宮岡太郎@映画レビュー(@kyofu_movie)さんの人気ツイート(いいね順)

第92位 「危険な遊び」(1993年) M・カルキンVSイライジャ・ウッド。 当時最強だった2人の子役対決が実現した、サイコサスペンスの隠れた傑作。サイコパスのカルキン君が徐々に本性を現し、イタズラが殺人へと発展してゆく恐ろしさには背筋が凍る。壮絶すぎる断崖絶壁のラストシーンは必見!
【映画トリビア】 1971年「ベニスに死す」で絶世の美少年として一世を風靡した男は、その約50年後の2019年「ミッドサマー」で崖から飛び降り、ハンマーで頭を潰された。
【映画トリビア】 三池崇史監督のホラー映画「オーディション」はあまりにも怖すぎたため、ロッテルダム国際映画祭の上映では記録的な人数の途中退出者を出し、終了後一人の女性客が三池監督に「悪魔!」と詰め寄る一幕まであった。
「キャリー」(1976年) 原作者S・キングも絶賛した超傑作ホラー。バケツの血のシーンをはじめ、天才監督が一生に一回出せるかというレベルの驚異的な完成度の恐怖映画。S・スペイセクのビジュアルと演技はまさに奇跡。その哀しきドラマにも心震える。ラストシーンは衝撃すぎて劇場が揺れたという伝説も
第86位 「古畑任三郎/赤か、青か」 (林功夫/木村拓哉) 映画ではないけれどあまりによく出来たエピソードなので掲載。古畑のエピソード屈指の伝説の神回。爆弾爆発のリミットが迫る緊迫感、二転三転する高度なシナリオ、そしてキムタクの超自己中サイコパス演技に鳥肌が立つ極上の45分!
第95位 「ドント・ルック・アップ」(2021年) 半年後に隕石で地球が滅亡することが判明!天文学者が必死に警告するも、人々は芸能人の不倫ニュースやSNSに夢中で誰も気にしない...という話。凄い着想をセンス抜群のブラックユーモアで描いた傑作。人を喰ったかのようなラストはその極め付け。素晴らしい
第6位 「CUBE」(1997年) 不条理スリラーの原点にして金字塔。 立方体(キューブ)で構成された、殺人トラップだらけの迷宮から脱出しようとする7人。謎が狂気を呼び、やがて起こる人間同士の殺し合い。戦慄のグロ描写。凄まじいパワーで観客を未体験の恐怖に引きずり込む、永久不滅の超傑作。
映画レビュー 「ウィッカーマン」(1973年) 映画史に名を刻む怪作。行方不明者を追って孤島に来た警官が目にしたのは、島の人々の異常な生態だった...意味不明ミュージカル、卑猥発言を連発する子供、常識が通じない地獄。狂気の世界観に震える超絶カルト映画。美しくも残酷なラストシーンはトラウマ級
第12位 「凶悪」(2013年) 死刑囚と対面したルポライターが、まだ見ぬ凶悪犯の存在を知り取材を始めるが...えげつなさ過ぎる殺人描写と闇の深すぎる結末にハンマーで殴られたような衝撃を受ける絶望映画。ピエール瀧の狂犬のような凶暴性、リリー・フランキーの救いようのない極悪性は一生のトラウマ
映画レビュー 「イニシエーション・ラブ」(2015年) 日本が誇るハイパー大どんでん返し映画。 ありがちな切ないラブストーリーと見せかけて、ラスト15分のどんでんで見事サスペンススリラーに変貌する傑作。原作を読むと実写不可能としか思えない仕掛けを、驚愕の発想で切り抜けた製作陣に拍手!
