハートマン軍曹とデブの存在感が凄すぎてバランスが滅茶苦茶である。ラストのミッキーマウスマーチまで、イビツさを極めた怪作。
第70位 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(2000年) どこまでも哀しく、言葉を失う映画。 自らが失明しても、仕事を馘になっても、殺人犯の汚名を着せられても、息子のために耐え忍ぶ母親の運命は...刹那の幸せなミュージカルシーンと絶句するラストシーンが観た者の心に刻まれる。あまりにも辛すぎる傑作
第8位 「サイコ」(1960年) ヒッチコックの最高傑作であり、サイコサスペンスの原点にして金字塔。シャワー室での惨殺シーン、Aパーキンスの恐ろしい演技、音楽、タイトルバック、モーテル、底無し沼、いまなお衝撃のラスト...圧巻の映像演出が織りなす名シーンの数々に鳥肌が立つ。これぞ恐怖映画。
第4位 「レクイエムフォードリーム」(2000年) 覚醒剤に溺れ破滅してゆく4人の人間の姿...その極限の恐怖と後味の悪さを味わえる唯一無二の傑作スリラー。鬼才、D・アロノフスキーの凄まじい映像演出と、豪華俳優陣の壮絶な怪演が完全融合。薬物の恐ろしさを神業的な手法で表現した超絶鬱映画
「時計仕掛けのオレンジ」(1971年) 狂気、狂気、狂気。ここまで狂気に満ちた映画があるだろうか。セックス、快楽、憎悪...人間と暴力という究極のテーマに踏み込んだ近未来の残酷なおとぎ話。ベートーヴェンが響き渡るラストシーンまで、全身の感覚が震え続ける唯一無二の超傑作!