「悪の教典」(2012年) 大量殺人×エンタメを奇跡のバランスで成立させた、貴志祐介の傑作サイコパス小説の映画化。前半は三池監督のホラー演出の冴えに圧倒され、後半はあまりに異常な死体量に胃もたれを起こす。瞳孔が開ききった伊藤英明の怪演...この映画が東宝300館規模で公開されたのは奇跡である。
第19位 「ヘレディタリー/継承」(2018年) 史上最強レベルの怪奇現象映画。 メインキャラクターたちの恐怖に満ちた顔。全貌の見えない悪夢感を最大限増幅したストーリー。記憶に残り続ける痛々しい描写。その果てに待ち受ける異常な結末。驚異的なおぞましさと完成度に鳥肌が立つ、新世代ホラーの大傑作
第7位 「悪の教典」 (蓮実聖司/伊藤英明) 端正なルックスで人気の高校教師は、他者への共感能力が無い殺人鬼だった...瞳孔が開いた伊藤英明の戦慄の怪演。「木の葉を隠すなら森の中」論理で、自分のクラスの生徒皆殺しを実行に移す思考回路はサイコパスの極み。戦闘能力も高い最強レベルのモンスター
第5位 「ノーカントリー」 (シガー/ハビエル・バルデム) 荒野を舞台にした、おかっぱ頭の最凶サイコパス殺し屋との地獄の攻防...延々とみなぎる生きるか死ぬかの緊張感が凄まじい傑作スリラー。ボンベ銃を携えて、まるで漫画のように情け容赦なくターゲットを殺害してゆく無双っぷりには可笑しくも戦慄
第13位 「CURE」 (萩原聖人) 黒沢清監督の名が世界に轟いたサイコスリラーの傑作。虚無そのものを体現した萩原聖人の恐ろしさ。「あんただれ?」の言葉に導かれて簡単に人が人を殺してゆく異様さに背筋が凍る。作品全体を支配する全貌の掴めない闇...観客のアイデンティティをも揺るがす不朽の恐怖映画
「X エックス」(2022年) ポルノ映画撮影で田舎の納屋にやってきた若者たち6人が、家主の欲求不満すぎるババアに惨殺されてゆく話。驚くほどまっとうなスプラッターホラーだがこういうのもいい。そして劇場上映ではエンドロール後に流れる予告が本当のクライマックスという斬新さ。早く前日譚が見たい!
「アス」(2019年) 一家4人が自分たちと瓜二つな集団に襲撃されるサスペンスホラー。そっくりの家族が、手を繋いで庭先にジッと立っているビジュアルの恐怖が凄い!連続するアクションシーンや驚愕の大オチなどもなかなか良い感じだが、同じ監督の作品だと作品の緻密さは「ゲット・アウト」の方が上かも
惜しくも圏外③ 「アンチクライスト」(2009年) 夫婦でセックス中に乳児を転落死させてしまった妻が狂っていく話。その滅茶苦茶な狂乱ぶりはトラウマそのもので、終盤には女性●を切●するというマジでどうかしてるシーンが存在する。あまりの過激さゆえ世界各国で上映が禁止になってしまった超問題作
映画レビュー 「MONDAYS」(2022年) 職場でタイムループが起きていることに気づいた社員たちが、部長にその事実を知らせてループ脱出を試みるが、部長は毎日惰性で生きているので全然気づいてもらえない話。タイムループ×お仕事ものを絶妙な脚本演出で成立させた傑作。前向きになれる絶品コメディ!
第28位 「ファニーゲーム」(1997年) 映画史上最も胸糞悪い映画の一つであり、ハリウッド的サスペンスに最強のカウンターを喰らわせる戦慄のスリラー。背筋の凍る長回し。衝撃の巻き戻し。役に立たないナイフの伏線。一体何でこんな映画を作ろうと思ったのか?どこまでも異常な歴史的問題作。
「ホステル」(2005年) アホな若者観光客がやって来たホテルは、なんと金持ちが宿泊者を監禁し、拷問を加えて楽しむためのスポットだった... イーライロスらしいゴア描写と恐怖!そのエグさはR-18の面目躍如。一気に逆襲展開になる後半のカタルシスも素晴らしい。エログロホラーの代表的快作
「グリーン・インフェルノ」(2013年) 森林伐採反対運動だ!と熱帯雨林にやってきた若者たちが、謎の食人族に襲撃されまくる話。自分たちが守ろうとしていた秘境が想像以上にとんでもない所で、恐怖へと変わる皮肉が面白い。安定のイーライ・ロス作品だけあって中々グロいのも良い
第11位 「エクソシスト」(1971年) 悪魔と神父の対決を描いたオカルト映画の金字塔。おぞましい映像の数々は今観ても恐怖そのもの。少女と母親の親子愛と、神父の人生を描いたドラマとしても物凄い見応えである。圧倒的な重厚さと恐怖を融合させて、ホラー映画の価値を根底から引き上げた歴史的名作。
第25位 「バタフライ・エフェクト」(2004年) 日記帳でタイムリープできる自身の能力を知った男が、愛する人の現況を変えようと過去へ戻って苦闘するサスペンスドラマ。テンポ良いスリリングな展開に引き込まれ、アッという間にクライマックスへ。哀しくも切ないラストシーンに鳥肌&感涙
映画レビュー 「X エックス」(2022年) ポルノ映画撮影で田舎の納屋にやってきた若者6人が、家主の欲求不満すぎるババアに惨殺されてゆく話。驚くほどまっとうなスプラッター映画だがこういうのもいい。そして劇場上映ではエンドロール後の予告が本当のクライマックスという斬新さ。早く前日譚が見たい